ミュージカル スポンジ・ボブ（SpongeBob）チケットと観劇レポート

世界中で愛されているキャラクター「スポンジボブ」がブロードウェイに登場！
今回はブロードウェイミュージカルの名作「スポンジ・ボブ（SpongeBob SquarePants）」を観劇してきました。

スポンジ・ボブについて

ミュージカル「スポンジ・ボブ（SpongeBob SquarePants）」は、アメリカで制作されたアニメ映画「スポンジ・ボブ（SpongeBob SquarePants）」をもとにしたミュージカルです。日本では、2000年から全国放送が始まり、キャラクターグッズの販売をきっかけに有名になった大人気キャラクターです。

2017年12月からブロードウェイにて開幕、舞台演出はトニー賞演劇衣装デザイン賞やミュージカル装置デザイン賞含めた4度のトニー賞受賞経験をもつ、デイビット・ジン（David Zinn）が担当しています。

エアロスミス、デビッドボウイが楽曲提供

スポンジボブのミュージカル化にあたり、大物ミュージシャンであるロックバンド「エアロスミス」のメンバーに加え、グラムロックの先駆者としてポップカルチャーの中心で活躍をするデヴィッド・ボウイ（David Bowie）がオリジナル楽曲を提供しています。思わず体も心も乗ってしまう豪華ミュージシャンによる音楽と連携するキャストの歌とダンスが見どころな作品です。

作品の詳細は詳細ページにまとめていますので、是非ご覧ください。

• ミュージカル「スポンジ・ボブ」の詳細ページ >>

観劇する前に登場キャラクターを知ろう

アニメ版「スポンジ・ボブ」

日本では原作やストーリーについてよく分からないけど、見た目が可愛いという理由でグッズが先走りして日本で流行っていたようです。ミュージカルをより楽しむには、少し原作についても知っていた方が良いと思いますし、特にアニメ作品がオリジナルという事なので、登場キャラクターについて知っていた方が良いというのが私の結論です。

舞台にはメインキャラクター以外にも、アニメ版で登場する多くのキャラが勢揃いします。 観劇する前に、各キャラクターの名前や性格を知っておくことで、より一層ミュージカルを楽しむことができます。

スポンジ・ボブはパレス劇場にて上演中

パレス劇場（Palace Theatre）

ミュージカル「スポンジ・ボブ」は、タイムズスクエアのど真ん中に位置するパレス劇場（Palace Theatre）で上演中です。 パレス劇場は、ブロードウェイにある劇場の中でも特に初期に建てられた古い劇場で、当時はボードビル劇場として栄えていました。

住所：1564 7th Ave & W 47th Street, New York, NY 10036

かなり古い劇場であることから幽霊の目撃情報も多い、パレス劇場の歴史、創設者の生い立ち、劇場の様子など以下の詳細ページにまとめていますので、是非ご覧下さい。

• パレス劇場について詳しく >>

今回の座席はココでした

チケット券面 ORCH L 127 の見方：

Orchestra Odd = 1階オーケストラ席 の奇数席
L列のシート番号127

シート番号127は、サイドより通路側の座席となります。
通路側はお手洗いに行きやすい場所ですが、真ん中のお座席の方が席を離れる際には、立って道を開けなければなりません。

スポンジ・ボブは1階オーケストラ席がオススメ！

スポンジ・ボブの見どころの1つは、なんといってもパレス劇場内の装飾が素晴らしいところです。他のミュージカル作品のようにシンプルな劇場内ではなく、スポンジボブらしい明るくユニークな装飾が劇場内の各所に施されています。オーストラ席内の中央の天井にはサメの模型や、まるで海の中にいるような演出になっており、劇だけではなく装飾も楽しむことができます。

また劇中には中央・サイド通路にキャストが登場するなどサプライズも一緒に楽しむ事ができるのは1階オーストラ席内の特権です。

休憩時間は公式グッズをチェックしよう。

ミュージカルの前半1時間が終わり、20分ほどの途中休憩があります。スポンジ・ボブのグッズ販売は見どころ満載でオススメです。

スポンジ・ボブと仲間たちの住む街「ビキニタウン」にある学校「ビキニボトム（bikini bottom）」をデザインしたショップや、大人気スポンジボブグッズの販売があります。

また、大人向けドリンク「パイナップルビール（スポンジボブの家がパイナップルの形をしているのをモチーフにしている）」があったりと遊び心が満載です。

スポンジ・ボブ観劇後の感想まとめ

子ども心溢れたミュージカル作品

今回観劇したミュージカル「スポンジ・ボブ」は、老若男女関係なく観劇した誰もが楽しむことのできるミュージカルだと思いました。作品がキャストと制作チームのみで成り立つのではなく、演出に対する観客の反応や観客を巻き込んで作品が進んでいく形は、思わず自分もスポンジボブの仲間たちと一緒にいるような感覚にさせてくれます。

ユニークたっぷりな劇場内の装飾、そして観客と舞台が一体になって作品を作り上げる「スポンジ・ボブ」は、楽しく明るくしそて笑顔に溢れたミュージカル作品を観劇されたい方におすすめです。

ロックバンドとキャストの歌唱力に注目

「スポンジ・ボブ」と聞くと、どうしても主役キャラクターであるスポンジボブしか思い浮かばない方も多いはずですが、サブキャラクターの演技・歌声も魅力的で見どころ沢山です。

注目したいキャストは、イカルド役を演じるギャビン・リー（Gavin Lee）。街で嫌われ者のイカルドが徐々に街の仲間と打ち解けていき、後半で彼が魅せるタップダンスと歌はスタンディングオベーションするほど素晴らしい演技です。

また、スポンジボブのバイト先オーナー・カニカーニの娘パール役を演じるクリスティーナ・ジョジー（JAI’LEN CHRISTINE LI JOSEY）にも注目です。エアロスミスのメンバーが楽曲したロックバンド音楽に合わせて彼女が出す歌声は、劇場の観客全員を圧倒するほどの歌手力です。

ミュージカル「スポンジ・ボブ」は、スポンジボブのキャラクターは知っているけれど、アニメを見たことない方でも、愉快なスポンジボブと仲間たちの演技そして音楽を十分楽しめるミュージカル作品です。

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