リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの共演で大ヒットしたラブコメ映画「プリティ・ウーマン(Pretty Woman)」がネーデルランド劇場(Nederlander Theatre)にて絶賛公演中なのですが、その評価はいかがなものか!?
1990年度全米興行収入第1位、日本では興行収入約53億円を叩き出し、世界中で認知されている作品ではありますが、映画の印象が強い分、舞台の評価って実際どうなの?と思う方も多いはず。そこで今回、現地アメリカの有名雑誌で掲載されている専門評論家のコメントを紹介したいと思います。
女子旅、カップルにお勧めのミュージカル「プリティ・ウーマン」
現地アメリカでのミュージカル「プリティ・ウーマン」の評価
ここでは、アメリカでも有名な、メジャー4大雑誌の専門批評家によるミュージカル「プリティ・ウーマン」の評価をご紹介します。ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)
この作品は、「どんな人でも、どんな場所でも希望と夢は与えられるものであり、今の立場や環境を目の当たりにしたとしても決して恐れることはない」という意味が込められている。本作品は、すでに映画で大興行をしているため、ブロードウェイ版のプリティ・ウーマンを見る前に過大評価をしてしまう傾向があるが、同じ作品として見るのではなく、まったく異なる新しい「プリティ・ウーマン」として見て欲しい。
ハリウッド・レポーター紙(The Hollywood Reporter)
本作品は、売春婦の女性が生まれ変わっていく姿を描いた物語ですが、舞台版のプリティ・ウーマンでは、そんな売春婦の性的な部分はまったく出さず、女性も強くたくましく1人で生きていけるといったメッセージが込められている。「スマートな女性」「強い女性」「おかしな女性」「大胆な女性」といった女性の存在価値をアピールした作品になっている。
ニューヨーク・ポスト紙(The New York Post)
このミュージカルは、衣装や小物、舞台となるハリウッドの街並みなど、原作の映画を忠実に再現している。脚本を担当したJ.F.ロートンは、ゲイリー・マーシャル(オリジナルの映画監督)が映画化する際に描き下ろした部分やその背景、裏話などを徹底的に調べ上げた上で舞台の脚本制作にあたっている。
結果、カリフォルニアのヤシの木、ハリウッドのダウンタウンの町並み、セレブ街(ロデオ・ドライブ)など、セットの場所が変わる度に、まるでその場所にいるかのような感覚になる。
タイムアウト・ニューヨーク紙(The New York Post)
出会った当初は、お金で何でも買うことができる身分の高い男の設定だが、ともに時間を過ごすことで2人の心情に変化が現れる。「一生ここにいたい、この関係を終わらせたくない」と2人の想いが強くなる中で、どこかでお互いがお金でしか繋がることのできない関係と感じてしまうところは、他のミュージカルでは、あるようでなかった、切なくももどかしさが感じられる。
ミュージカル「プリティ・ウーマン」の公式動画
気になるミュージカル版「プリティ・ウーマン」はこんな感じ。是非、生の舞台でお楽しみ下さい!
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