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こちらの演目は2018年9月16日に終演となりました

Belasco Theatre地図
上演時間:2時間20分(途中休憩1回あり)

【公演終了】
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Gettin’ the Band Back Together|基本情報

劇場:Belasco Theatre 111 W 44th St, New York, NY 10036(地図
公演スケジュール 火~日(日・水・土は昼公演あり)
休演日:月
初公演日 2018年7月19日:プレビュー
2018年8月13日:オープニング
公演終了日 2018年9月16日

Gettin’ the Band Back Together|みどころ

ライブ感覚で楽しめるコメディ・ミュージカル

ミュージカル「ゲッティン・ザ・バンド・バック・トゥゲザー(Gettin’ the Band Back Together)」
通常のブロードウェイ公演では、キャストが舞台上で演技を行うのが主流ですが、本作品は、キャストが1階席オーケストラ席の客席通路を引っ切り無しに通り、上演中もキャストが話かけてきたり触れてきたりする参加型ミュージカルなので、従来のミュージカルとは異なる一緒に舞台を盛り上げるライブ感覚で舞台を楽しむことができます。さらに、 キャストが実際に楽器を生演奏するため、迫力あるパフォーマンスに盛り上がること間違いなし!

他のミュージカルの有名のシーンを取り込むなど、遊び心ある作品

主人公ミッチの宿敵:タイゲン(Tygen)。アメリカの有名ロックバンド「ニッケルバック」のボーカル:チャド・クルーガーに敢えて似せていると思われます。
劇中のオリジナル楽曲に、人気ブロードウェイ作品のワンシーンがところどころ登場するところもこの舞台の必見ポイントです。例えば、ミュージカル「ディアー・エヴァン・ハンセン(Dear Evan Hansen)」の主役エヴァン役の姿で登場したり、「レ・ミゼラブル (Les Misérables)」の代表曲の替え歌や「シカゴ(Chicago)」のワンシーンを再現したり、さらにマイケル・ジャクソンのスリラー(Thriller)の踊りを披露するなど、思わず笑みが吹き出してしまうワンシーンが勢揃いしています。子供心溢れたワンシーンを是非見つけましょう!

Gettin’ the Band Back Together|ストーリーあらすじ

主人公ミッチは、マンハッタンの証券会社で働くサラリーマン。社内の成績は残なことにミッチだけが完全な右肩下がり(写真)。40歳の誕生日を迎えた日に解雇を告げられ、仕方なくニュージャージー州セアビルにある実家に戻ることにします。会社をクビになった事が一時帰省の理由という事を、地元の友人たちに知られないようコッソリ帰るも、帰省当日に次々にバレる事に…。

高校時代に一緒にバンドを組んでいたバートがやってきて、久しぶりに二人で話すことに。自分の人生がなかなかうまくいっていない事を話していると、実はバートも地元の学校の先生になったものの、大嫌いな数学を嫌々教えて悲惨な毎日だと言うのです。すっかりおじさんになっても中身が変わらない二人が昔話で盛り上がっていると、昔のようにバンドを組んだらどんなに楽しいだろう、という話になります。ふとバートが「もう一度バンドを組もう」と口にしますが、もちろんミッチはすぐにそれを断ります。少し落胆するバートも、学校の授業が始まる時間になり、二人はすぐに現実に引き戻されてしまいます。

再就職先を必死に探すミッチをよそに、突然、ミッチの実家が担保に掛けられてしまいます。母親のシャロンは個人でピアノ教室を運営しながら住宅ローンを切り盛りしていましたが、実は住宅ローンの未払いが続いていたという事です。そんな落胆していたミッチたちの前に現れたのは、高校生時代のバンドのライバルだったタイゲンでした。家業である不動産企業を継いだタイゲンは、「マウスフィールド」というバンドで現役のボーカリスト。これまでにライブコンテストで数ある賞を獲得していましたが、ミッチとタイゲンが高校生時代に参加した大会では、ミッチに負けてトロフィーが取れなかった苦い経験があります。そんな昔の恨みから、タイゲンはミッチの家を差し押さえ、ついにはバートの家までも手を伸ばします。さらに、ミッチに追い打ちをかけるのは、高校時代の彼女タウニーの存在。2人は数十年ぶり再会を果たしますが、タウニーはバツイチ子持ちで、今ではタイゲンと付き合っていると告げられてしまいます。

2人の再会を全く良く思わないタイゲンは、町で行われるBattle of the Bandコンテストに出場して優勝すれば、家の差し押さえを止めるとミッチに提案します。激怒したミッチたちは、家の差し押さえを守るため、タウニーにもう一度良いところを見せるため、いろんな想いを乗せてコンテストへの出場を決意、昔のメンバーを集めてバンド「ジャガノート」を再結成することにしますが、長いブランクの後でそんな簡単には事は進まず…。

Gettin’ the Band Back Together|動画紹介

Gettin’ the Band Back Together|座席表

Belasco Theatre の座席表

ベラスコ劇場の座席表

Gettin’ the Band Back Together|豆知識

制作開始から7年目にブロードウェイデビュー

ミュージカル「ゲッティン・ザ・バンド・バック・トゥゲザー(Gettin’ the Band Back Together)」
4年の歳月を掛けて制作されたこの作品は、当初「ガレージ・バンド(Garage Band)」という名で、2013年9月24日に物語の舞台となるニュージャージー州にある「George Street Playhouse」という劇場で開幕しました。この劇場を選んだ理由として、有名ロックバンド「ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)」の地元の劇場で公演を行いたかった、ということです。同年10月3日の最終プレビュー公演では、チケットを半額で販売し、さらにファースト・レスポンダーと呼ばれる警察や消防員を対象に無料のチケットを配布するなどして、作品の話題性を呼びました。

翌年に現在のタイトルである「ゲッティン・ザ・バンド・バック・トゥゲザー」に改名し、いわゆるブロードウェイでデビューさせるための公開試験である「Pre-Broadway Workship」で公演されて好評価を得るも度重なる演出調整を強いられました。この公開試験から4年後の2018年7月に、満を期してようやくのブロードウェイ・デビューとなりましたが、製作開始から実に7年の歳月が経過していました。

通路側に座ってキャストとハイタッチ

このミュージカルでは、1階席の通路からキャストが次々と登場します。ただ登場するために通り過ぎるのではなくて、キャストからバンドメンバー募集のビラを配られたり、話しかけられたり、ハイタッチをしたりと、ひたすら観客に絡んでくる演出は自分もキャストの一員のように楽しむことができます。ここまでキャストとの距離が近く、劇中に触れ合うことができるミュージカルは、この作品だけです!是非、1階オーケストラ席に座って、Gettin’ the Band Back Togetherの世界観を味って下さい。

日本人の耳に残る曲「Gettin’ The Band Back Together」

バンド「ジャガノート」
この作品の代表曲「Gettin’ the Band Back Together」のサビは、一度聞くと思わず歌ってしまうほど耳に残るキャッチーなメロディになっています。曲調は王道アメリカン・ロックと言わんばかりのポップ・パンクになっており、サビの最初のワンフレーズを覚えるだけで劇中にキャストと一緒に盛り上がることができるので、こちらの動画で是非聴いてみてください。
※サビは動画の0:30あたりから

Gettin’ the Band Back Together 登場人物

このミュージカルは、メインキャストと脇役(アンサンブル)という区切りがあまりなく、色濃いキャラクター全員が前に出る「アンサンブル・ミュージカル」のようになっています。おじさんになった社会人が昔を思い出してバンドに挑戦する、というとても簡単なストーリーですが、ここでキャラクターとそれぞれの背景を読んでおくと、倍以上このミュージカルを楽しめます!

ミッチ・パパドプロス(Mitch Papadopolous)

Mitch Papadopolous

ミッチ・パパドプロス:今作品の主人公。職業:元証券会社員
40歳の誕生日を迎えた当日、会社をクビになって地元ニュージャージー州に戻る。何かと安定を求める現実主義だけど音楽にかける情熱は誰よりもアツイ?バンドではボーカルを担当

バード・ビッカース(Bart Vickers)

Bart Vickers

バード・ビッカース:ミッチの親友。職業:教師
中身は高校生のままのノリの良いおじさん。食べる事が大好きで、好物はミッチのお母さんの作るお菓子。ミッチのお母さんへの想いは想像以上?バンドではベースを担当

ミチェル・サリー・サリバン(Michael

Michael “Sully” Sullivan

ミチェル・サリー・サリバン:ミッチの昔のバンド仲間。職種:警察官
警察官にも関わらず、バンドの中で一番容量の悪い彼は控え目で恋愛にも疎い性格。バカで単純な彼だけどやる時はやります!バンドではドラムを担当

シャロン・パパドプロス(Sharon Papadopolous)

Sharon Papadopolous

シャロン・パパドプロス:ミッチの昔のバンド仲間。職種:歯医者
父親が経営する歯医者で働く彼は、父親には口答えできずに言いなりになる人生を送っていましたが、バンド再結成によって見た目も心も大胆に!?バンドではピアノを担当

リッキー・ビリング・ゴールドシュタイン(Ricky “Bling” Goldstein)

Ricky “Bling” Goldstein

リッキー・ビリング・ゴールドシュタイン:新しくバンドに仲間入りする若者。職種:学生
バンド再結成時のオーディションで見事合格をし、バンドの仲間入りをする16歳の若造。見た目や行動はちゃらんぽらんだけど誰にも言ってない過去がある!?バンドではギターを担当

シャロン・パパドプロス(Sharon Papadopolous)

Sharon Papadopolous

シャロン・パパドプロス:主人公ミッチの母親
母親とは思えないほど破天荒のシャロンは、地元では皆に愛される存在。ですが、そんな派手な母親の行動でミットを困らせることも。バンドを支える良き理解者。

Gettin’ the Band Back Togetherの公演劇場

Gettin’ the Band Back Togetherの劇場:ベラスコ劇場(Belasco Theatre)

ベラスコ劇場(Belasco Theatre)

住所: 111 W 44th St, New York, NY 10036(地図

会場となるベラスコ劇場(Belasco Theatre)は、1907年に建設されて以来、100年以上劇場名が変わることなく運営されている事で有名な劇場であり、劇場内に装飾されている内装にはティファニー製の照明ステンドグラスを使用しています。舞台だけでなく、モダンで気品のある劇場を見るのも見どころの1つです。
ベラスコ劇場の詳細はコチラ ▶︎

Gettin’ the Band Back Together|制作スタッフ

音楽・歌詞 Mark Allen
台本 Ken Davenport
The Grundleshotz
Sarah Saltzberg
監督 John Rando
舞台デザイン Derek McLane
衣装デザイン Emily Rebholz
照明デザイン Ken Billington
音響デザイン John Shivers

Gettin’ the Band Back Togetherの感想|口コミ情報

  1. さわだ
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    キャストの見た目が全員パッとしない感が半端なかった。
    けど、歌い出したらやっぱりブロードウェイ俳優でした。
    予想しやすいストーリーと分かりやすいアメリカのボケで笑かしてくれるので英語の壁がなかったのは確かでした。
    古いけど、フルハウスとか、ああいうコメディ・ドラマが好きな人は絶対好きだと思います。
    歌って、踊れて、演奏できて、盛り上げて、という、ミュージカルの王道という感じで、個人的にはシカゴを見るのをやめてこちらにして正解でした。全く眠たくならないミュージカル。前半・後半、ともに笑いっぱなし。
    楽器の演奏もギターとボーカルは文句なし。5つ星じゃなくて4つ星にしたのはベースが素人っぽく見えたから、という全く個人観点ですw。

    4
  2. 岸本
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    ニューヨーク在住の岸本です。
    今回新しいミュージカルを見たく、この作品を選んでみました。あらすじや作品について調べずに観劇にいったので、本当に良いのが不安でしたが、劇中終始笑っていました。。笑
    自分は1階オーケストラ席の中央に座ったので、キャストさんとのハイタッチができませんでしたが、劇場全体が一緒になって楽しむところは、これぞ王道のコメディーミュージカルという感じでした。
    キャストさんも普通に一般人を演じる役柄なので、アットホームというかなんか親近感が湧いて非常に良かったです。
    とにかく笑いたいという、という方には是非おすすめします。

    4

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