ブロードウェイミュージカル「レ・ミゼラブル」のチケット購入

1815年、フランス南東部のトゥーロン。

19年間投獄されていたジャン・ヴァルジャンは、脱獄し、たまたま行き着いたミリエル司教の司教館に潜り込む。行く先々で冷たい待遇を受けていた彼の心は荒み、司教が大切にしている銀の食器を盗んで逃げようとしてしまう。あっさりと捕らえられたジャンバルジャンだったが、司教は叱るどころか彼を優しく諭した。感銘を受けたヴァルジャンは、過去を捨て正しい人間として生きようと決める。

時を経て1823年、ヴァルジャンは仮出所中の身を隠し、「マドレーヌ」という名で市長となっていた。彼の営む工場で働く女性ファンティーヌは、貧しいながらも3歳の娘を育てるために必死に働いていた。

しかし、ある日ファンティーヌは彼女に下心を抱いていた工場長ともめてしまう。ヴァルジャンがやって来て間に立つも、工場長の話を信じてしまい、ファンティーヌは工場を辞めさせられることになる。

さらに4年後、ヴァルジャンは売春婦に成り下がり、病に苦しんでいる状態のファンティーヌと再会する。自分のせいで工場をクビになってしまったファンティーヌにヴァルジャンは謝罪するが、時すでに遅く、ファンティーヌは娘のコゼットを置いて他界してしまう。

罪の意識から、ヴァルジャンはコゼットを連れ逃走、パリにある修道院に逃げ込んだ。過去にヴァルジャンに息子を助けられたというフォーシュルヴァン爺さんが用意してくれた、安静な場所であった。

しかし時を同じくして、脱獄囚のヴァルジャンを追い続けていたジャヴェール刑事がヴァルジャンの動きを察し始める。

数年後、美しく成長したコゼットは、フランス革命を起こそうと運動をしている学生のマリウスと恋に落ちる。ヴァルジャンへの追っ手もあと一歩のところまで来ており、またフランス革命も勃発寸前まで迫っていた・・・。