Lyceum Theatre地図
上演時間:2時間30分(途中休憩1回)

ビー・モア・チル(Be More Chill)|基本情報

劇場:Lyceum Theatre 149 W 45th St, New York, NY 10036(地図
プレビュー公演 2019年2月13日
オープニング公演 2019年3月10日

ビー・モア・チル(Be More Chill)|みどころ

ニューヨークタイムズ紙が「アメリカで最も人気のある新作ミュージカルの1つ」と評した新作

元々オフ・ブロードウェイ作品として2018年7月から公演していた「ビー・モア・チル(Be More Chill)」が、2019年2月からオン・ブロードウェイ作品としてカムバック。オフ・ブロードウェイとして公演開始した当時は、チケット完売の連続。劇場の入り口に設置された看板には、ファンからの賛辞が書かれたメモが全面に貼られるほど、異常なほど人気を博した話題作です。

Dear Evan Hansen、The Promに続くハイスクール・ミュージカル

ハイスクール・ミュージカル「ビー・モア・チル」
本作品は、第71回トニー賞(2017年)ミュージカル作品賞を受賞した「ディアー・エヴァン・ハンセン (Dear Evan Hansen)」、2018年の新作ミュージカル「プロム(The Prom)」などの人気作に共通する学園モノのミュージカルとして比較されておりますが、どちらも「現代のティーネージャーならではの繊細な心境変化とそれをとりまく環境」をテーマにしながら、登場人物のリアルな心境を演出する事で話題となっています。その中でも、Be More Chillは、冴えない男の子が得体の知れない薬を使って人気者になるという、アメリカらしいコメディ要素を盛り込んだ事で注目を浴びています。

ビー・モア・チル(Be More Chill)|ストーリーあらすじ

舞台はニュージャージー州のとある高校。
この高校に通う主人公ジェレミーは、母親が家出をし父親と2人で暮らすという家庭環境から、人と接すること苦手で引っ込み思案な性格ですが、そんな彼にも密かに想いを寄せる人気者のクリスティンという女の子がいました。もちろん引っ込み思案のジェレミーは、想いを伝えるどころか話しかけることもできず、どうしたら彼女に近づけるのかひとり悩んでいました。

そんなある日、学校のいじめっ子がジェレミーに、日本で開発された「SQUIP(Super Quantum Unit Intel Processor)」という薬を飲めば、大好きなクリスティンに近づくことができると薬を勧めます。この薬を炭酸飲料水マウンテンデュー・グリーンと一緒に飲めば、カプセルの中に入っている小型スーパーコンピューターが脳を刺激して、自分でも考えれないような大胆な行動ができる、言い換えれば、今までの引っ込み思案な自分から脱出して、男女関係なく学校の”人気者”になれるということだったのです。最初は得体の知れない物体に疑っていたジェレミーですが、いじめっ子からの説明を聞くうちに次第と薬に興味を持ち始め、最終的には薬を購入することにしました。

早速薬を飲んだ次の日、今までの引っ込み思案のジェレミーが嘘だったかのように、明るく元気で誰とでも仲良く話す正反対の性格へと早変わりしたのです。そんな学校で注目される人物となり、男女からも人気がでてきたジェレミーは、次第に思考回路や行動がSQUIPに乗っ取られていき、人生が空回りし始めていくのでした..。

ビー・モア・チル(Be More Chill)|動画紹介

ビー・モア・チル(Be More Chill)|座席表

Lyceum Theatre の座席表

ライシーアム劇場の座席表

ビー・モア・チル(Be More Chill)|豆知識

期間限定オフ・ブロードウェイから生まれた話題作品

「ビー・モア・チル」は、ニューヨーク・ブルックリン出身の作家:ネッド・ビジーニ(Ned Vizzini)が、2004年に出版した同タイトルの小説を原作としており、2015年6月から1ヶ月の限定公演として、ニュージャージー州にあるトゥー・リバー劇場(Two River Theater)で上演され、心に傷を抱えた高校生の青春物語を舞台にした内容で、20代前後の若者を中心にSNSで大きな話題となりました。

原作小説:ビー・モア・チル
ニューヨーク・タイムズ紙が「冴えない青年がSQUIP(劇中の薬)で人気者になるBe More Chill」という見出しで、優良劇評を掲載した事で世間にその名が知れ渡り、さらには、ニュージャージー州での公演中にレコーディングしていたキャスト・アルバム(動画 ▶)が、公演終了3ヶ月後にリリースされた事でSNS上での人気・口コミが爆発し、そこから3年足らずでブロードウェイ・デビューをする事となりました(2018年7月26日にシグニチャー劇場(Signature Theatre Company)にてオフ・ブロードウェイ作品としてとして開幕)。こちらのオフ・ブロードウェイ公演も、2ヶ月の限定公演を予定していましたが、あまりの人気から1週間の公演延期をするという結果になっています。
オフ・ブロードウェイからオン・ブロードウェイへ
オフ・ブロードウェイ公演でも大成功を収めた「ビー・モア・チル」は、千秋楽から1ヶ月も経たない内にオン・ブロードウェイ作品として公演する事を発表します。まるで、アメリカン・ドリームと言わんばかりの興行成功なのですが、実は裏側では、原作者であるネッド・ビジーニは、2013年(最初のニュージャージー州での舞台公演の2年前)に自宅の屋根から飛び降り自殺をし亡くなっているという事実もあります。彼自身、とても神経質な性格で、思春期時代からうつ病となり、精神病院での入院経験の持ち主だったという事です。本作品に登場する引っ込み思案の主人公に自身を映し出している部分も多く、SQUIPという薬には彼の様々な思いが込められていると思われます。

Be More Chillの初回公演はアマチュア制作によるもの

オフ・ブロードウェイから評判だったビー・モア・チル(Be More Chill)
2015年のニュージャージー州での限定公演を実現させたのは、実は舞台制作経験が比較的浅い制作チームによるプロデュースだった事が、今回のオン・ブロードウェイ公演が決まった事で再注目されました。振付を担当したチェイス・ブロック(Chase Brock)は、今回の舞台で自身6回目のブロードウェイとなり、過去に2011年公開のミュージカル「スパイダーマン(Spider-Man Turn Off the Dark)」で振付担当をした経験の持ち主ですが、明るくポップでエレクトロニクスが特徴の楽曲を仕上げた作曲家ジョー・イコニス(Joe Iconis)と脚本を手がけたジョー・トラクツ(Joe Tracz)は、二人揃って本作品でブロードウェイデビューを果たしたという事です。

日本で開発された謎の薬 SPUIP のテーマ・ソング

劇中の楽曲「The Squip Song 」
本作品のターニングポイントとなる、主人公ジェレミーが日本で開発された薬「SQUIP(Super Quantum Unit Intel Processor)」を飲んで人気者になる、というシーンでは「The SQUIP Song」という曲が流れます。ジェレミーに薬を勧めるいじめっ子が「It’s from Japan(日本製だぜ!)」と叫ぶのが印象的なこちらの楽曲では、コメディかつ違法なドラックと絡めた歌詞と曲調には、思わず自然と笑みが溢れます。英語の歌詞付きで視聴ができますので、是非観劇前にチェックしてみてください。動画はこちら ▶
※「It’s from japan」の歌詞の部分は1:43~

ビー・モア・チルの制作スタッフ

脚本 Joe Tracz
音楽・歌詞 Joe Iconis
監督 Stephen Brackett
振付 Chase Brock
舞台デザイン Beowulf Boritt
衣装デザイン Bobby Frederick Tilley II
照明デザイン Tyler Micoleau
音響デザイン Ryan Rumery
オーケストラ Charlie Rosen
音楽デザイン Emily Marshall

ビー・モア・チル(Be More Chill)の感想|口コミ情報

  1. ニューヨーカーたけし
    |

    予想を超えて、かなり面白かった!!

    5
  2. ゆめこ
    |

    ディズニー系のミュージカルは劇団四季で見たし、別のものを見たくて挑戦しました。
    結論として、見てよかったです。
    どこまで理解できたかは謎だけど、面白かったし歌もよかった。
    またNYにこれたら、名前の聞いたことない他の作品にもチャレンジしてみたいです。

    5
  3. なめくじ
    |

    英語についていけませんでした。ストーリーとオチは何となく分かるのですが。あと、思ったよりも日本は関係なかったです。笑
    アメリカらしい学園モノのストーリーで雰囲気は、ミュージカル!って感じでした。

    3
  4. TAKAKI.R
    |

    個人的にミシェル・イン・バスルームの曲が好きでした。
    歌っている人の感情がすごい伝わってきて、まったく知らなくて初めて曲なのに、
    心に残りました。楽曲聞いてから舞台を見ることをお勧めします

    5
  5. ソフィヤ
    |

    聞いたことがない演目だったが、かなり楽しかった!
    It’s from Japan笑

    5
  6. おっさん
    |

    ジョークの場面で盛り上がって、流石本場だなと思った。
    アメリカンジョークはわからん!
    でも、終わったときに楽しめていた自分がいた。

    3
  7. 俊介
    |

    とても見応えあり!
    学生の物語なので若い方にもおすすめです

    4
  8. めぐみのママ
    |

    あんなイケメンのオタクがいたらいいな~
    というぐらいイケメンだし、歌も演出も凄かったです。
    興味なさげな主人も楽しめたようなので、行ってよかったです。
    ありがとうございました。

    5
  9. 雄大
    |

    ミュージカルに詳しい友達に連れて行かれて始めてのミュージカルを観ました。
    聞いたことのない作品名でどうせなら有名なやつを観たいと思いましたが、
    観てみたら案外楽しめました!
    今度は他のミュージカルも観てみたいです。

    5
  10. たつひこ
    |

    2回目のブロードウェイ鑑賞でした。
    話題と聞いて観に行きましたが、想像以上に面白かったです!!

    4
  11. 勇気りんりん
    |

    2回目のNY旅行で、友達と行ってきました(^ー^)
    友達と違って英語が苦手な私ですが、私でも楽しかったです。
    NYジョークを言ってるときも表情が豊かで、ボディーランゲージだけで笑えました。
    曲もライトの演出もキレイだったから、ちょっと背伸びしてよかったです。
    また、別のミュージカルも次回挑戦してみたいと思いました!

    4

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