セント・アンズ・ウェアハウス劇場の基本情報
セント・アンズ・ウェアハウス劇場(St. Ann’s Warehouse)の最寄駅、座席表などの基本情報です。
住所 : | 45 Water St, Brooklyn, NY 11201(地図) ブルックリン・ブリッジの下 ダンボ(DUMBO)と呼ばれるエリア |
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創設 : | 1980年 |
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収容人数 : | 1,500人 |
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座席表 : | ※クリックして拡大できます |
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セント・アンズ・ウェアハウス劇場の行き方・アクセス
セント・アンズ・ウェアハウス劇場への行き方は、ニューヨーク公共地下鉄(MTA)を利用するのが一般的です。
公演時間が近づくと劇場周辺は大変混み合いますので、地下鉄で行かれる方も、タクシーで行かれる方も時間に余裕を持ってお出かけください。
地下鉄の最寄駅 :
路線の「High st」駅から徒歩10分ほど
セント・アンズ・ウェアハウス劇場の地図
以下は、セント・アンズ・ウェアハウス劇場(St. Ann’s Warehouse)の地図です。
セント・アンズ・ウェアハウス劇場の歴史
ブリックリン・ハイツ地区の地域活性化を目指すために創設
セント・アンズ・ウェアハウス劇場(St. Ann’s Warehouse)は、1980年にクラシックミュージカルの公演会場として、ブリックリン・ハイツ(Brooklyn-Heights)地区の国定歴史建造物である教会「セント・アン&ホーリー・トリニティ教会 (St. Ann & the Holy Trinity Church)」内で開業しました。
劇場運営会社による設立ではなく、教会がブリックリン・ハイツ地区の地域活性化を目指すために教会の一部を改築し、当初「アート・アット・セント・アンズ(Arts at St. Ann’s)」の名で設立しました。
2000年に現在のダンボ(Dumbo)地区に移動し、クラシックミュージカル以外にライブやロック、ファッションショーなど多彩な舞台会場として、ダンボ地区の観光名所となっています。劇場名を省略して「SAW」の愛称で知られています。
製粉工場からニューヨークの最先端をいくエンターテイメント会場へと
2000年に入ると、アート・アット・セント・アンズは、教会があったブルックリンハイツからブルックリン橋のたもと(ダンボ地区)に移るのと同時に、現在の「セント・アンズ・ウェアハウス(St. Ann’s Warehouse)」へと改名しました。
このダンボ地区一体は、1890年代までは工業地区として多くの倉庫や、機械製造、紙箱製造の工場が立ち並んでいましたが、90年代に入ると、マンハッタンの土地が値上がりした関係で、多くの貧困の若手アーティストが土地や物価の安いダンボ地区に移転してきました。
その結果、ダンボ地区周辺は新しいアートの発信地として徐々に変化を遂げていき、これに目を付けたアート・アット・セント・アンズも、
元々製粉工場として使われていた工場を改築し、収容人数1,500人の会場を建築しました。ちなみに元々劇場があった教会「St. Ann & the Holy Trinity Church」は、現在も教会として運営を行っています。
その後、20001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件による影響を受け、2002年から開業を始めたセント・アンズ・ウェアハウスは、クラシックミュージカルやジャズ公演以外にロックの公演会場としても提供を始めます。
創設から現在までに、 グラムロックの先駆者であるデヴィッド・ボウイ(David Bowie)、ルー・リード(Lou Reed)、ジョー・ストラマー(Joe Strummer)など数多くの人気アーティストの公演を行っています。現在は、ダンボ地区の最先端をいくエンターテイメント会場として、ファッションショーやデザインナー個展、パーティー会場など多彩な分野でも活躍をしています。
セント・アン&ホーリー・トリニティ教会について
ゴシック・リバイバル建築を使用した豪勢なデザイン
劇場の設立者である「St. Ann & the Holy Trinity Church」は、1847年にキリスト教(カトリックとプロテスタントの中間的な存在であるアングリカン・コミュニオン)の教会として建築されました。
由緒正しい教会の改築ということで、4億ドルを惜しまず掛けた工事は、教会に使用されているゴシック・リバイバル建築(Gothic Revival Architecture)をそのまま使用し、アメリカで初めてステンドグラスの窓をデザインし製造した第一人者美術家ウィリアム・ジェイ・ボルトン(William Jay Bolton)によるステンドグラスを教会の窓に装飾しました。
創設当時は、クラシックミュージカルを初めとする合唱隊やオペラによる公演やオルガンリサイタル、イギリスのオリジナル楽器オーケストラ団体のエンシェント室内管弦楽団(The Academy of Ancient Music)による公演が行われ、さらにアメリカ初となる「セビリアの理髪師(The Barber of Seville)」の操り人形のオペラ(Puppet Opera)公演を行うなどして劇場の名前を広めていきました。
1988年からはジャズ公演会場として貸し出しを開始、有名な歌手アーロン・ネヴィル(Aaron Neville)からブルガリア国立放送合唱団(Les Mysteres Des Voix Bulgares)やジャズフェスティバル「The Mississippi Delta Blues Festival」など他分野に渡って会場が利用されました。
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