こちらの演目は2019年6月30日で終演となりました。
Studio 54(地図)
上演時間:2時間30分(途中休憩1回あり)
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|基本情報
劇場: Studio 54 | 254 W 54th St, New York, NY 10019(地図) |
公演スケジュール | 火~日(日・水・土は昼公演あり) 休演日:月 |
初公演日 | 2019年2月14日:プレビュー 2019年3月14日:オープニング |
公演終了日 | 2019年6月30日 |
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|みどころ
ジャズのスタンダード・ナンバーとして愛され続ける名曲の数々
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|ストーリーあらすじ
メリーランド州ボルチモアにある劇場で、シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)」の試演が行われていました。
劇団の主演男優フレッドと主演女優のリリーは、些細なことで喧嘩をし、ふとした意地の張り合いが原因で離婚したばかりの夫婦で、お互い相手の存在が気になりつつも、フレッドにはいい感じの若手女優ロイスという存在がおり、リリーには将軍の恋人がいました。
そんなある日、舞台開演前にリリー宛てに大きな花束が届きます。送り主を見てみると、なんと離婚をした元夫フレッドからのものでした。リリーは大喜びし、花束と一緒に添えられていたメッセージカードとともに舞台に上がりますが、そのメッセージカードの中身を見てみると、実はその花束はフレッドの恋人ロイスに宛てたものだったのです。それに気づいたリリーは大激怒、舞台に出演しないと言い放って劇場から去ってしまいました。
当然のごとく大騒ぎとなっている舞台裏に追い打ちをかけるように、騒ぎの発端であるフレッドが抱えていた借金のために、取り立て屋が楽屋まで押し寄せてくる始末。フレッドは、借金を返すお金を稼ぐために何としても主演女優であるリリーを舞台に引き戻し、この公演を成功させる必要があるのですが…。
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|動画紹介
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|座席表
Studio 54 の座席表
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)|豆知識
渡辺謙と共演したベテラン女優ケリー・オハラが登場!
ジャズの巨匠:コール・ポーターによる作詞・作曲を基に制作
コール・ポーター(Cole Porter):プロフィール
1891年6月9日 – 1964年10月15日 アメリカ合衆国の作曲家・作詞家
アメリカ・インディアナ州生まれ。幼い頃からヴァイオリンやピアノを習い、イェール大学卒業後、ハーバード大学に入学するも音楽家としての道を選ぶ。1951年公開のミュージカル「Hands Up」で楽曲制作をし、本格的に作曲家として活動を開始するもブロードウェイでは上手く行かずパリへと渡る。その後、1920年代にブロードウェイの楽曲制作に再び取り掛かり、1932年公開のミュージカル「陽気な離婚(Gay Divorce)」や1949年公開のミュージカル「キス・ミー・ケイト」が大ヒットし、トニー賞受賞の快挙の成し遂げた。当時発表された名曲の数々は、今日のジャズのスタンダード・ナンバーとして受け継がれている。
シェイクスピア喜劇:じゃじゃ馬ならしとは
Kiss me Kateは、1594年にウィリアム・シェイクスピアによって執筆された初期の恋愛喜劇の1つである「じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)」の舞台裏側で起こった、離婚したカップルの男女関係を描いた物語です。身分、容姿、財産などで結婚相手を決める恋愛模様を描いた物語は、その後、世界中で映画、オペラ、バレエ、ミュージカルなど様々な作品の見本となっています。
初のトニー賞ミュージカル作品賞を受賞した作品
実は3度目のリバイバルとなるKiss Me Kate
初演が行われた年の第3回トニー賞受賞式ではトニー賞ミュージカル作品賞を含む4部門で受賞し、1952年にブロードウェイ劇場で最初のリバイバル公演が実現します。1999年にマーティンベック劇場で2度目のリバイバル公演が行われた時には、第53回トニー賞にてトニー賞ミュージカル・リバイバル作品賞を含む10部門で受賞、12部門でノミネートする快挙を成し遂げました。今回、19年振り、3度目となるリバイバル公演でもトニー賞への期待が大きくかかっており、2018年度の注目作品となっています。
キス・ミー・ケイトのキャストと制作スタッフ
音楽・歌詞 | Cole Porter |
脚本 | Sam and Bella Spewack |
監督 | Scott Ellis |
追加脚本家 | Amanda Green |
振付 | Warren Carlyle |
舞台デザイン | David Rockwell |
照明デザイン | Donald Holder |
衣装デザイン | Jeff Mahshie |
音楽デザイン | Paul Gemignani |
音響デザイン | Brian Ronan |
キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)の感想|口コミ情報
ミュージカル「キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)」に関する皆様からのご感想を紹介しております。
ご帰国された後にでもご一筆を賜れますと幸いです。口コミのコメントはリアルタイムに反映されます。皆様からの評価、コメントをお待ち申し上げます。
ミュージカル「キス・ミー・ケイト」の総合評価
このミュージカルの口コミ
コールポーターのナンバーだけでも素晴らしいですが、舞台装飾と衣装も色鮮やかでとても良かった。
そしてなんと行っても今回のお目当ては、ケリー・オハラさんです。
彼女の生の歌声が一度聞きたくて観劇したといっても過言ではありません。
彼女が舞台から出てくる時はものすごい脚光を浴びていて、やはり人気の舞台女優さんなんだなあと思いました。
日本で1度舞台を見たことがあります。その時も思ったのですが、曲はソー・イン・ラヴが一番好きです。
KURODA
コールポーターのナンバーだけでも素晴らしいですが、舞台装飾と衣装も色鮮やかでとても良かった。
そしてなんと行っても今回のお目当ては、ケリー・オハラさんです。
彼女の生の歌声が一度聞きたくて観劇したといっても過言ではありません。
彼女が舞台から出てくる時はものすごい脚光を浴びていて、やはり人気の舞台女優さんなんだなあと思いました。
SAKIKO
日本で1度舞台を見たことがあります。その時も思ったのですが、曲はソー・イン・ラヴが一番好きです。