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Ain’t Too Proud

Imperial Theatre(地図
上演時間:2時間30分(途中休憩1回有り)

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|基本情報

劇場:Imperial Theatre 249 W 45th St, New York, NY 10036(地図
公演スケジュール 火~日(水・土・日は昼公演あり)
休演日:月
初公演日 2019年2月28日:プレビュー
2019年3月21日:オープニング

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|みどころ

60年代のソウル・ミュージック代表する伝説のソウル皇帝:テンプテーションズ

伝説のソウル皇帝:テンプテーションズ(The Temptations)
1960年代世界的な人気を誇った伝説の米ソウル・コーラス・グループ「テンプテーションズ(The Temptations)」の実話を元にした本作品は、彼らが「ソウルの皇帝」と異名を持つまでの歴史だけでなく、一世を風靡した名曲の数々を生の舞台で聴くことができます。中でも彼らを大スターへと導いたソウル・ミュージックの代表曲「マイ・ガール(My Girl)」(動画はコチラ ▶)は、全世界で映画やCM音楽にも使用されており、一度は耳にしたことがあるはず。「ビューティフル」「ジャージー・ボーイズ」「ドナーサマー」に続く、19世紀に活躍した歌手の半生を題材にした作品として注目されています。

名曲だけじゃない!ソウルステップダンスにも注目!

ソウルステップダンスの先駆者:テンプテーションズ(The Temptations)
テンプテーションズの代名詞といえば、ソウル・ミュージックに加えて、独特な細かい動きをするソウルステップを加えた「ソウルダンス」が有名です。今回、ソウルダンスの初期のステップと言われるダンスを蘇らせるのは、振付師セルジオ・トルヒージョ(Sergio Trujillo)です。彼は過去に、2015年公開のミュージカル「オン・ユア・フィート」でトニー賞振付賞にノミネートされただけでなく、「メンフィス」「ジャージー・ボーイズ」「ドナーサマー」「ブロンクス物語」など、約10作品以上に及ぶ作品で振付を担当しているベテラン振付師です。約60年ぶりに、ソウルダンスを舞台に蘇らせる彼らのリハーサルの様子が動画で公開されましたので、ソウルステップが分からない!という方は、まずはこちらを見てください。(動画はコチラ ▶

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|ストーリーあらすじ

舞台は、1950年代のアメリカデトロイト州。
幼少期から教会に通い歌の練習をしていたポール・ウィリアムズは、そこで出会ったエディー・ケンドリックスと友人らとともに「キャバリアーズ」という名でグループを結成します。その後、メンバーが立ち代わり入れ替わるも、グループ名を「プライムズ」に変えデトロイトを中心にパフォーマンスを行い、徐々にその名を広めていきました。

その後、グループの名が広まった彼らは、レコード会社モータウンからの依頼を受け、1961年にグループ名「テンプテーションズ(The Temptations)」でデビューを果たします。ポール・ウィリアムズは、当初、オーティス・ウィリアムス、メルヴィン・フランクリン、エディ・ケンドリックス、エルブリッジ・ブライアントの5人でグループを組むも、なかなかヒット作に恵まれず、1964年にエルブリッジが脱退、その後、後任としてデヴィッド・ラフィンが加入しました。そんなある日、彼らが同年に発売した曲「マイ・ガール」が全米1位となり、瞬く間にスターへの階段を駆け上りました。

その後も数々の大ヒット作品を排出し、誰しもが羨む人気グループとなった彼らですが、突如、メンバーの自殺や脱退など苦難の嵐が襲いかかってきます。果たして彼らは、この苦難を乗り越え、再び舞台に立つことができるのでしょうか…。

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|動画紹介

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|座席表

Imperial Theatreの座席表

インペリアル劇場の座席表

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|豆知識

テンプテーションズの名曲を完全復活させた豪華制作陣

テンプテーションズの舞台の様子
振付を担当したセルジオ・トルヒージョのタッグのお相手といえば、本作品の監督を務めた映画監督のデ・マカナフ(Des McAnuff)です。彼は、1985年公開の「ビッグ・リバー(Big River)」でトニー賞ミュージカル演出賞を受賞、2006年公開の「ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)」でトニー賞ミュージカル演出賞をノミネート、その他に2度のノミネート経験(第47回第49回)を持つベテラン。彼らは、これまでに「ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)」「ドナーサマー(Summer: The Donna Summer Musical)」でも監督と振付のタッグを組んでおり、今回3度目となる彼ら2人の新作に目が離せません。

さらに、彼ら制作陣は本作品の舞台化にあたり、有名なダンサーをキャストに起用するのでなく、2016年11月18日に、デトロイト出身のテンプテーションズにちなんだ「The Detroit Project」という名目でオーディションを行い、その中から今回のキャストを選抜しました。その後、2017年8月31日から11月5日までカルフォルニア州バークレー・レパートリー劇場(Berkeley Repertory Theatre)にてプレ公演が行われ、今回ブロードウェイ化が決定しました。

デトロイトから生まれた伝説のソウル・グループ「テンプテーションズ」

The Temptations:テンプテーションズ
活動期間:1961年 – 現在 R&B・ソウル・ファンク
別名「ソウルの皇帝」の異名を持つテンプテーションズは、1961年にレコード会社モータウン(Motown Records)から、当時のメンバー オーティス・ウィリアムス(Otis Williams)、メルヴィン・フランクリン(Melvin Franklin)、エディ・ケンドリックス(Eddie Kendricks)、ポール・ウィリアムズ(英語版)(Paul Williams)、エルブリッジ・ブライアント(Elbridge Bryant)の5人でデビュー。 1964年に発表した曲「マイ・ガール(My Girl)」が全米1位を獲得し、瞬く間にスターへと駆け上る。

1968年から1983年にかけて、メンバーの一部が脱退、新しくメンバーが加入するなど幾度となくメンバーが入れ替わるも、その後も数々のヒット曲を打ち出し、1989年にロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)入り、2013年にグラミー賞特別功労賞生涯業績賞を受賞する快挙を成し遂げた。

デトロイト発祥のレコード会社「モータウン(Motown Records)」

 1959年から1968年のモータウンの本社。現在はモータウン歴史博物館となっている。
テンプテーションズの所属事務所であったレコード会社モータウンは、1959年に設立以来、黒人アーティストのソウルミュージックやブラックミュージックを目的とし大成功を収め、音楽界においての人種統合に大きな影響を与えました。彼が作り出した音楽は「モータウン・サウンド(Motown Sound)」と呼ばれ、米国の最も権威のある芸能メディア ビルボード(Billboard)による、1960年から1969年の間のランキングTOP100に、79曲もランクインする異例を成し遂げました。過去にモータウンに所属していた黒人アーティストは、マイケル・ジャクソン、ジャクソン5、スティーヴィー・ワンダー、ライオネル・リッチー、ブルーノ・マーズなど名立たる著名人が挙げられます。

本作品のタイトルは名曲「Ain’t Too Proud to Beg」から

本作品のタイトルの由来にもなった1996年発売の曲「Ain’t Too Proud to Beg(動画はコチラ ▶)」は、当時のビルボードによる最も話題のある曲のランキングTOP100で13位、R&Bシングル・チャートでは8週にわたって1位を獲得した大ヒット曲です。しかし、ヒットの裏には当時の音楽界の肉食社会がありました。当時のモータウンは、豊富なアーティストと作品に恵まれていたこともあって、最大のヒット曲を持つプロデューサーが、そのグループの方針を決める決定権を握っていました。当時のテンプテーションズは、「My Girl」など数々の大ヒット曲を生み出したスモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)が決定権を握っていましたが、「Ain’t Too Proud to Beg」と同時期に発売した曲「Gettin’ Ready」が、ポップチャート29位止まりとなり、ライバルのノーマン・ホィットフィールド(Norman Jesse Whitfield)の「Ain’t Too Proud to Beg」に勝つことができませんでした。以降、テンプテーションズの決定権はノーマン・ホィットフィールドが持つことになり、大ヒット曲の裏には、壮絶な音楽の戦いとアーティストたちの苦労が隠されていました。

テンプテーションズの代表曲

曲名 全米最高順位
マイ・ガール(My Girl) 全米1位 試曲 ▶
雨に願いを(I Wish It Would Rain) 全米4位 試曲 ▶
ボール・オブ・コンフュージョン
(Ball Of Confusion)
全米3位 試曲 ▶
ジャスト・マイ・イマジネーション
(Just My Imagination)
全米1位 試曲 ▶
パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン
(Papa Was a Rollin’ Stone)
全米1位 試曲 ▶

アポロシアター(Appolo Theatre)に名前を刻んだTemptations

黒人文化の中心地、ハーレム地区にあるアポロシアター(Appolo Theatre)
アメリカ黒人音楽を語る上で、外すことの出来ない、マンハッタンのハーレム地区にあるライブハウス「アポロシアター:Appolo theatre」(地図▶)では、2019年6月7日にテンプテーションズの功績が讃えられ、劇場の入口に彼らの名前が入ったモニュメントが飾られました。(実際の写真▶
モニュメントが飾られる当日の式典には、オリジナルメンバーであるオーティス・ウィリアムズ(Otis Williams)が参加し、会場は大きな拍手で包まれました。このモニュメントに名前を刻んだアーティストには、マイケル・ジャクソンや、プリンスなど、世界的に著名なアーティストが挙げられます。

エイント・トゥー・プラウドのキャストと制作スタッフ

台本 Dominique Morisseau
監督 Des McAnuff
振付 Sergio Trujillo
舞台デザイン Robert Brill
照明デザイン Howell Binkley
衣装デザイン Paul Tazewell
音響デザイン Steven Canyon Kennedy
プロジェクションデザイン Peter Nigrini
音楽監督 Kenny Seymour

エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)の感想|口コミ情報

  1. Y.k
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    ダンスがめちゃくちゃかっこよかったです。客層はやはり上の年代の方が多く見受けられましたが、圧倒的に外国人の方が多かったです。座席も9割以上埋まっていて人気な演目だと思いました。ファンなら見るべし!!!

    5
  2. ねこ
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    トニー賞のコリオグラフィー賞を受賞した作品ということで、振付にも注目しながら見ましたが、パフォーマンスが素晴らしかったです!目と耳でとても楽しめました!!!

    5
  3. メン・イン・ブラック
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    黒人の人の歌唱力って何でこうも響くのでしょうか。羨ましい限りです。

    4
  4. 3回目のブロードウェイ鑑賞
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    特徴的なダンスムーブがとても印象的でした。絶対真似できないです(^_^;)日本人の方もちょくちょく見かけたのでさすがソウル・ミュージック代表だと思いました。

    5
  5. 親孝行しました
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    父がテンプテーションズ好きなので、親孝行だと思って招待しました。
    正直私は、あまり曲を知らないし、父と違って英語も得意ではなく、寝落ち覚悟。笑

    けれど、その年代の有名曲も劇中にあったりして、「あ、この曲知ってる」と嬉しくなりました。
    ステップも軽快で、歌がうますぎて、ソウルは詳しくないけど楽しむことが出来ました。
    グループの話(成り立ちから~脱退等)だったので、ストーリーも初心者でわかりやすくて、よかったです。
    何より父が嬉しそうで行ってよかった!

    4
  6. とみた いくお
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    テンプテーションズが好きで観に行きました。彼らを取り扱った映画よりも迫力があって、大満足です!

    5
  7. こうた
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    60年代のソウルミュージック好きにはたまらない作品!
    みんな本当に歌が上手い

    4

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