こちらの演目は2018年7月15日に終演となりました
Neil Simon Theatre(地図)
上演時間:Part1:3時間30分(途中休憩2回あり)
Part2:4時間00分(途中休憩2回あり)
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|基本情報
劇場:Neil Simon Theatre | 250 W 52nd St, New York, NY 10019(地図) |
初公演日 | 2018年03月25日:プレビュー 2014年3月20日:オープニング |
公演終了予定日 | 2018年07月15日 |
年齢制限 | 5歳以上 ※子供料金設定なし |
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|みどころ
7時間以上に及ぶ異例の上演時間を二部構成で
二部構成となっている本作品は、第一部が3時間30分(途中休憩2回)、第二部が4時間(途中休憩2回)となっており、夜の11時過ぎまで一つの芝居を観劇するという経験は滅多にできるものではありません!
また、長時間の公演にも関わらず、それを一切感じさせない演者の演技力の高さにも注目です!
あの有名映画俳優がゲイ役に
アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールドが今回HIV患者のゲイ役を熱演しています!
アンドリューの新境地ともいえる渾身の演技は期待が更に高まります。
第72回トニー賞(2018年)で計11部門でノミネート
ブロードウェイの頂点を決めるトニー賞(2018年)にて、本作品が合計11部門でノミネートしました。ミュージカル作品賞に加え、ミュージカル主演男優賞(プライアー役のAndrew Garfield)、ミュージカル助演女優賞にはダブルノミネート(ハンナ役のSusan Brown, ハーパー役のDenise Gough)がノミネートしています。
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|ストーリーあらすじ
1980年代、レーガン大統領時代のアメリカ。
エイズは同性愛者だけがかかる癌であると思わされていた時代です。
政治、経済、宗教、人権、法律、医療・・・アメリカは様々な闇を抱えていました。
分岐点に立つ二組の同性愛者カップルがいました。
控訴裁判所の文書係として働くユダヤ人ルイスと、エイズを発症した同棲相手の青年プライアー(アンドリュー・ガーフィールド)。ルイスはプライアーの病状悪化に怯え、自責しつつも彼から逃げ出してしまいます。
片や、控訴裁判所の書記官でモルモン教徒のジョーと、情緒不安定で薬物依存の妻ハーパー(デニース・ゴフ)。ジョーは、自分を不正の片棒担ぎとしてワシントンに栄転させようとする強引な有力弁護士ロイ・コーンと、ワシントン行きを嫌がり幻想に逃げ込む妻との板挟みに悩むうち、格下の同僚ルイスの苦しみに触れ、自分の同性愛傾向を発見します。
息子ジョーから同性愛者であると告白された母ハンナ(スーザン・ブラウン)は急遽上京、ひょんなことからプライアーと知り合い、彼の面倒をみるようになります。そのプライアーの前に突然天使が現れ、彼には使命があると告げる一方、隠れた同性愛者であるロイもまた主治医からエイズを宣告されます。激痛に苦しむ彼の目の前に現れたのは、かつて彼自身が不当裁判で死刑に追いやった死者だったのです…
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|動画紹介
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|座席表
Neil Simon Theatre の座席表
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|豆知識
1991年にサンフランシスコのエウリカ・シアター(Eureka Theatre)で初演が行われ、2003年にはメリル・ストリープなどが出演し、米国でテレビシリーズ化された後、リバイバル作品として2017年の春にロンドンのナショナル・シアター(National Theatre)で公演が行われ、2018年2月からブロードウェイにて期間限定の公演として上演開始となりました。
豪華キャストによる本格派の演技
アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、ミュージカル「プロデューサーズ」や「ローマで起こった奇妙な出来事」でトニー賞のミュージカル主演男優賞受賞を受賞している実力派のネイサン・レインなど、豪華すぎるキャストたちが勢揃いとなっています。
プライアー役のガーフィールドは、繊細で透明感のある演技が素晴らしく、心の気持ちを表すかのような手の動きが印象的です。エイズにより確実に衰えていく身体をひきずりながら、愛らしさとやるせなさのみならず、時には大いに笑わせたりと、熱演ぶりが光ります。ロイ役演じるネイサンは力強く、権力を武器に欲しいものを手に入れてきた男特有の、傲慢なキャラクターを見事に演じています。ちなみに、この役は実在したニューヨークの検察官・弁護士の生涯を元にしたキャラクターで、検察官時代には赤狩りの中心人物として知られ、弁護士時代には、ドナルド・トランプも顧客に持っていたそうです。
リアルさを追求した天使の演出
エンジェルス・イン・アメリカは2部構成に分けて上演される
「エンジェルスインアメリカ(Angels in America)」は1つの物語が約7時間30分と長編のため、Part. 1とPart. 2の二部構成になっています。2つの部を両方観劇することで物語が完結します。チケットは、①単品購入 と ②2部セット の2種類があります。
1部(Part1またはPart2)のみ観劇する場合
2部(Part1.2)を観劇する場合
エンジェルス・イン・アメリカ|上演スケジュール
Part.1(第1部) |
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水 | 1:00PM |
木 | 7:00PM |
金 | 公演なし |
土 | 1:00PM |
日 | 2:00PM |
※日曜日はPart.1とPart.2が交互に公演されます。
Part.2(第2部) |
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水 | 7:00PM | |
木 | 公演なし | |
金 | 7:00PM | |
土 | 7:00PM | |
日 | 2:00PM |
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)|制作スタッフ
制作スタッフ |
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音楽・歌詞 | Adrian Sutton |
台本 | Tony Kushner |
監督 | Marianne Elliott |
舞台デザイン | Ian Macneil |
衣装デザイン | Nicky Gillibrand |
照明デザイン | Paul Constable |
音響デザイン | Ian Dickinson |
エンジェルス・イン・アメリカ(Angels in America)の感想|口コミ情報
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