オール・フォー・ワン・シアターの解説
All For One Theater – ブロードウェイミュージカルの劇団案内
オール・フォー・ワン・シアターの基本情報
ソロパフォーマンス専門のオフ・ブロードウェイ制作会社
オール・フォー・ワン・シアター(All For One Theater)は、2011年にプロデューサーのマイケル・ウォーク(Michael Wolk)によって立ち上げられたオフ・ブロードウェイ制作会社です。ソロパフォーマンス(一人芝居)の作品を上演することを目的とし、設立から現在まで約50作品以上のソロパフォーマンス作品を制作、プロデュース、そして上演しています。社名を省略して「AFO」の愛称で知られています。オール・フォー・ワン・シアターの所有劇場は無く、シーズン・演目毎に劇場が変わります。制作会社のオフィスはブロードウェイの一等地にあり、同建物内に一流のジャズ・ミュージシャンが出演するイリジウム・ジャズ・クラブ、隣にはウィンター・ガーデン劇場があります。
オール・フォー・ワン・シアターの歴史
イベント用のパフォーマンスの制作会社からスタート
設立当初のオール・フォー・ワン・シアターは、年に一回のソロパフォーマンス・フェスティバルを開催するためだけの制作会社でした。後の2014年に、毎年恒例のフェスティバルから国内・国外作品のソロパフォーマンス(一人芝居)の通年公演に移行しました。そして、翌年にはニューヨーク市のソロパフォーマンスの作品のみを上演、プロデュースに専念することを決定し、現在に至ります。過去の作品出演者には、ブロードウェイ「シカゴ:ビリー・フリン役」「ライオンキング:スカー役」のトム・ヒューイット(Tom Hewitt)、パフォーマンスアーティストのデブ・マーゴリン(Deb Margolin)、作家のアナベル・ガーウィッチ(Annabelle Gurwitch)などが挙げられます。
ソロアーティストの育成プログラム
オール・フォー・ワン・シアターは、ソロアーティストの育成、支援をする育成プログラムの活動も行っています。ワークショップやディスカッションを通して育成を促進させる中堅ソロアーティストを対象としたプログラム「ソロ・コレクティブ(Solo Collective)」と、ソロアーティストになる為の知識、実践を行う2年間のプログラム「アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence)」の2つがあります。
ソロアーティストの育成プログラム
ソロパフォーマンス(一人芝居)とは、舞台上で1人で物語を演じる芝居のことです。ブロードウェイにおけるソロパフォーマンスは、自伝的作品、コメディー、ボードビル、詩、音楽、ダンスなどさまざまな種類があります。ブロードウェイの歴史の中で最も長く続いたソロパフォーマンス作品は、1995年公開のロブ・ベッカーによる戯曲「Rob Becker’s Defending the Caveman」です。1997年に終演するまで、公演回数674回に及びました。トニー賞の次に名誉ある賞と言われているドラマ・デスク賞(Drama Desk Awards)では、ソロ・パフォーマンス賞の部門が設けられています。
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