こちらの演目は2013年1月6日に終演となりました

Vivian Beaumont Theatre (地図
上演時間:2時間45分(途中休憩1回あり)

戦火の馬(War Horse)|基本情報

Vivian Beaumont Theatre 150 West 65th Street New York, NY(地図
プレビュー公演 2011年03月15日
オープニング公演 2011年04月14日
公演終了日 2013年01月06日

戦火の馬(War Horse)| 見どころ

2011年度トニー賞で、最優秀作品賞、最優秀背景デザイン賞、最優秀照明デザイン賞、最優秀音響デザイン賞、最優秀演出賞に加え 特別賞の5部門を制覇した今作品。スティーブン・スピルバーグ監督により2011年に映画化もされ、 日本題「戦火の馬」としてご存知の方も多いのではないでしょうか?

ステージは半円形になっており、凹凸もなく中央に時おり映像が映る細長いスクリーンがあるのみのシンプルなセット。 そこに登場するのは役者達と、精巧にデザインされた馬のパペットとそれを操る3人の黒子達。音響、照明、演出の妙はもちろんのこと 制作会社「Handspring Puppet Company」がトニー賞特別賞を受賞したほどのパペットは、圧巻の出来栄え。 黒子が見えていても、ハリボテだと分かっていても、いつしか観客はパペットが本物の生きている馬の様に思えてくるから不思議です。

敵味方の区別を知らない馬の目を通して、戦争の悲しさや悲惨さ、愚かさを描かれているこの作品。最後のシーンは涙なくしては観られません。 目の肥えている、ニューヨーカー達をも唸らせたこの作品。ぜひご友人、ご家族みなさんでご観劇下さい!

戦火の馬(War Horse)|あらすじ

最初の舞台は1914年の田舎町。主人公は少年アルバート(ジェレミー・アーヴィン)とその愛馬ジョーイ。 第一次世界大戦前夜のイギリスの農村で1頭の美しい馬が貧しい農家にひきとられ、 この家の心優しい少年アルバートは“ジョーイ”と名付けられたその馬とかけがえのない友情を結びます。

しかし戦争が始まるとジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの最前線戦地に送られてしまいます。 凄まじい戦況、悲惨な状況下でも勇気を失わず、兵士たちを励まし希望を与え続けるジョーイ。 一方アルバートはジョーイを探すため、徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、最前線フランスに向かうのですが 運命はなかなか二人を巡り会わせようとはしません。

ジョーイは死と隣り合わせの過酷な日々のなかで、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、 ドイツ軍を脱走した少年兵の幼い兄弟、両親を失ったフランスの少女達など 過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返し、やがてジョーイは彼らの希望となり、“奇跡の馬”と呼ばれる様になるのですが…

戦火の馬(War Horse)|動画紹介

戦火の馬(War Horse)|座席表

Vivian Beaumont Theatre の座席表

ビビアン ビューモント劇場の座席表

戦火の馬(War Horse)の感想|口コミ情報

  1. イマイ
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    ストーリーは単純でいかにも子供向きではありますが、それだけによけいに馬の表現がきわだち秀逸。
    歌舞伎などでする馬の表現ではなくイギリスの牧童のような衣装の三人が、仔馬のときは全部作り物の馬のそばに立って馬を動かし真ん中の胴を表現する小柄な役者がジョーイの人格(馬の)を表現しているようだし、大人になったジョーイのときは外に出ている頭部の役者がジョーイの人格を表現しているように思いました。それがとても新鮮で、作り物の馬も役者もともにジョーイなのです。大人のジョーイの中に入った二人の足役は日本の歌舞伎と違って、作り物の足も人間の足もともに見えていますが、ちっとも煩わしくなく作り物と見えている人見えていない人も含めてまさに一体の馬です。牧畜をする文化の人たちならではの表現力かと思いました。またその他大勢の馬は、一人が中に入っているだけで馬の後ろ半分が尻尾だけに省略されているのが新鮮なフォルムでした。

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