こんにちは、スタッフの池田です。今回は演劇ジャーナリストの井村まどか(Madoka Imura)さんと共にミュージカル「ラグタイム(Ragtime)」を観劇しました。
20世紀初頭のニューヨークを舞台に裕福な白人家庭、ハーレムの黒人コミュニティ、そして新天地を目指す移民たちの人生が、思いがけない出来事をきっかけに絡み合っていく名作。井村さんには今回、『概要』『あらすじ』『レビュー』の部分をお願いしました。リアルな感想をぜひお楽しみください。
このページの目次
ブロードウェイミュージカル「ラグタイム(Ragtime)」とは?
『ラグタイム』は、100年前のアメリカを、人種・階級・移民というテーマを通して壮大なスケールで描いた、ブロードウェイを代表するミュージカルです。今回はリンカーン・センターならではの28名編成のオーケストラ、30名近くの演者を率い、見ごたえのある作品になっています。1998年に初演され、トニー賞13部門にノミネート、うち4部門を受賞し、約2年間上演されたという名作で、スティーヴン・フラハティのオープニングナンバー「ラグタイム」、そして「夢の車輪(Wheels of a Dream)」「彼らに聞かせて(Make Them Hear You)」「昔に戻れない(Back to Before)」はいずれも、ミュージカル史に残る名曲として知られています。
ブロードウェイミュージカル「ラグタイム(Ragtime)」のあらすじ
「ラグタイム(Ragtime)」のあらすじは詳細ページで詳しく記載しています!ぜひご覧下さい。
「ラグタイム(Ragtime)」の劇場について
ブロードウェイミュージカル「ラグタイム(Ragtime)」はリンカーン・センターにあるビビアン・ビューモント劇場(Vivian Beaumont Theatre)にて公演中。劇場については、下記のリンク先でご確認いただけます。
「ラグタイム(Ragtime)」のグッズ・お土産について
劇場内には、グッズ売り場があり自由の象徴のようなロゴが入ったグッズが並んでいました。トートバックやマグカップなど日常使い出来そうなグッズや、Tシャツやキャップなどのアパレルも揃っていました。観劇の記念にチェックしてみてください♪
ミュージカル「ラグタイム(Ragtime)」の感想・レビュー
「進歩の時代」を生きた人々を描く『ラグタイム』
冒頭、アップライトピアノが一台だけ置かれた舞台に、黒人少年がぽつねんと立っており、その愛らしさに観客は一気に引き込まれます。やがて舞台下から煙とともに、全キャストが有名な「ラグタイム」の楽曲を歌いながらせり出してきます。そこに現れるのは、白い衣装の白人富裕層、暗い衣装の黒人コミュニティ、そして東欧から逃れてきた移民たち――総勢およそ30人。彼らの歌唱力は爆発的で、このオープニングはまさに圧巻です。
一方で、群像劇としての焦点は、序盤やや散漫です。今回のリバイバルを手がけるのは、2025年7月にリンカーン・センター・シアターの芸術監督に就任したばかりのリア・デベソネット。彼女はミニマルで舞台装置の少ない演出を得意としていますが、このミュージカルには当時実在した人物が複数、ストーリーの合間に次々と登場するため、舞台装置がないためか、誰が物語の主軸なのか分かりにくく戸惑う方もいるかもしれません。
しかし、その弱点を補って余りあるのが、コールハウス役ジョシュア・ヘンリーの歌唱力と存在感でしょう。実力派の舞台俳優として知られ、これまでに複数回トニー賞にノミネートされています。
また今回のヴィヴィアン・ボーモント劇場は、いつもながら奥行きの深い空間設計が印象的です。視界が大きく開け、大規模な群像劇に適した劇場だと改めて感じます。
『ラグタイム』は1900年代初頭のアメリカが舞台ですが、この時代は「進歩の時代」と呼ばれ、アメリカが急速に近代化しましたが、一方で社会の大きな変化と矛盾が噴出した時期です。人々はそうした時代を経て、試行錯誤を重ねながら、この国をより住みやすくしようと努力してきたことが実感できます。
どんな人が楽しめる作品なのか?
格式あるリンカーンセンターで、昔ながらの名作を観たい方
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