ビートルジュース(Beetlejuice) 観劇レポート 第二弾

ビートルジュース Beetlejuice 観劇レポート 2019年9月10日

こんにちは、スタッフの藤井です。
最近ちょっとミュージカル観劇からアウェイな感じだったのですが、突然「今日チケット2枚余ってるけど、いる?」と取引先から連絡があり、それが前回、スタッフ水木が行った「ビートル・ジュース」でした。
2019年4月15日に観劇:前回のレポートはコチラ▶

4月にお誘いをいただいた時は別のイベント参加のため行けなくて悔しい思いをしたので、今回は是非!と思ったのですが、連日の寝不足でちょっと腰が重いな…と少し思ったものの、すぐに2枚お願いします!と伝えました。
他のスタッフと一緒に行く予定が、まさかのドタキャンで一人で行く事に。
久しぶりの一人ミュージカル観劇となりましたが、思う存分楽しもうと思って劇場に足を運びました。

ビートルジュース(Beetlejuice)について

ウィンター・ガーデン劇場の入り口に掲げられている看板 「A Jow-Dropping Funhouse」(顎が落ちて外れるくらいに笑える場所)
年代がばっちりバレますが、自分が中学生の時に見た、大好きなティム・バートン監督の映画「ビートルジュース」は、今見たら相当しょぼいCG合成やパペット合成だったりするのですが、特殊メイクやお化けのパペットの演出が、当時はとても斬新に感じた映画でした。
マイケル・キートン演じるビートル・ジュースは何とも強烈なキャラクターで、死んだばかりの夫婦をさんざん振り回して、あの世とこの世を行ったり来たり。ティム・バートンの世界観がたっぷりつまったこの作品は是非一度、まずは映画で見ていただければこのミュージカルをもっと楽しむ事ができると思います。
ビートルジュース詳細ページ ▶︎

BeetlejuiceはWinter Garden Theatreで公演中

1800年代末までは馬の交換所だった事でも有名なWinter Garden Theatre(ウィンター・ガーデン劇場)

ウィンター・ガーデン劇場

1800年代末までは馬の交換所だった事でも有名なWinter Garden Theatre。ブロードウェイのど真ん中に位置する好立地が、貴族の馬車の交換などに好都合だったのでしょうか…。
自分がここに来たのは、それこそ今回ビートル・ジュース役で主役を演じるアレックス・ブライトマン(Alex Brightman)スクール・オブ・ロックに出演していた2015年以来…。同じ劇場でまた彼を見れると思うとなかなか感慨深いです。 Winter Garden Theatre 詳細 ▶︎

注意!バウチャーをチケット本件に交換してから列に並ぼう

ウィンター・ガーデン劇場のチケット窓口は、Advance Sale:先の公演チケット購入、Current Sale:当日券の購入、Reservation:予約・チケット受け取りの3つに別れています。
あっとブロードウェイでチケットを購入いただくと、バウチャーチケット(交換券)が発行されますが、このバウチャーはそのままではご入場がいただけません。必ず、劇場のチケット窓口にお立ち寄りいただき、身分証明書(パスポートなど)をご提示の上、チケット本券と交換する必要があります。
ウィンター・ガーデン劇場のチケット窓口は、①Advance Sale:先の公演チケット購入、②Current Sale:当日券の購入、③Reservation:予約・チケット受け取りの3つに別れています。
チケット本券を持っているお客さんが続々と劇場内に入っていく様子
という事で、公演開始の45分前くらいを目処に(少なくとも30分前には必ず)劇場に到着するようにしていただきたいと思います。今回はちょうど30分前に劇場入りしましたが、チケット受け取りの列は短いものの、何かトラブったお客さんがずっと目の前で詰まっていて、自分の番まで10分以上かかりました。

割引バウチャー購入方法 ▶

ウィンター・ガーデン劇場内の雰囲気は全面ビートルジュース色

前回のスタッフ:水木のレポートと被ってしまうのですが、劇場内は全体がビートルジュース色に染まっていました。スモークがたかれていて、青と紫の怪しい照明でお化け屋敷のような演出となっていました。
こちらでは1階席の様子をぐるっと撮影してみましたので、御覧ください。

※クリックして画像を拡大

1階オーケストラ席後方からステージを見たところ
1階座席右サイドの様子。後方の座席は2階メザニン席がかぶさっているのが分かります。
1階席 左サイドの様子。

劇場限定のビートルジュースグッズを手に入れる

こちらも前回の観劇レポートと被ってしまうのですが、劇場限定のオリジナルグッズを紹介します。
チケットを見せて劇場に入ってすぐ右側にまず小さいブースが1つあり、Tシャツ($30~)やマグネット($10)、エナメルピン($15)、缶バッジセット($15)、ノート($20)などの小物を中心に販売していました。

劇場内に入ると大きなバーがあるのですが、その隣には、キャップ($30)、フード付パーカー($80)、靴下($25)などのアパレルを中心に販売しています。パーカーはフードの中が白黒ボーダーになっていて、めちゃくちゃ気になりましたが、先週ソーホーで衝動買いをしてしまった私は今回はおとなしくしておりました…。

※クリックして画像を拡大

劇場に入る前の物販コーナー。お子さん連れのお客さんにきさくに話しかける劇場スタッフはとても合いそうが良さそうでした。
劇場内の物販コーナー。こちらのお兄さんもめちゃくちゃ合いそうが良かったです。丁寧に商品を説明していました。
劇場内の物販ラインナップ。一番左が、個人的にとても惹かれた、フードの中が白黒ボーダーになったオリジナルパーカーです。

ビートルジュースは日本語の翻訳機レンタル可能!

翻訳機の端末が入ったラック。レンタルには身分証明書が必要です。
あっとブロードウェイでも何回か過去に取り上げた事がある翻訳機(Audio Trans(オーディオ・トランス)が、この劇場にもありました!
詳細はコチラ▶
今回の大発見は、ビートルジュースの翻訳機は日本語とスペイン語に対応している!という事です。レンタルにはパスポートとクレジットカードが必要となりますが、けっこうアメリカン・ジョークが多かったり、登場人物が多くてストーリーの展開に追いついていけなさそう…と思われる方にはオススメです。
翻訳機について詳しく ▶

最新音響・映像機器が設置されていた

プロジェクトマッピング用に使われていると思われる特殊効果の機材か?
ちょっとネタバラシになりますが、このミュージカルでは、たくさんの特殊効果が使われています。風・水・火、いろんなものが舞台上を飛び交い、視覚的な仕掛けがたくさん。

フローズン(アナと雪の女王)顔負けのプロジェクトマッピングが使われていたり、なかなかお金がかかっています。舞台上の演出のために使われると思われるボードの横に、別の巨大PAが置かれていました。
写真はコチラ▶

今回の座席はココでした(前回より8列前!)

なんと、前回、別のスタッフが座った席のちょうど8列目の座席でした。やったった感アップ(笑)8列前になるとかなりステージに近いですね。

1階オーケストラ席 まえから8列目(G列)シート番号106からの視界

チケット券面の見方:ORCHO K 5の場合

Orchestra Odd = 1階オーケストラ席 奇数列
K 5 = K列(前から11列目)シート番号5(通路から3席目)
通路側から3席目なので、角度も付かず、非常に見やすかったです。

座席表で説明するとコチラ ▶︎

1階オーケストラ席 まえから8列目(G列)シート番号106からの視界
ウィンター・ガーデン劇場はオーケストラ席は特にですが、傾斜が少なく座席が平たく並んでいるので、見にくい印象を受ける方もいらっしゃいますが、前の座席との距離が他の劇場に比べて広くなっているので基本的には問題なし。ただ今回は目の前のちびっこがブースターを使ってかなり座高を高くしていたので、大きなアメリカ人と変わらないくらいの高さになってしまい、ちょっと邪魔になったシーンがあったのも正直なところ。まぁ前に座る人はこちらで選べないですからね!ちなみに、今回の座席からの見え方はこんな感じでした。

前半終了後の途中休憩はカオスでした

前半の1時間で、悩める少女リディアがビートルジュースの名前を3回呼んでしまった~!(ネタバラシでごめんなさい)という所で、幕が閉じました。

前半が終わると白黒ぐるぐるマークの幕で休憩時間となる
一応トイレに行っておこうかなぁ…と思ったのですが、男性トイレが階段でズラーっと並んでいたのを見て、我慢できる事もあって諦めました。公演が始まる前に行っておいて本当によかったと思います。
という事で、ウィンター・ガーデン劇場のトイレはめちゃくちゃ並ぶので、ミュージカルが始まる前にトイレに行っておく事を強くオススメします!
休憩時間の1階席の後ろの様子。バーに並ぶ人、トイレに向かう人などでごった返しているのが分かります。
今回はたまたまかもしれませんが、とにかく休憩時間は全員が離席しているんじゃないか、と思うほど劇場内がごった返していました。女性トイレはもちろん、男性トイレも長蛇の列で、バーはパンク状態でした。きっと前半だけでかなり笑ったので、喉も乾いたのでしょう…。
自分はトイレに行かず、外の空気を吸いに一旦外へ。劇場に戻る時には、入場時に見せたチケットの再提示を求められるので要注意です!

観劇後の楽しみ方!キャストの出待ちを体験

個人的にとても好きなビートルジュース役のアレックス・ブライトマンには是非会いたい!と思っていたので、終演後にダッシュで「7番街側の出口を出たすぐ右側」まで走りました。かなりダッシュで行ったので、囲われたバリケードの最前線をゲット。しかし、今回はかなり出待ち客が多い…。日本人は私一人でしたが。

カーテンコールをちょっとだけ見て即ダッシュしたので最前線をゲット。あと5秒遅れたら最前線は無理でした。
出待ちしている人は、10代の若い客がとても多かったように思えます。
というのも、主役のアレックス・ブライトマンは、ブロードウェイではもちろん有名ですが、TVドラマなどにも出演している売れっ子俳優なので、アメリカ人にとってはスターなのです。
おもしろくて、踊れて、楽器も弾けて、かなり高いレベルのマルチプレイヤーの彼を待っている様子は、横の会話を聞いてすぐに分かりました。

しかし…。
待てども待てども、彼が来ない。

並び始めて1時間を経過しても主演キャストが現れず…。
ちらほら出てくるのはアンサンブルのキャスト達だけ。ごめんなさい、あなたを待っているわけではないのです、と日本人節で笑顔でサインを一応もらうものの、何役をされているのかわからないキャスト達が1人、2人、3人、と出ていく(失礼で本当にごめんなさい!)
待つこと1時間30分、やっとメインキャストのアダム役、ロブ・マックル-レ(Rob Mac Clure)出てきてくれました(写真はコチラ▶
彼は、自分の隣でサインをもらっていた女の子が「自分も役者志望でオーディションに落ちまくってるんだけど、どうしたら良いかアドバイスをくれない?」と聞かれると、サインするペンを止めて、5分以上、細かくこうしたら良い、というアドバイスをしていました。

ロブの話は、オーディションに落ちた時に思わないといけないのは、自分に才能が無くて落ちた、と思わない事。落ちた後に合格した人の演技を見て、自分にないものを持っているか、ちゃんと確認する事。だいたいこれで、自分に「足りないもの」を見つけるというよりは、自分と受かった人が「違う」という事に気づくはず。だから、変に落ち込む必要はなくて、自分の持っているものを必要とされる役柄をちゃんと見極めてそこに集中してオーディションをやってみな。というものでした。彼も何百というオーディションをこれまで受けてきて、そう思った、という事でした。ファンの子に親身になってアドバイスをしてあげて、めちゃくちゃ良い人だなぁ、と思いました。

感動したのもつかの間、出待ち開始から1時間45分が過ぎた時にセキュリティのおじさんが「今日はこれで解散。もう誰も出て来ないよ」と悲しいお知らせを告げ、出待ちは終了してしまいました…。

ビートルジュース 観劇後の感想まとめ

ビートル・ジュースのカーテンコール。

英語がわからないと置いてかれる部分あり

まず、これが正直な感想その1です。自分は多分ミュージカルの中の英語を9割理解できてると思っていますが、細かいイジりジョークや、アメリカあるあるのジョークが多かったりしたので、これが日本から来た旅行者の方に理解できるか?と思うとそこは少し疑問符でした。マシンガントークで笑かすスタイルで、かなり早口な部分があったりもしました。主演のアレックスの演技は言葉分からずで全然笑えてしまうので、正しくは「英語が分かれば腹を抱えて笑えるレベル」という事ですね。

カーテンコールでは、ビートル・ジュース役のアレックス・ブライトマンとリディア役のソフィア・アン・カルーソは段違いの歓声で湧いていました。

舞台セットがココイチ凄い

ティム・バートンの世界を再現する事はとてもハードルが高かったと思いますが、ある意味別のエッセンスたっぷりなオリジナルミュージカルになっているものの、舞台セットはぬかりなし!ひん曲がった小屋のデザインや、ビートル・ジュースが支配した後の家の中、家具、小道具、全てが途中で変身したり化けたりします。それを見ている眼の前でリアルタムで変えてしまう演出と視覚効果が凄かったです。なるほど、これがあの1階席の後ろにあった装置で操作されてるんだな、と思いました。 火が出たり、物が突然消えたり、人が中に浮いたり、映画の中での演出をまるで手品のようにハイスピードで繰り広げていくところは見ていてずっと飽きなかったです。

結論、基本的な物語の流れが頭に入っていれば、英語は要りません。めちゃくちゃ笑えます。
あと、手品みたいなものが舞台上でどんどん繰り広げられていくので、お子様にもオススメです。ただ、ビートル・ジュースの下品なジョークがちょっとあるので、英語が分かる子はそこだけ耳を塞ぎましょうか(笑)
最後の結末は、ちょっと良いシーンあり、笑いあり、ちょっとしっぽりするシーンもあり、しっかりブロードウェイ色に着色された、おもしろおかしいミュージカルになっているので、今年のラインナップの中でもとてもオススメの作品だと思いました!

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ビートルジュース(Beetlejuice)

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