ハリーポッター役で有名なダニエル・ラドクリフがブロードウェイにカムバック!

2018年10月18日にオープニングを迎える「The Lifespan of a Fact(ザ・ライフスパン・オブ・ザ・ファクト)」の新作ミュージカルにハリーポッター役で世界的に有名なダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)が自身5度目のブロードウェイに挑戦します。ファン必見の公演となりますので、早速レポートしてみたいと思います。

ミュージカル The Lifespan of a Fact について

この物語は2002年に16歳の少年が自殺した事件をきっかけに、舞台であるネバダ州ラスベガスの自殺の文化や観光中心の文化の闇の部分などを書いたエッセイを元に、ファクトチェック実施者とノンフィクション作家の間で繰り広げられる葛藤について言及している作品となります。ファクトチェックとは、メディアなどで報じられた発言や情報の真偽を検証する行為であり、情報公開の準備の一環として位置づけられ、文中の不備を解消し、また公表の基準を満たさない情報を却下する目的で行われます。

主人公のフィンガルは国の有名雑誌などの文書に述べられている事柄が事実かどうかを確認するファクトチェッカーで、とある日彼の上司であるジョナスから、大きな仕事を頼まれることになり、作家のジョン・ダガタの作品を検証することになりますが、大半の記事が作り上げられたものだと気付き始め、合計で7年もの議論を起こしました。

The Lifespan of a Fact:原作について

左から:ジム・フィンガル(本人)、ジョン・ダガタ(本人)

原作の著書であるザ・ライフスパン・オブ・ザ・ファクトは、ジョン・ダガタ(John D’Agata)とジム・フィンガル(Jim Fingal)によって共同執筆され、ダガタが制作した2003年のエッセイ「What Happens There」に書かれている事実が本当なのか、事実確認を進める様子が読みながら進んでいく、という本となっています。ジョン・ダガタが行ってきたインタビューや個人的な研究からの話が果たして全て事実なのか、2人の議論が重なるにつれ、真実と嘘は一体何なのか、物語の流れの重要性と真の出来事について創造的に書くとき、どのように事実を検証していくのか、興味深い著書となっています。

トニー賞を8度受賞している監督 + 大手制作会社の全面バックアップ

過去に8回のトニー賞受賞し、劇場業界に長年のキャリアを持つジェフリー・リチャーズ(Jeffrey Richards)が監督を務め、舞台の演出を手がけるのは、オンとオフブロードウェイ両方の演出経験があるリー・シルバーマン(Leigh Silverman )です。シルバーマンは第68回トニー賞でミュージカル演出賞にノミネートしている実力の持ち主です。
また、「プリティウーマン」、「回転木馬」、「ディアー・エヴァン・ハンセン」等、錚々たるミュージカル作品に携わってきた映画製作・投資会社であるカイオラ・プロダクション(Caiola Production)が本作品に協力し気合が十分に入っているのが感じ取れます。その他の詳しい制作チームは今後発表される予定ですが、どのような作品に仕上がるのか、ますます公開が楽しみですね!

2018年9月20日にプレビュー公演、10月18日には一般公開が始まります。2019年1月13日までの16週限定の公演で、スタジオ54にて行われます!劇場の詳しい歴史や詳細はこちらをご覧下さい。

The Lifespan of a Fact:豪華キャストの紹介

フィンガル役:ダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)について

ダニエル・ラドクリフ
映画ハリーポッター役で有名な1989年生まれのイギリスの俳優。
11歳のときにハリーポッターの役を勝ち取り、一躍有名になり、現在に至るまで様々なドラマや舞台などでも活躍しており、2008年の「Equus(エクウス)」、2011年の「How to Succeed in Business without Really Trying(努力しないで出世する方法)」、そして2014年の「The Cripple of Inishmaan(夢の島イニシュマーン)」にて、演劇界の栄誉ある賞となるドラマ・デスク・アワード賞(Drama Desk Awards)で主演男優賞にノミネートしています。今作品では、ファクトチェッカーであるフィンガル役を演じます。

ジョナス役:チェリー・ジョーンズ(Cherry Jones)について

チェリー・ジョーンズ
1956年生まれのアメリカ・テネシー州出身の女優。
主に舞台を中心に活動しており、1995年の「The Heiress(女相続人)」、2005年の「Doubt(ダウト 疑いをめぐる寓話)」でトニー賞演劇主演女優賞を受賞しています。
日本でも大ブレイクしたアメリカのテレビドラマシリーズ「24-TWENTY FOUR-」では女性大統領役としてレギュラー出演をしました。
今回はラドクリフ演じるフィンガルの上司役として、どのような演技を魅せてくれるのか必見です。

ダガタ役:ボビー・カナヴェイル(Bobby Cannavale)について

右:フェスター・アダムス役を務めたケヴィン・チャンバーリン(Kevin Chamberlin)
1970年生まれのアメリカ・ニュージャージー州出身の俳優。
アメリカの連続テレビドラマや映画をメインに活動し、妻のシドニー出身の女優ローズ・バーンとの間に2人の息子がいます。
2008年の「Mauritius」で演劇主演男優賞、2011年の「The Motherfu**er with the Hat」で演劇助演男優賞、にノミネートされています。
「Shall We Dance?」(2004年)や「ANNIE」(2014年)など、主役を上手く引き立てる2枚目俳優として数々の作品に出演しています。
作家ダガタ役として、どんな一面を見せてくれるのか楽しみですね!