ブロードウェイへの道標 Vol. 7 – ブロードウェイで育った俳優 エディ・クーパーさんのインタビュー

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舞台に携わる方々の生の声を届け、多くの反響を頂いている本シリーズ。第7回目の今回は、ニューヨークの演劇一家に生まれ育ち、ブロードウェイからオフ・ブロードウェイまで幅広く活躍されている俳優、エディ・クーパー(Eddie Cooper)さんにお話を伺いました。

トニー賞受賞俳優を父に持ち、ブロードウェイの歴史をまさに“内側”から見てきたエディさんは、2025年新作ミュージカル『デッド・アウトロー』にも出演中。今回は、ブロードウェイの裏側を知り尽くす “生粋のニューヨーカー” である彼に、ブロードウェイの変遷やオフ・ブロードウェイの魅力、そして日本への想いまで、たっぷりと語っていただきました。今回のインタビューも、どうぞじっくりとお楽しみください。

父のトニー賞受賞を隣で聴いた特別な記憶と、劇場と隣り合わせで育った子供時代

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──どのようにブローウェイの俳優になりましたか?

「私の父は、ブロードウェイ俳優のチャック・クーパー(Chuck Cooper)です。1997年、私が高校生だった頃、父は『The Life』という作品でトニー賞の最優秀助演男優賞を受賞しました。その授賞式の際、私は父の隣に座っており、父の名前が呼ばれる瞬間を耳にしました。これは誰もが経験できることではない、非常に特別な体験だったと感じています。その時の映像は、現在もYouTubeに残されています。

私は現在38歳。両親も、弟(Alex Cooper)、妹(Lilli Cooper)も役者という演劇一家に生まれ、人生を通じて舞台芸術に携わってきました。父は私たち兄弟に対して “役者になれ” とか “演劇の道に進め” といった類のことを強要することはありませんでした。むしろ、子どもたちの進路についてプレッシャーをかけないように配慮してくれていたのだと思います。しかし、幼い頃から父の背中を見て育ち、劇場に足を運ぶ機会も多かった私は、ごく自然な流れで “役者になりたい” と思うようになり、その道を選びました。」

──ご自身で選択した道だったのですね

「とはいえ、若い頃は父と比較されることに抵抗があり、ミュージカルよりも演技に専念しようと、大学では演技を中心に学んでいました。───結局のところ、私はミュージカルが大好きで、今ではミュージカルの舞台に立つ日々を送っていますが(笑)。父と比べられることも、今ではそれほど気にならなくなり、ミュージカルのステージに立てることを、心から幸せに感じています。

いわゆる二世俳優ということで、”子どもの頃から場数を踏んできたのだろう” と言われることもありますが、実のところ大学に入るまではステージに立ったことも、人前で歌ったことすらもありませんでした。

少し私の経歴をお話させていただきます。私は “アーティストビル(ブロードウェイから徒歩10分、42丁目と43丁目の間の9番街から10番街にかけて建つ2棟の高層アパート)” と呼ばれる、ニューヨークにある芸術家たちが集まる集合住宅で育ちました。劇場でブロードウェイのショーを観て帰宅すると、エレベーターの中にさっきまで舞台に立っていた俳優がいる。そういうのが当たり前の日常でした。ちなみに、あのアリシア・キースも同じビルで育った一人です。

──すごい生い立ちですね!有名人が身近にいて、驚かないのですか?

そこで生まれ育ったので、当たり前のことでした。そんな環境で育ち、役者になることを志し、舞台芸術に特化した高校『ラガーディア高校(LaGuardia High School、ニューヨークの公立高校でもトップ3に入る)』へと進学しました。ここは、ミュージカル映画『フェーム(Fame)』の舞台にもなった高校です。

高校、そして大学でも演技を学びましたが、卒業後はなかなか仕事に恵まれず、1年の休養期間を設ける決断をしました。そしてその期間、私は日本で生活することを選びました。」

──日本に1年も住んでいたのですね。日本ではどのように過ごされていたのですか?

当時は、ニューヨークとはまったく異なる環境に身を置きたいという思いが強くありました。もともと日本文化に関心があり、”一度行ってみよう” と思い切って海を渡りました。

日本での生活は本当に素晴らしく、今でも私は日本に恋い焦がれています。特に食文化に関しては、当時ニューヨークで食べていた “日本食” とは比べものにならないほどの美味しさで、震えるような感動を覚えました。いつか必ずまた日本に訪れたいですし、私の最大の夢は、日本でパフォーマンスをすることです。その夢のためであれば、どんな努力も惜しみません。

日本で出会ったもののひとつに、歌舞伎があります。私はニューヨークの劇場街で育ち、数多くの歴史的な劇場を目にしてきましたが、人生で最も心を打たれた劇場体験は、間違いなく歌舞伎の劇場でした。舞台に描かれた絵の美しさ、日本の家を模したセットの緻密さ、豪華な着物を纏った女性の気品……どれをとっても息をのむような美しさでした。桜の花びらが木から舞い落ちた瞬間には、感動のあまり涙がこぼれそうになりました。歌舞伎専用の劇場は、役者が客席の近くまで来たり、舞台が回転したりと、驚きの連続で、まさに感動の極みでした。」

──ブロードウェイで目が肥えているエディさんが歌舞伎に感動されたと伺い、日本人としてとても誇らしく思います。日本の学生たちは授業の一環で歌舞伎を観ることがありますが、その価値がわからないまま観ていることも多くて…

アメリカでも同じです!ニューヨークの劇場でも、学生向けに朝から公演を行うことがあります。教育的な意義は大きいと思いますが、多くの学生はあまり興味を示さないようです。

帰りたそうにしている学生の視線ほど、演者にとって厳しいものはありません。けれども、何かひとつでも心に残るようにと願いながら、私たちは全力で演じています。古典的な作品の魅力というのは、大人になってからこそ気づくものかもしれませんね。」

──どこの国でも同じなのですね(笑)

自分の特徴は、「何にでもなれること」だと気付いた

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──日本から帰国して、どのようにキャリアを築いていかれたのでしょうか?

「日本からニューヨークに戻ってからも、しばらくの間は仕事に恵まれず、厳しい時期が続きました。オーディションを受け続ける日々の中で、ようやく初めて大きなチャンスをいただいたのが、2015年にシティ・センター(観客席2,000席を越える大劇場)で上演された『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』でした。この作品は、演目としても非常に完成度が高く、私にとっても特別な思い入れがあります。現在もオフ・ブロードウェイで愛され続けている作品で、多くの観客に親しまれています。」

──オフ・ブロードウェイへの出演からスタートしたのですね

「オフ・ブロードウェイの舞台で経験を積み重ねた後、2023年にミュージカル『パレード』のリバイバル公演で、念願のブロードウェイデビューを果たしました。『パレード』は、アメリカの歴史に根ざした重厚なテーマを描いた作品で、非常に演じがいがある舞台です。出演できたことは、私のキャリアにとっても大きな自信となりました。」

──自分のどんな所が評価されていると感じていますか?

「実は、私の長所は “あまり突出した特徴を持っていないこと” だと思っています。つまり、色んな役を演じることができるのです。もちろん、声も身体も特色はありますが、ありがたいことに私の声や見た目は、様々なキャラクターに適応できるのです。

歴史的な偉人や医者、ギャングスター、海賊、人を食べる植物だって演じたことがあります。いただく役に一貫性がなく、何でも演じられることは、俳優として非常に嬉しいことですし、幸運だと感じています。どの役もキャラクター性が強く、大変刺激的です。」

白人ばかりが出演していたブロードウェイが多様性を受け入れるようになったことへの喜び。一方で…

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──ブロードウェイを長く見てきたエディさんが思う、ブロードウェイの変化について教えてください

「ブロードウェイは徐々により多様に柔軟になっていると思います。かつては、黒人やラテン系、アジア人に関するショーでもない限り、白人以外の人種を舞台の上で観ることはほとんどありませんでした。人種の指定が無い役ならば、問答無用で白人がキャスティングされていたのです。ですが、しかし今では、そのような前提が少しずつ崩れ、多様な人種の俳優がステージに立つようになっています。とても喜ばしい変化だと思います。

私自身、褐色人種として育ち、ステージに自分と同じ肌の色を持つ俳優が登場しているのを見たときには、心が躍るような感覚を覚えていました。そう考えると、あの時代に黒人俳優として高い評価を得ていた父は、本当に偉大な存在だったとあらためて思いますし、その父の背中を見て育ったことは、私にとって大きな誇りです。ダイバーシティの進展は、私が感じるブロードウェイの “良い変化” のひとつです。」

──心の奥底では感じていた違和感が晴れたといった感じでしょうか

「一方で、あまり歓迎できない変化もあります。近年のブロードウェイでは、特に規模の大きなミュージカルにおいて、映画やコミックなどを原作とした作品が圧倒的に多くなっています。その結果、脚本も音楽も舞台のためにゼロから創作された、斬新で独創的なオリジナル作品が減ってしまっているのです。私は、そうしたオリジナル作品こそがブロードウェイの醍醐味であり、真の魅力だと考えていますので、この傾向には寂しさを覚えます。

もっとも、こうした状況に至った背景も理解はできます。現在、ブロードウェイでショーを制作するには、何百万ドルという膨大な資金が必要になります。そのため、すでに知名度やファンベースを持つ作品を選ぶ方が、投資としてはリスクが低いという判断になるのでしょう。」

──確かに、オリジナル作品が減っていますね。お気に入りのオリジナル作品はありますか?

「最近のお気に入りの一作は『A Strange Loop』です。トニー賞も受賞した作品ですが、独創的な構成と、率直で生々しいストーリーテリングに強く心を惹かれました。

また、私が出演していたオフ・ブロードウェイの作品『デッド・アウトロー』も、印象に残るオリジナル作品のひとつです。実話を元にした作品ではありますが、映画や小説といった原作は存在しません。

『デッド・アウトロー』は脚本の鋭さ、音楽の完成度、そして技術スタッフの精緻な仕事ぶりが印象的でした。自分が関わることができたことを、非常に幸運に思っています。ブロードウェイでの上演も決定しており、ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。

パンデミックを超え、演劇界は苦境に立たされていました。アメリカ各地で多くの劇場が閉鎖され、ブロードウェイも深刻な打撃を受けました。観客の数もパンデミック以前の水準には戻っていません。だからこそ、ブロードウェイという場がこの先も存続し続けてほしいと、心から願っています。」

より挑戦的で、観客との距離が近いオフ・ブロードウェイが大好き。ブロードウェイの魅力はここにあると感じる

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──ニューヨークの好きな所はどんなところですか?

「私はこの街が本当に大好きです。心から愛しているのです。ニューヨーク市を除けば、少なくともアメリカ国内において、私が住みたいと思える場所はほとんどありません。それほど、この街に惹かれています。ニューヨーク以上に魅力的な場所を見つけるのは私には難しいでしょう。

文化、人々、そしてこの場所そのものが非常に象徴的で特別です。ニューヨークには、まるで魔法のようなエネルギーが宿っていると感じます。私のルーツもこの街にあります。ここで育ったことを、私はとても幸運だったと思っています。」

──ブロードウェイを観劇する時、何かエディさん流の楽しみ方がありますか?

「質問から少し逸れるかもしれませんが、私自身、いわゆる “職業病” のようなものを感じることが多くあります。正直なところ、演劇を観ている最中でも、あれこれと考えてしまうために、一般のお客様のように純粋に楽しめていないかもしれません。

“この楽曲は歌唱が大変そうだな” とか、”この劇場のバックステージは狭いから、あのような動きをしているのだろうな” とか。ほとんどの舞台には知人の俳優が出演しているので、”頑張っているな” といった感想が先に浮かんでしまうんです。困った癖ですね。

アドバイスできるとすれば、観劇する作品を選ぶ際には、できる限り事前に調べることをおすすめします。有名な作品が必ずしも自分に合うとは限りません。誰が出演しているのか、どういうストーリーなのか、初演はいつか、オリジナルキャストでの上演か──そういった情報を知っておくことで、観劇の満足度は格段に上がりますし、選んだ作品に対する思い入れも深まると思います。

劇場で過ごす2時間は、スマートフォンも見ず、誰とも会話をせず、ただ舞台の上に集中するという、まるで魔法のような時間です。舞台上では日々さまざまなことが起こり、観る人がどこに注目するか、どのように受け取るかはすべて自由です。100人が観れば100通りの感想があり、評価も好みも分かれます。今日うまくいかなくても、明日は素晴らしいかもしれない── 舞台とは、常に生きて動き続けるものなのです。私は、そんな演劇の在り方がとても好きです。」

──好きなブロードウェイの作品は何ですか?

「『スウィーニー・トッド』と『イントゥ・ザ・ウッズ』が特に好きな作品です。とりわけ『イントゥ・ザ・ウッズ』は、子どもの頃に母が連れて行ってくれて、初めて心から魅了された舞台でした。思い入れの深い作品です。

また、オフ・ブロードウェイの舞台ではありますが、私が出演していた『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』も、これまで観た中で最も完成度の高いミュージカルのひとつだと思っています。音楽も演出も本当に素晴らしいので、ぜひ体験していただきたい作品です。」

──ブロードウェイでお気に入りの劇場はありますか?

「ブロードウェイの劇場は、それぞれが非常に個性的です。私は、比較的小規模で観客との距離が近いブース劇場が好きです。座席に身を預けると、居心地の良さを感じます。

また、舞台を取り囲むように観客席が配置されているいサークル・イン・ザ・スクエアのような、円形の構造を持つ劇場も気に入っています。非伝統的な演出が可能な空間は、非常に魅力的ですし、こうした劇場がもっと増えればいいなと感じています。

私はどちらかというとオフ・ブロードウェイの舞台に立つ機会の方が多く、小さな劇場で演じることに特別な愛着を持っています。観客の反応や息づかいが肌で感じられ、そのエネルギーに引き込まれるようにして、俳優としての力を発揮できるのです。

特に、ダウンタウンにあるクラシック・ステージ・カンパニー(Classic Stage Company)は、大のお気に入りの劇場です。古い木材でつくられたその劇場は、床を歩くたびにきしむ音が響きます。まるで空間そのものに魂が宿っているかのように感じられる場所です。非常に小さな空間で、観客の表情がすぐ目の前に見え、木の音が空間に反響するため、劇場自体がキャラクターを持っているようなのです。ここで演劇を行うたびに、新たな発見があります。」

より挑戦的で、お客さんとの距離も近いオフ・ブロードウェイが大好き。ブロードウェイの魅力はここにあると感じる

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──これからブロードウェイを目指す日本の方にメッセージはありますか

「もしブロードウェイの舞台に立ちたいという夢があるのなら、確かに言語の壁はあるかもしれません。多くの舞台では英語で演じる必要がありますので、そこは大きな課題となるでしょう。しかし、それを超えれば、日本の皆さんには他にない爆発的な才能があります。そして、その才能は、ここで活躍している多くのパフォーマーが到達できなかったレベルにさえ達する可能性を秘めていると感じています。

自分自身を過小評価してしまう気持ちは、私にもよくわかります。多くの人が陥る “インポスター症候群” と呼ばれる感覚です。名の知れた俳優たちでさえ、同じように感じていたことを私は知っています。

ですが、あなたが感じていることが真実であるとは限らないと覚えておいて欲しいです。観客が何を観たいのか、どのように受け止めるかは、自分が思っているものとは大きく異なる場合が多いですし、あなたには、”観客が観たいと思うもの” を表現する力があるかもしれません。たとえ自分が思いもしなかったものでも、です。

私自身、ステージを降りた瞬間に “今日はうまくいかなかった” と感じることもあります。けれども、そういう日に限って、観客の方や演出家から “今夜のショーは本当に特別だった” “あなたの演技は素晴らしかった” と言っていただけたりするのです。。

なので、自分の感情がそのまま他人に伝わっているわけではない、ということを知っておいてください。もし演劇への情熱があるのなら、どうか挑戦してください。やってみなければ、あなたは“もしあのとき、挑戦していたらどうなったのだろう?” と一生思い続けることになるかもしれません。だからこそ、恐れずに一歩踏み出してみてください。」

──最後に、日本のブロードウェイファンにメッセージをお願いします。

「ぜひ、ブロードウェイにお越しください。ブロードウェイ、そしてオフ・ブロードウェイでは、毎日多くのミュージカルが上演されています。

特にオフ・ブロードウェイについてお話ししたいのですが、この街で最高峰の演劇は、実はオフ・ブロードウェイで上演されています。もちろん、ブロードウェイでも素晴らしい舞台はたくさんありますが、先ほども述べたように、オフ・ブロードウェイの小劇場では、ブロードウェイでは実現が難しいような革新的で挑戦的な作品が生まれています。ぜひ視野を広げていただき、華やかで人気のある大作だけでなく、演劇そのものの醍醐味を追求したような、小劇場ならではの舞台にも関心を向けていただけたらと思います。

オフ・ブロードウェイで最高の作品を届けようと挑戦している私たちにとって、観客の皆さんの存在は不可欠です。皆さんの反応や声援がダイレクトに届き、舞台と観客席が共鳴し合うような観劇体験が生まれます。そんな特別な時間を、ぜひ体験してみてください。」

インタビューに添えて

エディさんと初めてお話をしたのは、ある現場でのこと。ニューヨークの演劇一家に生まれ育ったエディさんとお話を聞くうちに、「ブロードウェイを知り尽くしたアメリカ人に、改めてインタビューしてみたら面白いのではないか」と思い立ち、取材をお願いさせていただきました。

劇場街にある日本食レストランでのインタビュー。ハマチの塩焼きをつつきながら、日本文化への深い愛情と、日本の舞台芸術への熱いリスペクトを語ってくださる姿がとても印象的でした。日本での仕事を熱望していると話すエディさんの眼差しは真剣そのもので、彼がブロードウェイという世界最高峰の演劇シーンをよく知るからこそ、日本文化への称賛がいっそう嬉しく響きました。

思った以上に白熱したブロードウェイ談義は、やがて「オフ・ブロードウェイの魅力」へと展開。かつて別の演劇人から「オフ・ブロードウェイの沼にはまったらもう引き返せない」と聞いたことがありますが、その理由がようやく腑に落ちた気がします。ブロードウェイでは実現できないような実験的で挑戦的な作品が、オフ・ブロードウェイの小さな劇場で日々上演されている。オンとオフの両方の魅力を知るエディさんの言葉には、説得力とリアリティがありました。

作風、俳優、トレンド、そして作品の背景——時代とともに、さまざまな要素が変わり続けるブロードウェイですが、どれだけ形を変えても創作の根底に流れる情熱は変わらないのだと今回のインタビューで確かに感じることができました。ブロードウェイが持つ魔法は、そこに立つ人々、そして劇場に足を運ぶ人々によって支えられている。そんなことを改めて実感させてくださったエディさんに、心より感謝致します。

著者 今田明香

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