2018年12月2日現在のブロードウェイ週興行収入ランキング

ブロードウェイ週興行収入ランキング

世界を代表するミュージカルが集うニューヨーク「ブロードウェイ」。オン・ブロードウェイとオフ・ブロードウェイを合わせると50作品以上もの作品が、毎日このブロードウェイで上演されています。2018年11月25日(日)~12月1日(土)の1週間のブロードウェイ・ミュージカル総売上はなんと $37,805,785.34(約42億8067万円)。そんな数ある作品の中で、この週間で、チケットの週興行収入ランキング上位10位にランクインした作品をご紹介したいと思います。 ※2018年12月2日最新

ブロードウェイ週興行収入ランキングTOP10

順位:演目週興行収入額
1位:ハミルトン
(Hamilton)
$3,808,299.00
(日本円:約4億3,237万円)
2位:ライオンキング
(The Lion King)
$2,776,228.00
(日本円:約3億1,519万円)
3位:ウィキッド
(Wicked)
$2,477,979.00
(日本円:約2億8,133万円)
4位:ハリーポッターと呪いの子
(Harry Potter and the Cursed Child)
$2,338,315.00
(日本円:約2億6,548万円)
5位:アナと雪の女王
(Frozen)
$2,319,012.50
(日本円:約2億6,334万円)
6位:アラジン
(Aladdin)
$1,855,890.00
(日本円:約2億1,075万円)
7位:ミーンガールズ
(MEAN GIRLS)
$1,778,290.45
(日本円:約2億194万円)
8位:ディアー・エヴァン・ハンセン
(Dear Evan Hansen)
$1,710,245.65
(日本円:約1億9,421万円)
9位:オペラ座の怪人
(The Phantom of the Opera)
$1,434,859.48
(日本円:約1億6,294万円)
10位:カム・フロム・アウェイ
(Come From Away)
$1,388,930.50
(日本円:約1億5,773万円)

なぜハミルトンが第1位なのか?

ハミルトン(Hamilton) 堂々の1位となったのは、チケットが高価で有名なハミルトン(Hamilton)。ハミルトンは、週合計10755席を販売しているのに対して、第3位のウィキッドは14974席を販売、売上座席数で見るとウィキッドがダントツの1位でした。しかし、ハミルトンが、売上座席数1位のウィキッドがよりも$1,300,000(日本円:約1億4700万円)以上売り上げが高いのは、1階席で平均価格$350~、最高価格$849~と1枚あたりの単価がずば抜けて高い事が理由です。※ちなみにウィキッドの1枚あたりの単価は平均価格$160~、最高価格$240~ほど。

ディズニー・ブロードウェイ作品はやはり強し

ライオンキング 日本人に大人気の不動のディズニー・ブロードウェイ作品は、第2位ライオンキング、第5位アナと雪の女王、第6位アラジンと、全作品がランキングに食い込みました。2018年03月22日に公演開始し、当初はチケット完売続出で勢いのあったアナと雪の女王ですが、やはり、1997年の公演開始から現在まで公演回数:8,735回を超えるライオン・キングを超えることはできませんでした。しかし、同じくロングラン作品第8位のアラジンを$463,122(日本円:約5,261万円)の近差で、アナと雪の女王が上回りました。

30年続くロングラン作品もランキング入り

オペラ座の怪人 ブロードウェイ初演から今年で30周年という節目を迎える超ロングラン・ミュージカルオペラ座の怪人も、第9位とランキング入りをしました。1988年に開幕したオペラ座の怪人は、現在公演中の作品だけでなく、過去のブロードウェイ作品を含めた全作品で史上最長ロングラン公演記録の快挙を成し遂げています。30年間休まず公演を行っているにも関わらず、チケット平均価格は$120~、最高価格$250~と、他演目と変わらない料金体制を保ち続けているからこそ、現在もランキング上位に食い込んでくるということです。

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