このページでは、ミュージカル劇場の構造、座席の種類、各セクションからの見え方などについて詳細に説明します。座席からの見やすさによって値段が異なります。何を優先したいかでお席を選びましょう。

ミュージカル劇場座席の種類

ブロードウェイのミュージカル劇場には2階席までの劇場がほとんどですが、劇場によっては3階席まであります。

ミュージカルの劇場

1階 オーケストラ(Orchestra)

その名の通り、ステージ下に潜り込んだ生演奏のオーケストラ隊と同階層の1階席です。

2階 メザニン(Mezzanine)

厳密にメザニンとは「中二階」を意味しますが、2階席と説明した方が日本人には伝わりやすくなっています。
稀に、フロント(前方)とリア(後方)に分かれている場合もあります。

3階 バルコニー(Balcony)

バルコニーのある劇場は限られていますが、この階層は急な傾斜になっている事が多いです。

座席番号について

ミュージカル劇場の座席番号

100番台:中央列

1~3階席まで、全て100番台の座席は中央列となっています。

奇数席:ステージ向かって左側

1番が通路側となっており、3番、5番…と壁に近付いていきます。

偶数席:ステージ向かって右側

2番が通路側となっており、4番、6番…と壁に近付いていきます。

プレミアム席(Premium Seats)で見る

ニュー・アムステルダム劇場のプレミアム席配置図

プレミアム席は1階中央と2階中央の前方

劇場内で最も見やすい席は、舞台を正面から観られる1階オーケストラ席の中央ブロックの前方から10列目あたりまでと、2階メザニン席の前方のエリアです。ステージの下で生演奏するオーケストラも目の前でご覧になれます。

料金が最も高額なエリアでございますが、VIPやビジネスでの大切な接待などでチケットをご購入されるお客様にとりまして、このエリアをご購入されると先ずはご安心頂けます。弊社の割引も適用されるエリアで、チケットのお席の種類もPremiumと書かれてあります。

ちょっと豆知識:プレミアム席の始まり

今でこそ、どの作品も一番見やすい席はプレミアム席として販売していますが、最初にプレミアム席を設定した作品は、2001年にトニー賞11部門を受賞したThe Producersでした。当時大人気だったこの作品は、数カ月先までチケットが全く取れない状態でした。

そこに目をつけた人々が新たなチケットが売り出されるとチケットを買って転売し、多くの利益を得ていたため、プロデューサーたちが自分たちで高いお金を払ってもチケットを買いたいと思っている人に直接売ることで、制作者側に利益が入ることを考え、劇場内のベストシート50席をプレミアム席として販売しました。

当時、一般のチケットの価格は$120から$130でしたが、プレミアム席は$480。それでもすぐにチケットが完売してしまったほどでした。

ちなみに2016年にトニー賞を受賞したHamiltonのプレミアム席は、発売当初$849で料金設定をしながらも半年先まで即完売となりました。さらに半年後に料金改定をして$700~に再設定をしましたが、またまた完売が続き、2017年8月現在では、公演によってはプレミアム席の定価は$998となっています。

舞台全体が見える席

1階オーケストラ席の中腹から後方の席、または2階メザニン席の前方がオススメです。
ライオン・キングなど、キャストが多く、団体のダンスが幅いっぱいに広がって繰り広げられるパフォーマンスは、舞台全体が見える席で楽しむのが良いかもしれません。

また、ある程度舞台から距離をおくことでオーケストラの演奏の音の反響が良くなる劇場が多くなります。ミュージカルはオペラとは違い、マイクとスピーカーを使った大音響の舞台の為、後部の席だと歌声が聴こえないということはございません。

料金的にも最も割引率が高いエリアとなります。弊社の割引チケットでは、Orchestra、またはMessanineと書かれたエリアとなります。さらに良い席でどうしてもご覧になりたい方は前述したPremium席で、またもう少し安い料金でいいという方には後述するRear MessanineやBalconyといったお席もあります。ご予算に合わせてお席をお選び下さい。

とにかく安い席

Rear Messanine(2階メザニン後方エリア)やBalcony(3階バルコニー)は、オーケストラ席やFront Messanine(メザニン前方エリア)よりチケット料金が安くなります。

2階の後方や3階席ですから舞台からはやや遠くなってしまいますが、雰囲気を味わうことはできると思います。とにかくどこでも良いから見てみたい、座れれば良いという方でしたらお薦め致します。しかしながら、オペラ座の怪人のように3階席の奥だと特に遠くて人物の表情などが見えない、屋根が視野にかかってステージが見えないといったこともあります。

大きな劇場だと角度がついて下に見下ろすような見え方になりますので、よりお楽しみになられたい方や大切な方との観劇である場合は、オーケストラ席やメザニン席をお勧め致します。

安くて良い席で見たい人はバウチャーチケットで決まり

安くて良い席で見たい方。または、ミュージカルを初めて見るので座席の違いがいまいち分からない方、お任せしたいけど料金的な相場が分からない方は、「あっとブロードウェイの割引バウチャーチケット」を購入しましょう。細かい座席指定はできませんが、おおまかなセクションを区切って選択して購入する事が可能となります。 割引チケット購入方法 ▶︎

各セクションからの実際の見え方

あっとブロードウェイでは、実際にミュージカルを観に行ってレポートをウェブ上で公開しています。
それぞれの観劇レポートではどこの座席に座って、そこからどう見えたかなど詳細に記載しています。もちろんプレミア席が一番良い席ではあるのですが、それ以外の座席ですと、必ずしも1階オーケストラ席が良い、という訳ではありません。「シカゴ」は舞台の高さが低い事もあって、1階席の最前列でも十分に楽しめますが、「マチルダ」を最前列で観た時は、首が痛くなってしまいましたした。また「フローズン」を1階席で観た時にとても感動したのですが、3階席のバルコニー席で改めて観てみると、1階席では見えなかった舞台全体を使ったプロジェクトマッピングに気付かされ、改めて感動しました。見る演目によって、各セクションで楽しめる内容も少し違ってくるのも事実です。

1階オーケストラ席の体験レポート

1階オーケストラ席 サイド A列で「オペラ座の怪人」を観た(2017年8月14日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 L列で「スポンジボブ」を観た(2017年11月20日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 L列で「ウィキッド」を観た(2018年2月7日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 W列で「エスケープ・マルガリータ」を観た(2018年2月28日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 R列で「フローズン」を観た(2018年3月8日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 N列で「ヘッド・オーバー・ヒールズ」を観た(2018年7月19日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 サイド N列で「アラジン」を観た(2018年7月25日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 K列で「Gettin’ the Band Back Together」を観た(2018年7月30日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 サイド S列で「キンキーブーツ」を観た(2018年8月16日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 サイド N列で「カム・フロム・アウェイ」を観た(2018年8月29日更新)
観劇レポート ▶

1階オーケストラ席 中央 G列とサイド J列で「ディアー・エヴァン・ハンセン」を観た(2018年11月8日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席の体験レポート

2階メザニン席 サイド C列で「アナスタシア」を観た(2017年10月18日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席 サイド C列で「フローズン」を観た(2018年3月8日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席 サイド E列で「バンド ビジット:迷子の警察音楽隊」を観た(2018年5月10日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席 サイド C列で「回転木馬」を観た(2018年7月11日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席 中央 E列で「ライオンキング」を観た(2018年8月17日更新)
観劇レポート ▶

2階メザニン席 サイド F列で「プリティ・ウーマン」を観た(2018年9月17日更新)
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2階メザニン席 中央 D列で「キングコング」を観た(2018年11月4日更新)
観劇レポート ▶