1996年11月14日の初演から、今年で22周年という節目を迎えたロングラン・ミュージカル「シカゴ(Chicago)」。公演回数9,131回を超えた本作品は、ブロードウェイ歴代作品の中で第2位を誇るロングラン作品として愛され続けています。今回の22周年記念を機会に、現在のキャスト情報、お勧めの楽曲情報などを一挙大公開します!
1996年から現在も公演中の「ミュージカルシカゴ(Chicago)」
ミュージカル「シカゴ」の名曲を動画で紹介
鬼才振付師ボブ・フォッシー(Bob Fosse)による名曲
ミュージカル・シカゴの振付は、これまでにトニー賞最優秀振付賞を8回受賞経験のあるボブ・フォッシー(Bob Fosse)によって手がけられました。15歳の時から振付師としてキャリアをスタートした彼は、1955年から1959年まで5連続でトニー賞最優秀振付賞にノミネートし(内3回は受賞)、知名度を一気に上げました。
1960年代も5度ノミネートし(内2回は受賞)、第27回トニー賞(1973年)では、「ピピン」で最優秀振付賞と演出賞の二冠達成した後、第30回トニー賞(1976年)に、このシカゴで最優秀脚本賞、演出賞、振付賞の三冠達成という偉業を成し遂げました。また、鬼才振付師とも呼ばれるボブですが、映画監督としても映画「キャバレー」でアカデミー監督賞を受賞しています。
ここでは、彼が手がけたキレッキレのシカゴの振付を一部紹介したいと思います。
オール・ザット・ジャズ:All That Jazz
セル・ブロック・タンゴ:Cell Block Tango
ロキシー:Roxie
ナウディズ:Nowadays
ミュージカル シカゴ 現在のキャストまとめ
ミュージカル「シカゴ」は、アメリカ国内外を問わず、舞台俳優を目指す人にとって登竜門となる立場でも有名です。世界各国の著名な歌手や俳優が「シカゴ」の舞台を踏んで、ブロードウェイ・デビューを飾った後、世界進出を狙うケースも少なくありません。日本では、女優の米倉涼子さんが、2012年と2017年の2度に渡って、日本人初となるブロードウェイ・シカゴの舞台に立ちました。ここでは、現在のシカゴの舞台を作り上げるメインキャストをご紹介します。
ヴェルマ・ケリー役:アムラ・フェイ・ライト(Amra-Faye Wright)
ブロードウェイの「シカゴ」でいちばん有名なキャストといえばこの方。期間限定で主役ロキシー役が頻繁に変わる中、ヴェルマ役の彼女だけは、2001年から現在までの>17年間、変わらず舞台に立ち続けている。また、ブロードウェイだけでなく、2005年にはロンドン・ウエストエンド公演、2010年の日本公演では日本語で出演を果たし、彼女を見るためにシカゴを見に来るファンがいるほど、その人気は衰えを見せません。
ロキシー・ハート役:ビアンカ・マロクィン(Bianca Marroquin)
2003年の「シカゴ」で主役ロキシー役を努め、現在は自身2回目となるロキシー・ハート(Roxie Hart)役として舞台に再登場。母国メキシコでは、ミュージカル「Mary Poppins」「In the Heights」「he Pajama Game」などの舞台経験があるだけでなく、テレビドラマでも活躍するマルチタレントとして人気を博している。
ビリー・フリン役:キューバ・グッディング・ジュニア(Cuba Gooding Jr.)
アカデミー助演男優賞受賞経験のあるキューバは、ビリー・フリン(Billy Flynn)役として2018年10月6日から11月18日までの限定出演中。1988年からハリウッド映画の俳優として活躍しており、これまでの映画出演は50作品以上になる。舞台経験としては、2003年公開のミュージカル「The Trip to Bountiful」の1作品のみだが、2013年のトニー賞授賞式では司会を努める。今回、約5年ぶりとなった自身2作品目のブロードウェイの舞台は、ハリウッドで活躍する俳優の生舞台ということで、かなりの話題を呼んだ。
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