こんにちは、スタッフの藤井です。
最近ちょっとミュージカル観劇からアウェイな感じだったのですが、突然「今日チケット2枚余ってるけど、いる?」と取引先から連絡があり、それが前回、スタッフ水木が行った「ビートル・ジュース」でした。
※2019年4月15日に観劇:前回のレポートはコチラ▶
4月にお誘いをいただいた時は別のイベント参加のため行けなくて悔しい思いをしたので、今回は是非!と思ったのですが、連日の寝不足でちょっと腰が重いな…と少し思ったものの、すぐに2枚お願いします!と伝えました。
他のスタッフと一緒に行く予定が、まさかのドタキャンで一人で行く事に。
久しぶりの一人ミュージカル観劇となりましたが、思う存分楽しもうと思って劇場に足を運びました。
ビートルジュース(Beetlejuice)について
マイケル・キートン演じるビートル・ジュースは何とも強烈なキャラクターで、死んだばかりの夫婦をさんざん振り回して、あの世とこの世を行ったり来たり。ティム・バートンの世界観がたっぷりつまったこの作品は是非一度、まずは映画で見ていただければこのミュージカルをもっと楽しむ事ができると思います。
ビートルジュース詳細ページ ▶︎
BeetlejuiceはWinter Garden Theatreで公演中
ウィンター・ガーデン劇場
1800年代末までは馬の交換所だった事でも有名なWinter Garden Theatre。ブロードウェイのど真ん中に位置する好立地が、貴族の馬車の交換などに好都合だったのでしょうか…。
自分がここに来たのは、それこそ今回ビートル・ジュース役で主役を演じるアレックス・ブライトマン(Alex Brightman)がスクール・オブ・ロックに出演していた2015年以来…。同じ劇場でまた彼を見れると思うとなかなか感慨深いです。 Winter Garden Theatre 詳細 ▶︎
注意!バウチャーをチケット本件に交換してから列に並ぼう
ウィンター・ガーデン劇場のチケット窓口は、①Advance Sale:先の公演チケット購入、②Current Sale:当日券の購入、③Reservation:予約・チケット受け取りの3つに別れています。
ウィンター・ガーデン劇場内の雰囲気は全面ビートルジュース色
前回のスタッフ:水木のレポートと被ってしまうのですが、劇場内は全体がビートルジュース色に染まっていました。スモークがたかれていて、青と紫の怪しい照明でお化け屋敷のような演出となっていました。
こちらでは1階席の様子をぐるっと撮影してみましたので、御覧ください。
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劇場限定のビートルジュースグッズを手に入れる
こちらも前回の観劇レポートと被ってしまうのですが、劇場限定のオリジナルグッズを紹介します。
チケットを見せて劇場に入ってすぐ右側にまず小さいブースが1つあり、Tシャツ($30~)やマグネット($10)、エナメルピン($15)、缶バッジセット($15)、ノート($20)などの小物を中心に販売していました。
劇場内に入ると大きなバーがあるのですが、その隣には、キャップ($30)、フード付パーカー($80)、靴下($25)などのアパレルを中心に販売しています。パーカーはフードの中が白黒ボーダーになっていて、めちゃくちゃ気になりましたが、先週ソーホーで衝動買いをしてしまった私は今回はおとなしくしておりました…。
※クリックして画像を拡大
ビートルジュースは日本語の翻訳機レンタル可能!
(詳細はコチラ▶)
今回の大発見は、ビートルジュースの翻訳機は日本語とスペイン語に対応している!という事です。レンタルにはパスポートとクレジットカードが必要となりますが、けっこうアメリカン・ジョークが多かったり、登場人物が多くてストーリーの展開に追いついていけなさそう…と思われる方にはオススメです。
翻訳機について詳しく ▶
最新音響・映像機器が設置されていた
フローズン(アナと雪の女王)顔負けのプロジェクトマッピングが使われていたり、なかなかお金がかかっています。舞台上の演出のために使われると思われるボードの横に、別の巨大PAが置かれていました。
※写真はコチラ▶
今回の座席はココでした(前回より8列前!)
なんと、前回、別のスタッフが座った席のちょうど8列目の座席でした。やったった感アップ(笑)8列前になるとかなりステージに近いですね。
チケット券面の見方:ORCHO K 5の場合
Orchestra Odd = 1階オーケストラ席 奇数列
K 5 = K列(前から11列目)シート番号5(通路から3席目)
通路側から3席目なので、角度も付かず、非常に見やすかったです。
前半終了後の途中休憩はカオスでした
前半の1時間で、悩める少女リディアがビートルジュースの名前を3回呼んでしまった~!(ネタバラシでごめんなさい)という所で、幕が閉じました。
観劇後の楽しみ方!キャストの出待ちを体験
個人的にとても好きなビートルジュース役のアレックス・ブライトマンには是非会いたい!と思っていたので、終演後にダッシュで「7番街側の出口を出たすぐ右側」まで走りました。かなりダッシュで行ったので、囲われたバリケードの最前線をゲット。しかし、今回はかなり出待ち客が多い…。日本人は私一人でしたが。
しかし…。
待てども待てども、彼が来ない。
待つこと1時間30分、やっとメインキャストのアダム役、ロブ・マックル-レ(Rob Mac Clure)出てきてくれました(写真はコチラ▶)
彼は、自分の隣でサインをもらっていた女の子が「自分も役者志望でオーディションに落ちまくってるんだけど、どうしたら良いかアドバイスをくれない?」と聞かれると、サインするペンを止めて、5分以上、細かくこうしたら良い、というアドバイスをしていました。
ロブの話は、オーディションに落ちた時に思わないといけないのは、自分に才能が無くて落ちた、と思わない事。落ちた後に合格した人の演技を見て、自分にないものを持っているか、ちゃんと確認する事。だいたいこれで、自分に「足りないもの」を見つけるというよりは、自分と受かった人が「違う」という事に気づくはず。だから、変に落ち込む必要はなくて、自分の持っているものを必要とされる役柄をちゃんと見極めてそこに集中してオーディションをやってみな。というものでした。彼も何百というオーディションをこれまで受けてきて、そう思った、という事でした。ファンの子に親身になってアドバイスをしてあげて、めちゃくちゃ良い人だなぁ、と思いました。
感動したのもつかの間、出待ち開始から1時間45分が過ぎた時にセキュリティのおじさんが「今日はこれで解散。もう誰も出て来ないよ」と悲しいお知らせを告げ、出待ちは終了してしまいました…。
ビートルジュース 観劇後の感想まとめ
舞台セットがココイチ凄い
ティム・バートンの世界を再現する事はとてもハードルが高かったと思いますが、ある意味別のエッセンスたっぷりなオリジナルミュージカルになっているものの、舞台セットはぬかりなし!ひん曲がった小屋のデザインや、ビートル・ジュースが支配した後の家の中、家具、小道具、全てが途中で変身したり化けたりします。それを見ている眼の前でリアルタムで変えてしまう演出と視覚効果が凄かったです。なるほど、これがあの1階席の後ろにあった装置で操作されてるんだな、と思いました。 火が出たり、物が突然消えたり、人が中に浮いたり、映画の中での演出をまるで手品のようにハイスピードで繰り広げていくところは見ていてずっと飽きなかったです。
結論、基本的な物語の流れが頭に入っていれば、英語は要りません。めちゃくちゃ笑えます。
あと、手品みたいなものが舞台上でどんどん繰り広げられていくので、お子様にもオススメです。ただ、ビートル・ジュースの下品なジョークがちょっとあるので、英語が分かる子はそこだけ耳を塞ぎましょうか(笑)
最後の結末は、ちょっと良いシーンあり、笑いあり、ちょっとしっぽりするシーンもあり、しっかりブロードウェイ色に着色された、おもしろおかしいミュージカルになっているので、今年のラインナップの中でもとてもオススメの作品だと思いました!
Beetlejuice 割引チケット絶賛発売中!
ビートルジュース(Beetlejuice)
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