デイヴィッド・H・コーク劇場の基本情報
デビッド H. コッホシアター(David H. Koch Theater)の最寄駅、座席表などの基本情報です。
住所 : | 20 Lincoln Center Plaza, New York, NY 10023(地図) 総合芸術施設「リンカーン・センター」内 |
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創設 : | 1964年4月23日 |
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収容人数 : | 2,586人 |
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座席表 : | ※クリックして拡大できます |
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デイヴィッド・H・コーク劇場の行き方・アクセス
デイヴィッド・コーク劇場への行き方は、ニューヨーク公共地下鉄(MTA)を利用するのが一般的です。
公演時間が近づくと劇場周辺は大変混み合いますので、地下鉄で行かれる方も、タクシーで行かれる方も時間に余裕を持ってお出かけください。
地下鉄の最寄駅 :
路線の「66st – Lincoln Center」駅から徒歩5分ほど
デイヴィッド・H・コーク劇場の地図
以下は、デイビッド・H・コーク劇場(David H. Koch Theater)の地図です。
デイヴィッド・H・コーク劇場の歴史
1964年ニューヨーク万国博覧会ために建築された劇場
デイヴィッド・H・コーク劇場(David H. Koch Theater)は、1964年から1965年にかけて開かれたニューヨーク万国博覧会(New York World’s Fair)の文化事業の一環として、ニューヨーク州の出資のもと創設されました。
1964年4月23日に「ニューヨーク州立劇場(New York State Theater)」という名で営業を開始。建物は、MOMA彫刻庭園やAT&Tビルなどを建設をし、アメリカのモダニズム建築(近代建築)を代表する建築家フィリップ・ジョンソン(Philip Johnson)が設計し、ニューヨーク初の巨大芸術総合施設「リンカーン・センター(Lincoln Center for the Performing Arts)」内に建てられました。
バレエ団・オペラ団・演劇の本拠地として
ニューヨーク万国博覧会が終わるとすぐに、ニューヨーク州はニューヨーク州立劇場の所有権を株式会社リンカーン・センター(Lincoln Center)へと譲渡し、マンハッタンに本拠を置くバレエ団「ニューヨーク・シティ・バレエ団(New York City Ballet)」とオペラ歌劇団「ニューヨーク・シティ・オペラ(New York City Opera)」の本拠地として活動を開始します。
その他にも、1960年代初期には、現在のブロードウェイの基盤を作り上げたと言われる伝説の作曲家リチャード・ロジャース(Richard Rodgers)が団長を務めた劇団「ミュージック・シアター・リンカーン・センター(Music Theater of Lincoln Center)」が、演劇の舞台として使用していました。
リチャード・ロジャースは、この劇場で「王様と私(The King and I)」「回転木馬(Carousel)」「アニーよ銃をとれ(Annie Get Your Gun)」「ショウボート(Show Boat)」「南太平洋(South Pacific)」など、ブロードウェイ・ミュージカルを代表する作品のリバイバル公演を行いました。
ニューヨーク・シティ・バレエについて
ディヴィッド・H・コーク劇場に本拠地を置くニューヨーク・シティ・バレエ団(New York City Ballet)は、1933年にジョージ・バランシン(George Balanchine)によって「アメリカン・バレエ学校」という名で創設されました。
ダンサーの育成学校として活動を開始したアメリカン・バレエ学校は、1948年にニューヨーク・シティ・センター (New York City Center)と契約し、正式に専属バレエ団として活動を開始、今日の名称へと改名しました。
後の1964年に現在の本拠地であるディヴィッド・H・コーク劇場に移転し、シーズン公演に加え、冬季限定公演「くるみ割り人形(ナットクラッカー The Nutcracker)」などニューヨークを代表するエンターテインメントの1つとして活躍しています。
デイヴィッド・H・コーク劇場の由来
劇場改修資金を寄付した大富豪
2008年7月に石油・ガスの大富豪ディヴィッド・H・コーク(David H. Koch)が、リンカーン・センターに
約1億ドル以上の劇場改修資金を提供をしたことで、リンカーン・センター側が、同年11月25日に劇場名を現在の「ディヴィッド・H・コーク劇場(David H. Koch Theater)」に改名しました。
新しくなった劇場名は、最低でも約50年以上使用されることが約束されており、さらに、コーク家は新しい名称候補に対する優先拒否権を保持しています。その後、2011年には、劇場を拠点としていたオペラ歌劇団「ニューヨーク・シティ・オペラ」が経営難のため退去し、現在はニューヨーク・シティ・バレエ団の本拠地として運営を行っています。
デイヴィッド・H・コーク劇場の建築スタイル
劇場の内装はモダンアート
建築家フィリップ・ジョンソンによって設計された収容人数2,586人のディヴィッド・H・コーク劇場は、1階オーケストラ席に加え、2階~4階までの「Rings(リングズ)」と呼ばれるバルコニー席、そして最上階の両端に位置する「Fifth Ring(フィフス・リング)」と呼ばれる側面に並ぶ席の計5階の座席で成り立っています。
劇場内は、赤色の座席に金色の格子天井の中央に設けられた球形のシャンデリアが備わっており、綺羅びやかにそしてモダンな雰囲気に作られています。また、劇場内でだけでなく、ディヴィッド・H・コーク劇場のロビーには、画家ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns)、リー・ボンテクー(Lee Bontecou)やルーベン・ナキアン(Reuben Nakian) など、アメリカを代表する画家のモダン・アートが飾られています。
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