2006年に公開し、興行収入約358億円を叩き出した映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」のブロードウェイ・ミュージカル化が決定し、重要人物となるメリル・ストリープ(Meryl Streep)が演じた編集長ミランダ・プリーストリー(Miranda Priestly)とアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が演じた研修生アンドレア・サックス(Andrea Sachs)のキャスティングが注目を浴びています。前回はミュージカル化が発表された事をお知らせしましたが、今回は、米国ブロードウェイ専門サイトPlaybillがこの度ソーシャルネットワーク経由で調査した情報を元に、編集長ミランダ・プリーストリー(Miranda Priestly)役にピッタリな女優を紹介します。
映画「プラダを着た悪魔」のミランダについて
注目のミランダ役が噂されるブロードウェイ女優
パティ・ルポーン(Patti LuPone)
1949年4月21日生まれ アメリカの歌手・女優
1972年から舞台女優として活動を開始したパティ・ルポーンは、持ち前の歌手力と演技力が高く評価されており、数々の映画・テレビ・舞台で活躍するアメリカを代表する女優です。今までにトニー賞ノミネートを5回(第30回、第42回、第60回、第65回、第71回)経験しており、ミュージカル「エビータ(Evita)」と「ジプシー(Gypsy)」でトニー賞ミュージカル主演女優賞に2度受賞しています。
グレン・クローズ(Victoria Clark)
1947年3月19日生まれ アメリカの女優
アメリカの実力派女優として知られているグレン・クローズは、過去にトニー賞ミュージカル主演女優賞受賞、3作品でトニー賞演劇主演女優賞を受賞しており、さらにアカデミー賞6回、エミー賞3回受賞経験のある女優です。数多くの映画にも出演をしており、ディズニー映画「101」の悪女クルエラ・デ・ビル役で独特な演技を魅せた事は世界的にも有名です。
ビクトリア・クラーク(Victoria Clark)
1959年10月10日生まれ アメリカの声優・女優
他の女優と比べ一回り若い彼女ですが、舞台女優として実力は確かなものです。2005年公開のミュージカル「The Light in the Piazza」ではトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞、その他3作品でトニー賞ミュージカル助演女優賞にノミネート経験(第65回、第67回、第69回)があります。女優としてのキャリアだけでなく声優としても活躍する彼女は、アニメ映画「美女と野獣(Beauty and the Beast: The Enchanted Christmas)」のコーラス役やアニメ映画版「アナスタシア(Anastasia)」の声優も努めています。