見どころ
エンジェルス・イン・アメリカの見どころポイント
7時間以上に及ぶ異例の上演時間を二部構成で
日本では1994年にセゾン劇場で上演されており、日本でも愛される作品になっています。
あの有名映画俳優がゲイ役に
アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)が今回HIV患者のゲイ役を熱演しています! アンドリューの新境地ともいえる渾身の演技は期待が更に高まります。
第72回トニー賞(2018年)で計11部門でノミネート
ブロードウェイの頂点を決めるトニー賞(2018年)にて、本作品が合計11部門でノミネートしました。ミュージカル作品賞に加え、ミュージカル主演男優賞(プライアー役のAndrew Garfield)、ミュージカル助演女優賞にはダブルノミネート(ハンナ役のSusan Brown, ハーパー役のDenise Gough)がノミネートしています。
基本情報
エンジェルス・イン・アメリカのインフォメーション
劇場: ニール サイモン劇場 250 W 52nd St, New York, NY 10019 (地図) |
公演期間: (開幕日)2018年03月25日 (終演日)2018年07月15日 |
あらすじ
エンジェルス・イン・アメリカのあらすじ
分岐点に立つ二組の同性愛者カップルがいた。控訴裁判所の文書係として働くユダヤ人ルイスと、エイズを発症した同棲相手の青年プライアー(アンドリュー・ガーフィールド)。ルイスはプライアーの病状悪化に怯え、自責しつつも彼から逃げ出してしまう。
片や、控訴裁判所の書記官でモルモン教徒のジョーと、情緒不安定で薬物依存の妻ハーパー(デニース・ゴフ)。ジョーは、自分を不正の片棒担ぎとしてワシントンに栄転させようとする強引な有力弁護士ロイ・コーンと、ワシントン行きを嫌がり幻想に逃げ込む妻との板挟みに悩むうち、格下の同僚ルイスの苦しみに触れ、自分の同性愛傾向に気付く。
息子ジョーから同性愛者であると告白された母ハンナ(スーザン・ブラウン)は急遽駆けつけ、ひょんなことからプライアーと知り合い、彼の面倒をみるようになる。そのプライアーの前に突然天使が現れ、彼には使命があると告げる一方、隠れた同性愛者であるロイもまた主治医からエイズを宣告される。激痛に苦しむ彼の目の前に現れたのは、かつて彼自身が不当裁判で死刑に追いやった死者だったのだが・・・
動画
エンジェルス・イン・アメリカの動画
ブロードウェイミュージカル「エンジェルス・イン・アメリカ」のプロモーション動画です。同性愛をテーマにした感動する舞台の様子をご覧頂けます。
裏ネタ・FAQ
ミュージカル・エンジェルス・イン・アメリカの豆知識
国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア
エンジェルス・イン・アメリカは劇作家であるトニー・クシュナー(Tony Kushner)の戯曲であり、1980年代のニューヨークを舞台に、エイズに侵された同性愛者たちと、その周りの人間模様を描いています。
「国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア」という副題も持つ本作品は、エイズ・同性愛・政治・宗教・人種差別など1980年代アメリカの社会問題をリアリズムとファンタジーが交錯する中で描いた傑作です。
1991年にサンフランシスコのエウリカ・シアター(Eureka Theatre)で初演が行われ、2003年にはメリル・ストリープなどが出演し、米国でテレビシリーズ化された後、リバイバル作品として2017年の春にロンドンのナショナル・シアター(National Theatre)で公演が行われ、2018年2月からブロードウェイにて期間限定の公演として上演開始となりました。
豪華キャストによる本格派の演技
アメイジング・スパイダーマンの主演で知られているアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、ミュージカル「プロデューサーズ」や「ローマで起こった奇妙な出来事」でトニー賞のミュージカル主演男優賞受賞を受賞している実力派のネイサン・レインなど、豪華すぎるキャストたちが勢揃いとなっています。
プライアー役のガーフィールドは、繊細で透明感のある演技が素晴らしく、心の気持ちを表すかのような手の動きが印象的です。エイズにより確実に衰えていく身体をひきずりながら、愛らしさとやるせなさのみならず、時には大いに笑わせたりと、熱演ぶりが光ります。ロイ役演じるネイサンは力強く、権力を武器に欲しいものを手に入れてきた男特有の、傲慢なキャラクターを見事に演じています。
ちなみに、この役は実在したニューヨークの検察官・弁護士の生涯を元にしたキャラクターで、検察官時代には赤狩りの中心人物として知られ、弁護士時代には、ドナルド・トランプも顧客に持っていたそうです。
リアルさを追求した天使の演出
演出を手掛けたマリアン・エリオット(Marianne Elliott)は、舞台全体を暗くして、シーンごとに舞台の隅に家具などの小道具を設置して部分的にスポットライトを当てるなど、同じ舞台上で全く異なる空間を作り上げています。
また、演技に大げさな動作はつけず、役者の会話力で見せていく演出となっているため、各シーンが暗闇に浮かぶような見せ方は、セリフから登上人物の心理や感情が浮き彫りになるようで、言葉の重みがストレートに伝わってくるように感じます。
また、劇中に登場する天使は注目すべき演出の1つですが、髪を逆立たせた堕天使のような容貌で、複数の天使の影に支えられるような形で現れます。
2011年に公演された「戦火の馬(War Horse)」では、エリオットが手がけた馬(パペット)のリアルすぎる動きが話題となりましたが、今作品でも彼女の凝りに凝った演出がこの天使を通して見る事ができます。
エンジェルス・イン・アメリカのFAQ(よくある質問)
エンジェルス・イン・アメリカ(ブロードウェイミュージカル)のチケットは、当日でも購入できますか?
はい、当日でも弊社の購入ページよりオンラインで割引チケットをご購入頂けます。エンジェルス・イン・アメリカのチケットの詳細を表示。
エンジェルス・イン・アメリカ(ブロードウェイミュージカル)のチケットの料金はどれくらいですか?
ブロードウェイミュージカル「エンジェルス・イン・アメリカ」の料金は、弊社の割引チケットで$70からご購入頂けます。エンジェルス・イン・アメリカのチケットの詳細を表示。
エンジェルス・イン・アメリカ(ブロードウェイミュージカル)の歌や会話の英語はどれくらい難しいですか?
ミュージカル エンジェルス・イン・アメリカは、やや英語のレベルが高い作品です。あらすじをよく読んでからの観劇をおすすめします。エンジェルス・イン・アメリカ以外のおすすめの作品についてはブロードウェイミュージカルの選び方ガイドをご参照下さい。ニューヨークの数あるミュージカルの中からお好みの作品がきっと見つかります。
エンジェルス・イン・アメリカ(ブロードウェイミュージカル)のストーリーやあらすじはありますか?
ブロードウェイミュージカル「エンジェルス・イン・アメリカ」のあらすじは、エンジェルス・イン・アメリカのあらすじ・ストーリーの欄で案内しています。こちらを読んでおけばストーリーやあらすじが頭の中に簡単に入ります。
口コミ・評価
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