Circle In The Square Theatre地図
上演時間:1時間30分(途中休憩なし)

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|基本情報

Circle In The Square Theatre 235 West 50th Street New York, NY 10019(地図
プレビュー公演 2017年11月09日
オープニング公演 2017年12月03日
年齢制限 4歳以上 ※子供料金設定なし

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|みどころ

1991年と2018年の両方のトニー賞でノミネートした作品がこれ!

長年対立してきた民族の掟を破り、愛を信じた2人の男女が人種・身分を乗り越えて交流し合う物語は、1991年に公開されたブロードウェイのリバイバル作品ですが、なんとこの作品、1991年のオリジナル作品でトニー賞ミュージカル作品賞を含む3部門でノミネートしただけでなく、2018年のトニー賞で合計8部門でノミネートされました。ミュージカルリバイバル作品賞に加え、19歳にしてミュージカル主演女優賞(ティ・モーン役の Hailey Kilgore)にノミネートされた期待の若手新人が注目されています。本作品に登場するまで田舎の合唱団員だった彼女のアメリカン・ドリームを実現した演技に必見です!

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|ストーリーあらすじ

カリブ海に浮かぶ小島「ハイチ」。
この島には、4人の神である大地の母「アサカ(Asaka)」、水の神「アグウェ(Agwe)」、愛の女神「エルズリー(Erzulie)」、死を司る悪魔「パパ・ゲー(Papa Ge)」が島を統治し、島の農園主である富裕層のグランゾムと闇の黒と呼ばれる小作農ペザントが神々に祈りを捧げながらそれぞれ島の反対側で暮らしていました。肌の明るいグランゾムと肌の黒いペザント2つの民族は、奴隷制度により長年対立した関係で、話すことすら禁じられていました。

ある日水の神アグウェがこの島に嵐を解き放ち、島全体が洪水に見舞われました。主人公である農民の娘ティ・モーンは、この洪水により怪我をしていた富裕層グランゾム族の青年ダニエルと出会い、民族の掟を破り彼を助けます。やがて看病をしていくうちに2人は恋に落ちていきますが、2人の両親そして民族たちはそれを許しませんでした。2人は永遠の愛を誓いますがその夢は叶わず、ダニエルと婚約者の結婚式がやってきました…。

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|動画紹介

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|座席表

Circle In The Square Theatre の座席表

サークル・イン・ザ・スクエア劇場の座席表

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|豆知識

元々は1ヶ月限定公演されたオフ・ブロードウェイ作品だった

4人の神である大地の母「アサカ(Asaka)」、水の神「アグウェ(Agwe)」、愛の女神「エルズリー(Erzulie)」、死を司る悪魔「パパ・ゲー(Papa Ge)」
この作品は、実は1990年の公開のオン・ブロードウェイに登場する前にオフ・ブロードウェイとして公演されていました。1ヶ月の限定公演として(1990年5月6日~5月27日)収容人数198席の少規模劇場「プレイライツ・ホライズン劇場(Playwrights Horizons)」にて上演され、同年10月にオン・ブロードウェイとしてブース劇場(Booth theater)での公演が開始されました。この最初のブロードウェイ公演で、同年のトニー賞でミュージカル作品賞を含む3部門でノミネートとなり、1991年12月まで上演され、約26年ぶりにブロードウェイに復活すると、二度目のトニー賞ノミネートとなりました。

26年前のトニー賞ノミネート者を再起用

1991年のオリジナル・ブロードウェイ「ワンス・オン・ディス・アイランド」で楽曲を担当し、トニー賞オリジナル楽曲賞ノミネートに輝いたシュテファン・フラハティ(Stephen Flaherty)リン・アレンス(Lynn Ahrens)のコンビが、今回のリバイバル作品でも音楽・歌詞の制作を手がけました。彼ら2人はブロードウェイではコンビの楽曲家として有名であり、2人の代表作となったオリジナル版「ワンス・オン・ディス・アイランド」以降も、トニー賞受賞作品「ラグタイム(Ragtime)」や、最近ではアニメ映画が題材の「アナスタシア(Anastasia)」の作詞・作曲を手掛けています。彼らの作る楽曲は、繊細で優しくどこか悲しげのある日本人の耳に残るメロディーラインをなっています。

さらに照明デザインには、トニー賞でお馴染みのジュールス・フィッシャー(Jules Fisher)が担当しています。彼は1963年からブロードウェイで活動を開始し、現在までに1996年公開のミュージカル「シカゴ(Chicago)」でトニー賞照明デザイン賞を含める10作品でノミネート、2013年公開のミュージカル「ピピン(Pippin)」でトニー賞照明デザイン賞を含める9作品で受賞しています。

原作アイデアは「人魚姫」と「ロミオとジュリエット」

1991年公開のオリジナルブロードウェイ版「ワンスオンディスアイランド(Once On This Island)」
本作品は、1982年に出版されたローザ・ガイ(Rosa Guy)による小説「マイ、ラブ! マイ、ラブ!―ある貧しい少女の恋物語(My Love, My Love; or, The Peasant Girl)」を原作に制作されており、小説の題材は悲恋の名作である「人魚姫(Den lille Havfrue)」や戯曲「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet )」を基に物語が描かれています。いずれの物語も、身分や住む国が異なる男女が惹かれ合い、人種差別の中で本当の愛を求めて命よりも大切なものを守り抜く悲しい恋の物語ですが、本作品となるワンスオンディスアイランドは、そんな悲しい恋の物語の中に南国らしい明るいカリブビアン・ミュージカルを取り入れ、人間の喜怒哀楽を音楽に乗せて想いを伝えているそんな作品となっています。

人種差別がなくらないこの現代の世の中に、人間の本質とは何か、人を愛することの素晴らしさを教えてくれる心温まる物語を生の舞台で見る事ができます。

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)|制作スタッフ

音楽・歌詞 Lynn Ahrens
Stephen Flaherty
台本 Lynn Ahrens
監督 Michael Arden
振付 Camille A. Brown
舞台デザイン Dane Laffrey
衣装デザイン Clint Ramos
照明デザイン Jules Fisher
Peggy Eisenhauer
音響デザイン Peter Hylenski
オーケストラ Michael Starobin
AnnMarie Milazzo
音楽デザイン Alvin Hough Jr.
ヘアー・ウィッグ・メイクデザイン Cookie Jordan

ワンス・オン・ディス・アイランド(Once On This Island)の感想|口コミ情報

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