今回はマンハッタンで大人気の新感覚エンターテイメント「ザ・ライド」の「バイリンガル公演」に乗って来ました。
海外旅行でつきまとう「言葉の壁」を、このバスツアーは果たして克服出来ているのか?
嘘なしのリアルな感想を含めて、しっかりとレポートしたいと思います!
別ページに「第一弾」のレポートもあり、乗車時の注意点やツアーの楽しみ方、お得な情報など詳しく記載しています。まだ読んでいない方は本ページを読まれる前に是非読んでみて下さい。
The RIDEバイリンガル体験レポート:もくじ
動くシアターバス The RIDE(ザ・ライド)とは
各ストリート・パフォーマンスのレベルが高いのはもちろん、マンハッタンの中心部をバスで走行することから、街の息遣いや鼓動などを直に感じる事が出来ます。
さらに、ニューヨークにまつわる沢山のトリビアを、ガイドが説明しながら走行しますので、市内観光とエンターテイメントが織り交ざった新感覚のアトラクションとなっています。
本サイトの詳細ページでは、ライドのチケットの購入、利用方法などについて詳しく説明していますので、是非ご覧になってください。
日本語バイリンガル公演について
英語が苦手な方は日本語バイリンガル公演に参加しよう
2019年6月現在では、毎月第3木曜日の18:00と19:30の公演が、この日本語バイリンガル公演となっています。(ちなみにスペイン語と英語のバイリンガル公演もあります。)
通常RIDEとバイリンガル公演の違い
今回参加したのが、6月という事もあってか、日本人の割合は全体の3割程度でした。夏休みに入るとドっと日本人旅行客が増えそうな感じもします。バイリンガル公演が実際の所どうだったのか、ここでは3つのポイントに分けて説明したいと思います。
日本語バイリンガル公演のリアルな3つのポイント
ポイント①:
2人いるバスガイドの内、1人が日英バイリンガルのアメリカ人のガイドとなる。ポイント②:
各所、観光ポイントなどを説明する場面では、先に英語、その後で日本語で説明される。ポイント③:
日本語を担当するバスガイドさんの日本語は、申し訳ないが、決して流暢ではない。バイリンガル公演体験レポート
バイリンガル公演で良かったところ
英語のみを話すガイドさんの話を訳しつつ、「日本では見られない光景ですよね~」などとちょいちょい日本人向けの話を入れてくれるバイリンガルのガイドさん。それに日本人の乗客の方々がウンウンと頷くなどの内輪的なコミュニケーションが面白かったです。
また、尺の関係もあるのか、英語担当のガイドさんはとても早口で解説していたので、バイリンガルのガイドさんが日本語で解説してくださって助かりました。ニューヨークに関する知識が深まるという意味でも、日本語バイリンガルのライドに乗る意味があると思いました。
バイリンガル公演で難しいと感じたところ
また、日本語に訳すための間が、彼のお喋りを波に乗ってきたところで止めてしまうようで、もどかしくもありました。日本人独特の「笑いのツボ」や、日本語ならではの「ダジャレ」があるように、アメリカンジョークは、やはり英語そのままが一番面白いと言えるのかもしれませんね。
「バイリンガル公演だから、絶対に大丈夫!」と多くを期待しすぎるのではなく、「日本語でちゃんと伝えようとしてくれる」程の期待感で望むのがちょうどいいかなと思いました。なので、100点満点の日本語訳を求めず、何よりもノリと雰囲気で楽しむようにしましょう!
The RIDE 日本語バイリンガルの感想まとめ
今回、19:30の日本語バイリンガル版に私が乗車して、別のスタッフが同日の21:00公演の通常ライドに乗って、その夜にご飯を食べながらお互いの感想を共有しました。その結果、
アメリカのノリをストレートに感じたいなら英語ツアー
ニューヨークをしっかりと理解することを期待するなら日本語バイリンガルツアー
という感じに、目的に合わせて選択するのが良いではないか、という結論に至りました。
これは個人的な意見になりますが、世界中からの観光客と一緒に、マンハッタンの街中を舞台に繰り広げられるエンターテイメントを楽しむのだったら、言葉なんて気にしなくても、そのままで十分楽しめるのではないか、とも思ってしまいました。
言語よりも大事なのは、街の雰囲気を楽しむこと
ネタバレになってしまうのですが、最後に全員でフランク・シナトラの「New York New York」を合唱します。そしてその歌詞に「I want to be a part of it(この街の一部になりたい。)」とありますが、もしかしたらこのアトラクションに関しては、街の息遣いや鼓動を感じることが、一番大切な事なのかもしれません。
ミュージカルなど、海外でのエンターテイメントに参加する時に、「言葉の壁」を恐れてしまうのは仕方がない事なのですが、ニューヨークの場合はその街の雰囲気や、劇場の雰囲気などで十分に体験できてしまうものが多くあります。今回の「The RIDE」も、あくまで”ニューヨーク”という街が舞台になっている事から、言葉の壁を極端に感じる事は少ないと思います。ただし、中身を知ってなんぼ!とも思える、昔のニューヨークの話や、観光名所の説明、などは、日本語バイリンガルの通訳がとてもありがたく思えました。
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