こちらの演目は2018年7月1日に終演となりました
Marquis Theatre(地図)
上演時間:2時間25分(途中休憩1回あり)
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|基本情報
Marquis Theatre | 210 W 46th St, New York, NY 10036(地図) |
プレビュー公演 | 2018年02月16日 |
オープニング公演 | 2018年03月15日 |
公演終演日 | 2018年07月01日 |
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|みどころ
米国を代表するカントリー歌手ジミー・バフェットによる作品
本作品の見どころはなんといっても、全曲をアメリカ出身のシンガー・ソングライターであるジミー・バフェット(Jimmy Buffett)の楽曲を使用していることです。大ヒットした自身のアルバム「マルガリータヴィル(Margaritaville)」を基に、No.1ベストセラー作家として活躍する彼の舞台演出は実力の賜物です。
まるで南国の島に訪れたような空間を作る劇場
実際にあっとブロードウェイスタッフが南国体験した観劇レポートをまとめていますので、是非ご覧ください!
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|ストーリーあらすじ
舞台は南国の島「マルガリータヴィル」。この島には毎年多くの観光客が癒やしと休暇を求めて遊びにきます。
マルガリータヴィルのレストランでシンガーとしてライブを行う主人公タリーズは、入れ替わり来る観光客の女の子を引っ掛けては、友人ブリックと夜な夜な飲んで踊って毎日を過ごす陽気な生活を送っていました。
そんなある日、タリーズは新しく来た観光客レイチェルとタミーに出会います。レイチェルは仕事第一で海辺でゆったりと時間を過ごすことが大っ嫌いなキャリア志向の女の子。今回の旅行も友人タミーの婚約祝いとして仕方なく付いてきた上、タリーズというレイチェルが一番苦手なタイプの男性に絡まれるはめに。一方タリーズは、いつも遊びに来る女の子とは違うレイチェルに興味を持ち始め、レイチェルをデートに誘います。最初は自由奔放のタリーズに嫌気がさしてレイチェルですが、お互いの考えや話をしていく内に正反対の2人は惹かれ始めます。
1週間が過ぎ、ついにレイチェルが帰国する日が訪れます。タリーズはここで一緒に暮らそうとレイチェルを引き止めるも、仕事優先のレイチェルはそれを押し切り帰国してしまいます。そんなレイチェルと疎遠になり途方に暮れている中、マルガリータヴィルに火山が襲いかかり、島から避難しなければならなくなったタリーズが向かった先とは…。
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|動画紹介
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|座席表
Marquis Theatre の座席表
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|豆知識
2017年にサンディエゴのラ・ホーヤ・プレイハウス(La Jolla Playhouse)で上演され、その後シカゴ公演などを経て2018年3月からブロードウェイに登場しました。
ジミー・バフェット(Jimmy Buffett)とは
その後、フロリダ州マイアミのキーウェストを拠点として歌手活動を行っていたジミー・バフェットは、1984年に代表曲から名付けられた2つのレストラン「マルガリータヴィル(Margaritaville)」と「チーズバーガー・イン・パラダイス(Cheeseburger In Paradise)」を開業しました。カントリー歌手らしい南国をイメージとした両レストランは、アメリカや南米、カリブを中心に展開する大型チェーン店にまで成長しました。また、ジミー・バフェットはNo.1ベストセラー作家としても有名であり、過去に出版された作品「Tales from Margaritaville」「Where Is Joe Merchant」「A Pirate Looks At Fifty」はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーのノンフィクション部門とフィクション部門の両方で第1位を獲得しています。この快挙は、歴史上でフィクションとノンフィクション部門の両方で第1位に輝いた7人のうちの1人です。
南国の島「マルガリータヴィル」を舞台に実現させた制作陣
また脚本には、テレビに関連する様々な業績に与えられるエミー賞(Emmy Award)でノミネート経験のあるグレッグ・ガルシア(Greg Garcia)とマイク・オマリー(Mike O’Malley)が担当し、楽曲を担当したジミー・バフェット以外にも豪華制作軍が作品を作り上げています。
名作に出演経験のある実力派キャスト軍
主役を務めるのは、過去にミュージカル「シカゴ(Chicago)」や「ワンス(Once )」に主演経験のあるポール・アレクサンダー・ノラン(Paul Alexander Nolan)、ヒロイン役にはトニー賞受賞作品である名作「マンマ・ミーア!(Mamma Mia! )」「マチルダ(Matilda The Musical)」「レ・ミゼラブル(Les Misérables)」に出演したアリソン・ルフ(Alison Luff)が務めます。
ミュージカル「エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル」通して感じる人生観
ミュージカル「エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル」は誰もが憧れる南国での楽しい暮らしを演出しているだけだなく、仕事を生きがいとして生きる現代の私たちにとって、人生において何が大切なのかを考えさせられる作品です。仕事で失敗すれば人生が終わってしまうという考えのヒロイン役レイチェルを現代の私たちと反映させ、現代のストレス社会の中で、人生とは自分のやりたいことをして自分の気持ちに正直になって生きることを忘れてしまった大人たちへ投げかける、そんな現代の問題に根付いた内容となっています。明るく陽気な音楽とともに、舞台を通してあなたにとっての人生について考えてみてはいかがでしょうか。
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル(Escape to Margaritaville)|制作スタッフ
制作スタッフ |
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音楽・歌詞 | Jimmy Buffett |
台本 | Greg Garcia Mike O’Malley |
監督 | Christopher Ashley |
振付 | Kelly Devine |
舞台デザイン | Walt Spangler |
衣装デザイン | Paul Tazewell |
照明デザイン | Howell Binkley |
音響デザイン | Brian Ronan |
エスケープ・トゥ・マルガリータヴィルの感想|口コミ情報
ミュージカル「エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル」に関する皆様からのご感想を紹介しております。
ご帰国された後にでもご一筆を賜れますと幸いです。口コミのコメントはリアルタイムに反映されます。皆様からの評価、コメントをお待ち申し上げます。
ミュージカル「エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル」の総合評価
このミュージカルの口コミ
南国ムードでとてもハッピーな気持ちにさせてくれますが、その一方で人生について問いかけてくれる作品でもあるなと思いました。
キャスト陣のレベルも高く、歌唱力や演技力もありました。
ただ間違いなく南の島に旅行に行きたくなります!笑
席はオーケストラ席センターで、割といい席でした。
以前マイアミにいる時にホームステイ先のおじさんがジミー・バフェット好きで、私もよく聞いていたので、彼の曲が詰まっていてとても楽しく陽気にきくことができました。キーウエスト思い出しました♪
きのこ
南国ムードでとてもハッピーな気持ちにさせてくれますが、その一方で人生について問いかけてくれる作品でもあるなと思いました。
キャスト陣のレベルも高く、歌唱力や演技力もありました。
ただ間違いなく南の島に旅行に行きたくなります!笑
席はオーケストラ席センターで、割といい席でした。
たびとも
以前マイアミにいる時にホームステイ先のおじさんがジミー・バフェット好きで、私もよく聞いていたので、彼の曲が詰まっていてとても楽しく陽気にきくことができました。キーウエスト思い出しました♪