こちらの演目は2020年1月5日に終演となりました。
Marquis Theatre(地図)
上演時間:2時間35分(途中休憩1回あり)
トッツィー(Tootsie)|基本情報
劇場:Marquis Theatre | 210 W 46th St, New York, NY 10036(地図) |
プレビュー公演 | 2019年3月29日 |
オープニング公演 | 2019年4月23日 | 公演終了日 | 2020年1月5日 |
トッツィー(Tootsie)|みどころ
女性顔負け!体当たりの女装演技で笑いが止まらない!
物語の裏に隠されたフェミニズムのメッセージ
トッツィー(Tootsie)|ストーリーあらすじ
舞台は1980年代のニューヨーク。
そこで、俳優として活動をする40歳のマイケル・ドーシーは、一流俳優を目指すも、自分の演技へのこだわりと完璧主義な性格から、どの作品に演出しても演出家と揉め、業界からはトラブルメーカーとして有名でした。そんな彼は勿論、俳優一本では生計を立てることができず、新人役者に演技指導をしたり、レストランでウエイターとして生活をしていました。
そんなある日、マイケルの教え子である女優のサンディ・レスターが、病院を舞台にした昼ドラマのオーディションを受けたいとマイケルに相談します。マイケルは必死になってサンディに演技指導を行いましたが、サンディはオーディションに落ちてしまいました。しかし、納得のいかないマイケルは、プロデューサーに文句を言いに行きますが、相手は全くマイケルのことを相手にしません。そこで、翌日マイケルは女装をし、“ドロシー・マイケルズ” としてそのオーディションの会場に乗り込み、なんと女装姿で病院理事・エミリー役に合格してしまったのです。会場すべての人間がマイケルを女性だと思い込み、さらに、そこで出会った看護師役のジュリー・ニコルズにひとめぼれしてしまったマイケルは、女装のまま撮影に臨むことになりました。
ドラマは問題なく公開され、マイケルは “ドロシー・マイケルズ”として一気に大人気スターへの道を駆け上りました。しかし、どうしてもジュリーへの恋心を諦めきれないマイケルは、自分が女だと完全に信じ切っているジュリーに、本当は男だと打ち明けたくなります。しかし、ジュリーの父レス・ニコルズやドラマの医師役のジョン・ヴァン・ホーンに告白されたり、家に押しかけられたりと、なかなか女装ドロシーの存在を断ち切る事ができません。
女装の生活に限界がきたマイケルは、超人気番組となったドラマの公開生放送で自分の本来の姿を打ち明けることを計画します。
果たして、生放送での暴露の結末は、ジュリーとの関係の行く末はいかに…。
トッツィー(Tootsie)|動画紹介
トッツィー(Tootsie)|座席表
Marquis Theatr の座席表
トッツィー(Tootsie)|豆知識
題名「トッツィー(Tootsie)」の意味は「かわいこちゃん」
本作品で「サンティノ・フォンタナ」はトニー賞主演男優賞に輝く
映画「アナ雪」での彼の歌声をチェック ▶
トニー賞授賞式での様子をチェック ▶
ミュージカル「バンドビジット」の作曲家や「キンキーブーツ」の演出家も参加
2018年9月11日~10月14日のシカゴでの1ヶ月プレビュー公演を経て、2019年春からブロードウェイ公開となる今作品は、トニー賞ノミネート作品「バンド・ビジット」の作曲家と「キンキー・ブーツ」のデザイナー、「キス・ミー・ケイト」の演出家などが揃って制作に加わりました。
本作品の作詞・作曲を担当するデイビット・ヤズベック(David Yazbek)は、現在ブロードウェイにて絶賛公演中の2018年トニー賞ミュージカル作品賞受賞作品「バンドビジット(The Band’s Visit)」の作曲を務め、見事オリジナル楽曲賞を受賞した著作家です。さらに、過去には、2005年公開の「Dirty Rotten Scoundrels」でオリジナル楽曲賞ノミネート、2011年公開の「Women on the Verge of a Nervous Breakdown」でもオリジナル楽曲賞をノミネートした経験の持ち主です。
さらに、演出を担当するスコット・エリス(Scott Ellis)は、過去に8回(第48回、第51回、第52回、第59回、第61回、第67回、第69回、第70回)のトニー賞ノミネート経験の保持者で、2019年2月14日に公演開始予定の新作ミュージカル「キス・ミー・ケイト(Kiss Me, Kate)」でも演出を担当しました。
衣装を担当したウィリアム・アイヴィ・ロング(William Ivey Long)は、ブロードウェイ界の大御所ともいえる人物で、関わった作品は現在までに、オン・ブロードウェイとオン・ブロードウェイ合わせて約110作品以上を誇り、なんとトニー賞6度受賞、14度ノミネート経験があります。代表作品は、1996年公開の「シカゴ(Chicago)」でトニー賞衣装デザイン賞ノミネート、1996年公開の「キャバレー(CABARET)」でトニー賞衣装デザイン賞ノミネート、2001年公開の「プロデューサーズ(The Producers)」でトニー賞衣装デザイン賞受賞、2009年公開の「シンデレラ(Cinderella)」でトニー賞衣装デザイン賞受賞などが挙げられます。
トッツィー 登場キャラクター紹介
観劇する前に、登場人物の名前とそれぞれの関係を知って、より一層ミュージカルを楽しみましょう!

Michael Dorsey/Dorothy Michaels
マイケル・ドーシー/女装:ドロシー・マイケルズ:今作品の主人公。職業:俳優
40歳の売れない俳優がひょんなことから、女装をして受けたオーディションに病院理事役として合格し、一気に大人気女優スターへ。周りに自分が男性であることを隠すも、共演しているジュリーに密かに恋をする。

Julie Nichols
ジュリー・ニコルズ:女装ドロシーの共演者。職業:女優
オーディションで看護婦役に合格した新米女優。オーディション会場でドロシーと出会い、良き理解者として親しくなる。ディレクターのロン・カーライルとは恋人同士。

Sandy Lester
サンディ・レスター:マイケル・ドーシーの生徒。職業:俳優を目指す学生
昼ドラのオーディションを受けるためにマイケル・ドーシーのもとで演技を学ぶ女子学生。しかし、思わぬ出来事でマイケルの恋人気どりをする。

Ron Carlisle
ロン・カーライル:女装ドロシーと敬遠の仲。職業:ディレクター
女装ドロシーとジュリー・ニコルズが出演する昼ドラの監督。オーディション会場でドロシーと言い合いになり、それ以降顔を合わせれば喧嘩をする仲。傲慢で自信過剰な性格で、ジュリー・ニコルズとは恋人同士。
トッツィーの制作スタッフ
脚本 | Robert Horn |
音楽・歌詞 | David Yazbek |
制作 | Scott Ellis |
振付 | Denis Jones |
舞台デザイン | David Rockwell |
衣装 | William Ivey Long |
照明デザイン | Donald Holder |
音響デザイン | Brian Ronan |
音楽デザイン | Andrea Grody |
きみしげ
ダスティン・ホフマンの大ファンだったので迷わず見に行きましたが、終演する前に間に合ってよかった!
また映画とは違う感じで面白かったのですが、主演の人の歌が上手なこと・・(当たり前でしょうが・・・)
女性の声と男性の声の間みたいなトーンでおもしろかったです。ちょっと笑いについていけなかった所がありますが、いろんな意味でちょうどよいミュージカルだったと思います。ありがとうございました!
マイコンピュータ
友達に勧められて見てきました。NY在住なので、ミュージカルはたまーに見ますが、久しぶりにお腹を抱えて笑いました。何とも主人公の方の綺麗な笑顔にちょっと不思議な気持ちになってしまいました笑。太いオペラでも歌えそうな声だけど、高いファルセットまで完全に歌いこなしていました。ネオン街の舞台セットで、昔のニューヨークの町並みが出てくるところは何か昔を思い出して良かったです。
けんちさ
映画を見ないまま見ましたが、見るからにガタイの良い男性が女装していたので、完全コメディでした。ただ、歌うととんでもない声で歌い出すので、そこは本物のブロードウェイ俳優がやってる感がありました。今回の旅行中で1つでもミュージカルを見ようと、ギリギリまで悩んで取ったチケットでしたが、まぁこの作品じゃなくても良かったかなって感じなのが正直なところです。音楽はなかなか良かったと、素人ながらに思いました。
shunsuke
来月にNY旅行が決定しましたのでこちらでチケットを購入させていただきました。トニー賞でも何かと話題になっていたので王道ミュージカルではなく挑戦してみました!コメディだと思っていますが、どんな演出が待っているのか期待が高まります。楽しみです!
とどろき
ジョークなどは早口で何を言ってるか分かりませんでしたが、女装して距離が詰まっていく感じとか、キャストの演技は見ているだけでも笑えるところがありました。原作をまったく知らずにチケットが安かったので見てみましたが、アメリカ人が好きそうな内容、、っていうのが印象ですね。
takenouchi
面白かったです!主役の方が完全な男性なので、女装すると本当に綺麗でした。
体格は男性でしたが、それもまた面白かったです。笑
今回は時間がなくて原作映画を見てくることができなかったのですが、
アメリカンジョークがたっぷりの作品なので、英語が苦手な方は予習された方がいいかもしれません。
ザコメディ
他の作品と違って、コメディでも英語が聞きやすかった気がします。
日本でもこういった作品を上演しないのかな?と思いました。
3時のおやつ
主役の歌が本当に上手かった!英語が心配でしたが、ストーリーを知っていれば、存分に楽しめると思います!
つよし
映画を知らずに見に行きましたが、けっこう笑えました。女声とか、高いソプラノ?の歌とかすごいうまいなと思いました。が、ギャグがよく分からなくて置いていかれた場面もあり・・・。全く知らないミュージカルを見てみよう、とチャレンジしましたが、やっぱりちょっとくらい作品については知っておくべきですね 苦
竹松
映画を見たことがあったので舞台が非常にやすかったです。舞台の主役の方も演技と歌声が素敵でした。本場のミュージカルが見れて勉強になりました。日本でもこういう作品が増えるといいなと思います。
らいおん
女装がとても似合ってる主役でした。王子様をやってるだけありますね。それにしても高い声から低い声まで、声優さんばりの声のコントロールが素晴らしかったです。アメリカらしい分かりやすいジョークがあって楽しかったです。原作映画が見たくなりました。
お勧めです
原作の映画も見たことがありますが、男性が女性のままヒロインになってしまう奇妙なストーリーは、女装姿の女性が完璧な美人ではなく、すこし抜けているという不思議なところがリアルな女性を描いていて、馴染みやすいと感じた(身近に完璧な女性などそうそういませんからね。)そういった部分も感じながら舞台を見てほしい作品です
はなた
「ストーリーあらすじ」が映画版になってますね。BW版はひたすら楽しかったです!
ミスチル大好き
GW期間中にせっかくNYまで来たのだからと思い、原作を見た事があるこの作品を選びました。
英語は苦手ですが、笑えるポイントがたくさんあって、想像以上に楽しめました!
あさの
映画が好きで観に行きました。映画に負けずとても面白い!そして主演の俳優の芸達者ぶりには本当に驚かされました。
あらた
早着替えなどがあって、想像以上にたのしかったです!