こんにちは、スタッフ水木です。
なんと、今回はディズニーから直々に、ミュージカル「アラジン(Aladdin)」のご招待をいただきまして、ミュージカル本番を直前に控えたキャスト(アラジン役とカシーム役)をゲストとして迎えたレセプションパーティーにも参加させていただきました。
パーティー中に行われた新主役のインタビュー映像も撮影する事ができて、感無量!
いつまで立っても色褪せない本作品の魅力を、過去の観劇レポートも参考にしながら、余すこと無く紹介したいと思います!
日本人が一番見ているブロードウェイミュージカル「アラジン(Aladdin)」
ブロードウェイミュージカルでの初演は2014年で、その年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む5部門ノミネートという華々しいデビューを飾りました。公開されてから5年経った今でも根強い人気を誇り、日本人が一番観ているブロードウェイミュージカルなので、友達から実際の感想を聞いた事がある人も多いはず。
アラジン詳細ページ ▶︎
ディズニーのNY本拠地:ニューアムステルダム劇場(New Amsterdam Theatre)
ニューアムステルダム劇場の詳細 ▶︎
New Amsterdam Theatreのチェックポイント
気になる座席は、1~3階を問わず足元が広く、また傾斜が強いので後方の座席になったとしても前の人に遮られてステージが見えなくなるような事はありません。
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ディズニー主催のレセプションパーティー
今回のレセプションパーティーは、ディズニーが主催ということもあり、ニューアムステルダム劇場の地下にあるボールルームが会場となっていました。今回のパーティーでは特別に、主役:アラジン役のClinton Greenspanと、アラジンの友人:カシム役のMike Longoが舞台裏を語る貴重なインタビューがありました。以下の画像で実際の様子をご覧いただけます。下には和訳もつけておりますので、併せてご覧ください。
今まで劇の途中で、セリフを忘れてしまった事はありますか?
回答内容:
もう何千回と毎日同じ事を繰り返しているけれど、1日として同じ公演はない気がする。
キャスト誰かのセリフが飛んだ時は、もちろんどうなるんだろうと怖い気持ちもあるけれど、それと同時にとてもワクワクする瞬間でもある。むしろ、僕は先が読めないその瞬間をとても楽しんでいる気がします。
これはちょっと怖い話になるんだけれど、劇中のアクシデントと言えば、以前、演者の1人が公演中に肺虚脱(空気を含むことが出来なくなる)になった事がありました。すぐに救急車を呼んで、彼は回復して何事もなかったんですが、劇の続きは大変でした。
というのもその後に、彼を含めた3人で演奏する楽曲があって、当日は2人で彼の穴を埋めることになったからです。流石にあの時は相当困りましたし、ワクワクしている暇なんてありませんでした。
劇場でしか手に入らないアラジングッズを手に入れよう
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今回の座席はココでした
チケット券面の見方:MEZZ FF 12 の場合
Mezzanin Right = 2階メザニン席 の偶数席(ステージ向かって右席)
FF列(前から6列目)のシート番号12
細かい座席が指定出来ないバウチャーチケットですが、結論から言えば1階席、2階席のどちらの座席になっても十分楽しむ事が出来ます。というのも1階のオーケストラ席は迫力があり、2階席では縦に長いステージの全体を良く見渡す事ができるといったそれぞれの楽しみ方があるからです。個人的には今回が初めてのアラジン観劇だったので、ステージ全体が見渡せた2階席で良かったと思いました。
座席表で説明するとコチラ ▶︎
家族揃って観るミュージカル
フローズン観劇レポートの際に詳しく紹介した、お子様を連れての観劇についてここでも触れておきます。
ディズニー演目の推奨年齢は8歳以上とされていますが、入場の際に年齢確認はなく、基本的には8歳以下でも入場は可能となります。しかし観劇中に少しでも騒いでしまうと係員から注意されて、最悪の場合はそのまま退場となります。つまり重要なのは年齢でなく観劇の間中、静かに座っていられるかどうかとなります。
今回の観劇の際も、ちょうど後ろの席に5歳くらいの男の子が2人座っていましたが、2人とも初めての観劇で興奮してしまったのか、最初は少し騒いでしまって、係員に注意をされていました。
本作品は「夢と魔法」に溢れたディズニーの代名詞のようなミュージカルです。子供を連れて行く方も多いかとは思いますが、以下の注意点を守って気持ちの良い観劇にしましょう。
子供連れでミュージカル観劇する際の3つの注意点
①「子供料金」は存在しません。年齢に関わらず、大人と同じ料金が必要となります。
②「膝上鑑賞」は不可!
③子供が騒いだりしてしまうと、保護者と一緒に退場させられる場合があります。
観劇後の楽しみ方!キャストの出待ちを体験
あっとブロードウェイ観劇レポート恒例のPlaybill(劇場でもらえる冊子)にサインしてもらうため、出待ちを行いました!
出待ちのポイントは42丁目側の正面玄関ではなく、41丁目側の玄関(Google Mapで説明▶)です。ちなみに観劇したのは9月の半ばで、日本ではまだまだ残暑が厳しい時期かもしれませんが、青森とほとんど緯度が変わらないNYは十分寒くなります。出待ちをする際は、劇場の効きすぎた冷房対策を含めて、羽織を一枚持ってくることをオススメ致します。
待つこと30分程して、レセプションパーティーにも参加していた、主人公:アラジン役のClinton Greenspanが現れました。その後、ヒロインであるジャスミン王女役のArielle Jacobs、ジーニー役のMajor Attawayが現れ、3人のサインをゲットしたところで本日は終了のアナウンスがありました。
そういえば前回の出待ちでも3人という結果で、欲を言えばプレイビルが埋まるくらいのサインが欲しかったですが、こればっかりはどうしようもないので、本日の出待ちはここまでです。
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ミュージカル アラジン感想まとめ
アラジンのアニメーションを見たのは10年以上前なので、はっきりとストーリーを覚えていない、新鮮な気持ちでの観劇となりました。改めてアラジンの世界を堪能してみた結果、ディズニーのコンセプトである「夢と魔法」が、他のディズニー作品に比べても、良く現れているミュージカルだと思いました。
ジーニーの圧倒的な存在感に注目
そして本当に魔法が存在するかのように見せる、彼を取り巻く演出も注目ポイントの1つです。
フローズンのように最新技術を駆使した演出があるわけではないのですが、マジックがあったり、花火があったりと、良い意味でのオールドファッションな演出が続きます。この様子がよく分かるのは「Friend Like Me」の場面です。(実際の動画を見る▶)
目の前で繰り広げられるジーニーの魔法の世界に、当日はワクワクする事間違いなしです!
主題歌 A Whole New Worldの本当の意味
本作品の代名詞とも言える楽曲「A whole new World」の他に、アラジンとジャスミンが歌う「Million Miles Away」という隠れた名曲があります。現実を抜け出したはるか遠くで本当の自分を見つけたいう内容で、その理想が後に魔法の絨毯に乗って実現するのですが、この中でミュージカルアラジンの隠れた魅力を発見出来た気がします。
はるか遠くまで旅をして、本当の自分から離れることで、本来の自分に気がつくという割とありがちなメッセージであるかもしれませんが、いつまで経っても色褪せない、本作品の隠れた魅力であるように思いました。
日常から抜け出して、遠路はるばるNYまで来て、本作品を観ることで理想の自分が見つかる!とは決して言いませんが、魔法の絨毯に乗って、全く新しい世界(A Whole New World)を心ゆくまで楽しんでいる2人の姿は、自分の理想を思い描くきっかけを観客全員に与えてくれている気がしました。
観劇後に起こった本当の話:ディズニーの魔法
本当に魔法の世界に入り込んだような気持ちになるのは、それは決してワイヤーが見えない魔法の絨毯だったり、本当の魔人のようなジーニーの演技だったりのおかげなのですが、今回の観劇を通して、それよりも大事なことがあるように思いました。
というのも、実は出待ちのサインの話には続きがあります。
今回のサインの出来事を通して、スタッフ一同思ったのは、「ディズニーという会社はちゃんとしている」ことはもちろんなのですが、魔法は存在しないけど、まさに魔法のように望みを叶えてくれるのがディズニーなんだなということでした。
アラジンの観劇を考えている方の殆どは、この作品が初めてのブロードウェイ・ミュージカルになると思います。日常から遠く離れニューヨークで、夢と魔法が詰まった本作品は、絶対に間違いのない選択だと思います。「Let me share this Whole New World with you」と歌われているように、全く新しい世界をぜひとも体験してみてください。
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料金:$150 ▶ $82~