Neil Simon Theatre(地図
上演時間:Part1:3時間30分(途中休憩2回あり)
Part2:4時間00分(途中休憩2回あり)

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|基本情報

Neil Simon Theatre 250 W 52nd St, New York, NY 10019(地図
プレビュー公演 2018年02月23日
オープニング公演 2018年03月25日
年齢制限 5歳以上 ※子供料金設定なし

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|みどころ

7時間以上に及ぶ異例の上演時間を二部構成で

二部構成となっている本作品は、第一部が3時間30分(途中休憩2回)、第二部が4時間(途中休憩2回)となっており、夜の11時過ぎまで一つの芝居を観劇するという経験は滅多にできるものではありません!
また、長時間の公演にも関わらず、それを一切感じさせない演者の演技力の高さにも注目です!

あの有名映画俳優がゲイ役に

アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールドが今回HIV患者のゲイ役を熱演しています!
アンドリューの新境地ともいえる渾身の演技は期待が更に高まります。

第72回トニー賞(2018年)で計11部門でノミネート

ブロードウェイの頂点を決めるトニー賞(2018年)にて、本作品が合計11部門でノミネートしました。ミュージカル作品賞に加え、ミュージカル主演男優賞(プライアー役のAndrew Garfield)、ミュージカル助演女優賞にはダブルノミネート(ハンナ役のSusan Brown, ハーパー役のDenise Gough)がノミネートしています。

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|ストーリーあらすじ

1980年代、レーガン大統領時代のアメリカ。
エイズは同性愛者だけがかかる癌であると思わされていた時代です。
政治、経済、宗教、人権、法律、医療・・・アメリカは様々な闇を抱えていました。

分岐点に立つ二組の同性愛者カップルがいました。
控訴裁判所の文書係として働くユダヤ人ルイスと、エイズを発症した同棲相手の青年プライアー(アンドリュー・ガーフィールド)。ルイスはプライアーの病状悪化に怯え、自責しつつも彼から逃げ出してしまいます。

片や、控訴裁判所の書記官でモルモン教徒のジョーと、情緒不安定で薬物依存の妻ハーパー(デニース・ゴフ)。ジョーは、自分を不正の片棒担ぎとしてワシントンに栄転させようとする強引な有力弁護士ロイ・コーンと、ワシントン行きを嫌がり幻想に逃げ込む妻との板挟みに悩むうち、格下の同僚ルイスの苦しみに触れ、自分の同性愛傾向を発見します。

息子ジョーから同性愛者であると告白された母ハンナ(スーザン・ブラウン)は急遽上京、ひょんなことからプライアーと知り合い、彼の面倒をみるようになります。そのプライアーの前に突然天使が現れ、彼には使命があると告げる一方、隠れた同性愛者であるロイもまた主治医からエイズを宣告されます。激痛に苦しむ彼の目の前に現れたのは、かつて彼自身が不当裁判で死刑に追いやった死者だったのです…

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|動画紹介

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|座席表

ニールサイモン劇場の座席表

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|豆知識

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)

エンジェルス・イン・アメリカは劇作家であるトニー・クシュナー(Tony Kushner)の戯曲であり、1980年代のニューヨークを舞台に、エイズに侵された同性愛者たちと、その周りの人間模様を描いています。「国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア」という副題も持つ本作品は、エイズ・同性愛・政治・宗教・人種差別など1980年代アメリカの社会問題をリアリズムとファンタジーが交錯する中で描いた傑作です。

1991年にサンフランシスコのエウリカ・シアター(Eureka Theatre)で初演が行われ、2003年にはメリル・ストリープなどが出演し、米国でテレビシリーズ化された後、リバイバル作品として2017年の春にロンドンのナショナル・シアター(National Theatre)で公演が行われ、2018年2月からブロードウェイにて期間限定の公演として上演開始となりました。

豪華キャストによる本格派の演技

アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、ミュージカル「プロデューサーズ」や「ローマで起こった奇妙な出来事」でトニー賞のミュージカル主演男優賞受賞を受賞している実力派のネイサン・レインなど、豪華すぎるキャストたちが勢揃いとなっています。

プライアー役のガーフィールドは、繊細で透明感のある演技が素晴らしく、心の気持ちを表すかのような手の動きが印象的です。エイズにより確実に衰えていく身体をひきずりながら、愛らしさとやるせなさのみならず、時には大いに笑わせたりと、熱演ぶりが光ります。ロイ役演じるネイサンは力強く、権力を武器に欲しいものを手に入れてきた男特有の、傲慢なキャラクターを見事に演じています。ちなみに、この役は実在したニューヨークの検察官・弁護士の生涯を元にしたキャラクターで、検察官時代には赤狩りの中心人物として知られ、弁護士時代には、ドナルド・トランプも顧客に持っていたそうです。

リアルさを追求した天使の演出

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)に登場する天使
演出を手掛けたマリアン・エリオット(Marianne Elliott)は、舞台全体を暗くして、シーンごとに舞台の隅に家具などの小道具を設置して部分的にスポットライトを当てるなど、同じ舞台上で全く異なる空間を作り上げています。また、演技に大げさな動作はつけず、役者の会話力で見せていく演出となっているため、各シーンが暗闇に浮かぶような見せ方は、セリフから登上人物の心理や感情が浮き彫りになるようで、言葉の重みがストレートに伝わってくるように感じます。また、劇中に登場する天使は注目すべき演出の1つですが、髪を逆立たせた堕天使のような容貌で、複数の天使の影に支えられるような形で現れます。2011年に公演された「戦火の馬(War Horse)」では、エリオットが手がけた馬(パペット)のリアルすぎる動きが話題となりましたが、今作品でも彼女の凝りに凝った演出がこの天使を通して見る事ができます。

エンジェルス・イン・アメリカは2部構成に分けて上演される

「エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)」は1つの物語が約7時間30分と長編のため、Part. 1とPart. 2の二部構成になっています。2つの部を両方観劇することで物語が完結します。チケットは、①単品購入 と ②2部セット の2種類があります。

1部(Part1またはPart2)のみ観劇する場合

↓ 画像をクリックして拡大できます。
エンジェルス・イン・アメリカ公演スケジュール ※赤枠内がPart.1(第1部)
※赤枠内がPart1(第1部)
水曜日の午後1時Part.1(第1部)または
 午後7時Part.2(第2部)の部のいずれか

日曜日の午後2時Part.1(第1部)または
 午後2時Part.2(第2部)の部のいずれか

2部(Part1.2)を観劇する場合

↓ 画像をクリックして拡大できます。
エンジェルス・イン・アメリカ公演スケジュール ※赤枠内がPart1.2(第1.2部)がペアとなった上演時間
※赤枠内がPart1.2(第1.2部)がペアとなった上演時間
同日に観劇する場合
・通し上演日の水・土曜日に、昼と夜の同日に2部続けて観劇する。

別日に観劇する場合
木・金曜日の夕方から2部を観劇する

エンジェルス・イン・アメリカ|上演スケジュール

Part.1(第1部)

1:00PM
7:00PM
公演なし
1:00PM
2:00PM

※日曜日はPart.1とPart.2が交互に公演されます。

Part.2(第2部)

7:00PM
公演なし
7:00PM
7:00PM
2:00PM

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|制作スタッフ

制作スタッフ

音楽・歌詞 Adrian Sutton
台本 Tony Kushner
監督 Marianne Elliott
舞台デザイン Ian Macneil
衣装デザイン Nicky Gillibrand
照明デザイン Paul Constable
音響デザイン Ian Dickinson

エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)の感想|口コミ情報