新着レポ:ブロードウェイミュージカル「ムーラン・ルージュ」 Moulin Rouge! The Musical

2001年にハリウッド俳優ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの共演で大ヒットしたミュージカル映画「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge!)」が、2018年夏にブロードウェイに登場することが決定しました。アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞した映画の舞台化ということだけあって、多くの注目を浴びています。さらにキャストには、映画「レ・ミゼラブル」での熱演を絶賛された舞台俳優アーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)が主演を務めるという事で、6月27日開始のボストン公演開始まで残り1周間を切った今、話題の新作ミュージカルです。ブロードウェイでの公演日や公演会場の詳細は発表されていませんが、舞台を作り上げる豪華キャストと制作軍について盛りだくさんの情報をお届けします!

ミュージカル版 ムーラン・ルージュ舞台化にあたって

舞台版「ムーラン・ルージュ」
「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge!)」は2001年にバズ・ラーマン監督によって制作された映画で、ハリウッド俳優ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やユアン・マクレガー(Ewan McGregor)など大物キャストにより映画化され大ヒットとなりました。実際にパリにあるダンスやコメディショーなどパフォーマンスをする舞台キャバレー「Moulin Rouge(Moulin Rouge)」を舞台に、世界的に有名な歌手であるビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどの曲に乗せて踊り子たちの人生を描いた物語は大きな反響を呼び、その興行収入は180億円以上にも及びました。さらに、主演のニコール・キッドマンの演技は批評家から絶讃を受け、アカデミー主演女優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞しました。

ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge! The Musical)あらすじ

舞台は1900年のパリ。
作家を目指しモンマルトルにやってきた主人公クリスチャンは、この町で自由と愛についての物語を書こうと意気込むも、恋愛経験がまったくなかった彼は物語が全然書けずに悩んでいました。そんなある日、彼が泊まっていた宿の天井を突き破り、気を失ったアルゼンチン人が落ちてきます。いきなりの出来事で驚くクリスチャンの前に、キャバレー「ムーラン・ルージュ」で働く作家のオードリーや画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックが現れ、アルゼンチン人の代わりに舞台の曲を書くことになります。やがて、キャバレー「ムーラン・ルージュ」で働くようになったクリスチャンは、そこで働くサティーンに恋をしてしまいます。身分がまったく異なる2人の恋はどんな物語へと展開していくのか、予想もできないクライマックスが待っています。

映画「グラディエーター」「ラスト・サムライ」を手がけた脚本家も参加

今回ミュージカル版となる「ムーラン・ルージュ」を作り上げる制作軍は豪華受賞歴を持ったチームとなります。台本を担当する劇作家ジョン・ローガン(John Logan)は、映画脚本家としてハリウッドで活躍しており、過去に2度アカデミー賞ノミネート経験の持ち主で、代表作は映画「グラディエーター」「ラスト・サムライ」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」などが挙げられます。監督を担当するのは、過去に2011年トニー賞ミュージカル脚本賞2012年トニー賞演劇演出賞にノミネート経験のある著作家アレックス・ティンバース(Alex Timbers)です。彼は、2018年10月公開予定のブロードウェイ「ビートルジュース(Beetlejuice)」でも監督を務める人気著作家です。
そして、アカデミー賞衣装デザイン賞と美術賞を受賞した映画版「ムーラン・ルージュ」の舞台と衣装を担当するのは、ブロードウェイの偉人キャサリン・ズーバー(Catherine Zuber)です。衣装デザイナーとしてブロードウェイで知らない人はいないというほど偉業を成し遂げた人物で、過去にトニー賞デザイン賞で5度ノミネート第53回第57回第65回第65回第71回)、2018年度のトニー賞ミュージカル衣装デザイン賞を含め7度受賞第58回第59回第60回第61回第64回第69回第72回)しています。(なんと4年連続トニー賞を受賞しています!)彼女が作り上げる舞台に登場する豪華なセットや華やかな衣装も必見です。

主演アーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)の歌唱力を動画で確認

ミュージカル版「ムーラン・ルージュ」のボストン公演の公式トレーラーをを見て予習しましょう。これを見るときっとあなたもこのミュージカルに行きたくなるはず!

Moulin Rouge! The Musical 最新キャスト情報

今回の作品に大抜擢されたキャスト人をピックアップ!

クリスチャン(Christian)役:アーロン・トヴェイト Aaron Tveit

アーロン・トヴェイト
1983年10月21日生まれのアメリカの俳優
2004年公開のトニー賞受賞ブロードウェイ作品「レント(Rent)」の米国ツアーから舞台俳優として活動を開始したアーロンは、2006年公開のミュージカル「ヘアスプレー(Hairspray)」でブロードウェイデビューをしました。その後、ミュージカル「ウィキッド(Wicked)」への出演や2011年公開の作品「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can)」で初の主演を演じました。さらにブロードウェイだけには留まらず、人気ドラマ「ゴシップガール」などのテレビドラマや、2012年公開の映画「レ・ミゼラブル」では市民革命に奮闘する学生の役を演じるなど、幅広い分野で活躍をしている若手俳優です。

サティーン(Satine)役:カレン・オリヴォ Karen Olivo

カレン・オリヴォ
1976年8月7日生まれのアメリカの女優
アメリカの舞台やテレビドラマで活躍する彼女は、2008年公開のトニー賞受賞ミュージカル作品「インザハイツ(In the Heights)」で助演女優を演じ、ブロードウェイデビューをしました。2009年公開のリバイバル作品「ウエストサイドストーリー(West Side Story)」では見事にトニー賞ミュージカル助演女優賞を受賞し、この快挙は合計4作品となる「ウエストサイドストーリー」のブロードウェイ公演で唯一トニー賞を受賞した人物となりました。

ミュージカル「ムーラン・ルージュ」公式インスタグラム