Radio City Music Hall(地図
上演時間:1時間30分(休憩なし)

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)基本情報

Radio City Music Hall 1260 Avenue of the Americas New York, NY 10020(地図
オープニング公演 2018年11月09日
公演終了日 2019年01月01日

女性劇団The Rockettesによる冬季限定ショー クリスマススペクタキュラー

クリスマス冬季期間限定ショークリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)
クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)は、女性のみで形成されているダンス劇団ザ・ロケッツ(The Rockettes)主催による、毎年感謝祭から年末までのホリデーシーズン(11月の第4木曜日~1月の1週目まで)のみ上演を行っているニューヨークを代表するクリスマス期間限定ショーです。
ミュージカルトニー賞や音楽の祭典グラミー賞授賞式の開催場所で有名なラジオシティーミュージックホール(Radio City Music Hall)にて開催され、初公演の1933年から現在まで、来客数約75億人を超ています。

クリスマススペクタキュラーの脚本と作曲を手掛けたのは、ミュージカル「ハロー ドーリー!(Hello Dolly!) 」の1978年リバイバル版の脚本を努めた演出家マーク・ウォルドロップ(Mark Waldrop)で、開演当初から変わらないザ・ロケッツメンバーによる生きの揃ったダンスに彼の演出力が光ります。年月を重ねるごとに、最新技術も積極的に取り込んでおり、最近では世界最大規模のLEDスクリーンの導入やニューヨーク観光名所の3D映像投影など、歴史ある古い劇場で最新のクリスマス・エンターテイメントを楽しむことができます。

代表的作品「ジングルベル(Jingle Bells)」
また、劇中に登場する選曲は全て世界中で有名なクリスマス時期定番曲を使用しており、代表的な作品は「ジングルベル(Jingle Bells)」「レット・イット・スノー(Let it Snow)」「くるみ割り人形(The Nutcracker)」などが登場し、ニューヨークの伝統の1つとして、カップルからご夫婦、お子様連れの家族までの老若男女に愛されているミュージカルです。

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)見どころ

1933年以来続くオリジナルパフォーマンス

約90分間のザ・ロケッツによる公演で、1933年公演当初のオリジナルパフォーマンスが2曲あります。

オモチャの兵隊の行進(Parade of the Wooden Soldiers)

オモチャの兵隊パレード(Parade of the Wooden Soldiers)

オモチャの兵隊の行進は、公演開始当初から変わらず、当時の衣装デザインをそのまま使用しています。衣装は、ハリウッド映画監督ヴィンセント・ミネリ(Vincente Minnelli)が、19世紀にヨーロッパの貴族の間で流行した人形ビスク・ドールをモデルに作成しました。36人全員が歩幅を揃えて動くシーンや、大砲に打たれて、ゆっくりドミノ倒しになっていくパフォーマンスは見る人を魅力にしています。

ザ・リビング・ネイティビティ(The Living Nativity)

ザ・リビング・ネイティビティ(The Living Nativity)

最初のクリスマスが始まった日の話を基に、ステージにはなんと本物の3匹のラクダ、6頭のヒツジ、2匹のロバとウマが登場します。
振り付けは、ザ・ロケッツの創設者でもあるラッセル・マーカート(Russell Markert)によるもので、こちらも公演開始当時と同じ内容で変わらず上演しています。

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)の歴史と制作秘話

1933年12月21日、約30分の新しい演劇スタイルのショートミュージカルが開始

1932年に、クリスマススペクタキュラーの会場であるラジオシティーミュージックホールが、9つのハリウッド映画「King Kong」「National Velvet」「White Christmas」「Mame」「Breakfast at Tiffany’s」「To Kill a Mockingbird」「Mary Poppins」「101 Dalmatians」「the Lion King」を上映した後、独自のユニークな演劇を上演したいという思いから、翌年の1933年12月21日から、このクリスマススペクタキュラーが上演開始となりました。現在の公演時間は約90分となりますが、開幕当初は約30分のショートミュージカルで、舞台の派手なクリスマス装飾やキャストを彩る衣装は、開幕当初からクリスマススペクタキュラーの見どころの1つとして人気でした。

振付師ラッセル・マーカート(Russell Markert)とロケッツのメンバーの練習の様子
開幕当時のクリスマススペクタキュラーは、制作者レオン・レオニドフ(Leon Leonidoff)とデザイナーヴィンセント・ミネリ(Vincente Minnelli)によって制作され、ザ・ロケッツの創設者でもあるラッセル・マーカート(Russell Markert)も振付担当として加わりました。ちなみにラッセル氏は、今ではすっかり有名となったハイキックダンスを作り出した生みの親です。
音楽は、指揮エルノ・ラペー(Ernö Rapée)によるパイプオルガン(Mighty Wurlitzer Organ)を使用したラジオシティ交響曲(the Radio City Symphony)に、オペラ歌手ジャン・ピアース(Jan Peerce)と劇団ザ・ロケッツ(The Rockettes)によるパフォーマンスでした。

The Rockettesはアメリカ国民を代表するミュージカル劇団に成長

1944年には、劇団ザ・ロケッツの原型である「ミズーリ・ロケッツ (Missouri Rockets)」が結成された土地ミズーリ州ブランソンのグランドパレス劇場にて、ラジオシティ以外では初となるクリスマススペクタキュラーの地方公演が行われました。この地方公演での大成功を収めたショーは、翌年から全米ツアーを開始し、第二次世界大戦中にはUSO(ユナイテッド・サービス・オーガニゼーション)に参加し、積極的に海外に渡っては軍事作戦資金を呼びかけるイベントや、戦時中の軍隊へ向けたイベントを開催しました。2001年のジョージWブッシュ大統領就任式では、リンカーン記念館前の階段を降りながら踊るパフォーマンスを披露しました。

冬季限定のクリスマスショーとしてアメリカで認知されたクリスマススペクタキュラーは、1980年に公演時間を約90分に変更毎日4公演を週7日で約4週間無休でこなすほど、その人気は国外にも知れ渡り、ニューヨークを訪れる観光客にも人気が浸透していきました。

世界最大規のLEDスクリーンを使用したザ・リビング・ネイティビティ(The Living Nativity)の公演の1部
1999年には、ラジオシティ・ミュージックホールの改装がされ、座席はどこから見ても舞台が統一に観えるよう工夫がされた最新式の座席配置に、会場全体にLEDスクリーンの投入を開始しました。タイムズスクエアに設置されている巨大な発光ダイオード(LED)パネル広告と同様のをLEDスクリーンは、幅91メートルに高さ10メートル、重量約23,000kgからなる世界最大規模で、世界最先端の8K解像度(スーパーハイビジョン)の映像を使用しています。現在のテレビや映画で使用されている映像技術は最大4K解像度の放送が通常となり、このスーパーハイビジョンを使用した映像は、高精細で立体感、毎秒表示可能なフレーム数とユニークなカラー技術による鮮やかさや臨場感で、より一層バージョンアップしたクリスマスショーを彩ります。

クリスマススペクタキュラーのメンバーは、36人のザ・ロケッツメンバーとその他ダンサーなど合わせて約150人出演者で構成されていますが、2007年に行われた第75周記念公演時には、約70倍の10,000人以上ものダンサーが参加しました。クリスマススペクタキュラーの公演内容や舞台デザイン、また女優リンダ・ハバーマン(Linda Haberman)による振付での再リニューアルしましたが、同年11月から翌年まで続いたアメリカで起こった全米脚本家組合ストライキ(2007–2008 Writers Guild of America strike)により、ほとんどのブロードウェイが一時的に閉まり、クリスマススペクタキュラー第75周年特別公演も、数公演のみ行い終了しました。それに伴い、第75周年特別公演はDVD化が確定し、現在では、Amazonなどのオンラインショップで購入可能となっています。

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)
2011年から舞台に3D映像も追加したクリスマススペクタキュラーは、現在クリスマスシーズンになると毎日5公演を週7日無休でこなす上演を約85年間以上続けています。クリスマスシーズンだけの公演だけでなく、地元ニューヨークのメイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレードやデトロイトで行われるアメリカズ・サンクスギビング・パレード、またロックフェラー・センターのクリスマス・ツリー点灯式でも、ニューヨーク伝統の1つとしてパフォーマンスを行うアメリカを象徴するミュージカルショーです。

劇団ザ・ロケッツ(The Rockettes)について

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)に出演するザ・ロケッツ
ダンス劇団ザ・ロケッツ(The Rockettes)は、1925年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスで「ミズーリ・ロケッツ (Missouri Rockets)」として結成され、セントルイスで初めて披露した後、ニューヨークのブロードウェイに進出します。その際に、劇場界の天才と呼ばれていたロキシー・ロサフェル(Samuel Roxy Rothafel)の目に止まり、ロキシーが所有していたロキシー・シアター(The Roxy Theater)に出演が決定、そこで劇団名を「ロキシエッツ(Roxyettes)」に改め、活動を開始しました。しかし、1933年にロキシーが新たにラジオシティミュージックホールを開場するのをきっかけに、オフ・ブロードウェイ「クリスマススペクタキュラー」のパフォーマーとして現在の「ザ・ロケッツ (the Rockettes)」へと改名しました。
1964年メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード(At the Macy’s Thanksgiving Day parade)でのロケッツ(The Rockettes)によるハイキックダンス(eye-high leg kick)
創設者たるラッセル・マーカート(Russell Markert)は、1907年~1931年に公演されたブロードウェイミュージカル「ジーグフェルド・フォリーズ(Ziegfeld Follies)」に出演した英国ダンス・グループ「ティラー・ガール(Tiller Girls)」を見て、「もっと背が高くて脚が長いアメリカ人の女の子たちが、複雑なタップダンスと目の高さのハイキックのダンスをすることができたら、全世界の男達をイチコロにできる!」と考えだしたのがきっかけでした。これが後に、ザ・ロケッツを代表するパフォーマンス「ハイキックダンス(eye-high leg kick)」を生み出します。このハイキックダンスは、彼女らのアイコンとして、全パフォーマンスで必ず行っています。

ザ・ロケッツによるクリスマススペクタキュラーのダンスは、クラシックバレエとヨーロッパにおける正統的な舞踊であったバレエを否定して、20世紀初頭に生れた新しい舞踊の形態であるモダンダンスを混ぜた踊りで、1933年のクリスマススペクタキュラー初演からなんと約30,000人もの女性がザ・ロケッツメンバーとして公演に出演しています。

冬期限定で行われるクリスマススペクタキュラーに対抗して春にラジオ・シティ・スプリング・スペクタキュラーが1997年まで開催されていましたが、その後春から夏へと公演期間を移し、2015年の夏よりニューヨークスペクタキュラーが開催されることとなりましたが2017年は開催されず、2018年から再開する予定です。

メンバーは一般人もオーディション参加が可能

毎シーズンのザ・ロケッツメンバーは、毎年春にラジオシティ・ミュージックホールで行われるオーディションで決まります。
応募は一般人からできる所が特徴で、誰でもオーディションに合格すれば、ダンサーにとって憧れのザ・ロケッツメンバーの一員になることができます。応募条件は、身長167cmから179cmの女性ダンサーに限り、基本スタイルのバレエ、タップダンス、モダンダンスそしてジャズダンスが必須となります。

毎年春に行われるザ・ロケッツメンバーを決めるオーディション
毎年約400人~500人の女性ダンサーがオーディションに集まり、2017年のオーディションには約418人のダンサーが、会場となるラジオシティ・ミュージックホールに駆けつけました。2017年度のロケッツメンバーの合格者はたったの36人で、合格率9%の難関なオーディションです。
クリスマススペクタキュラーと通常のミュージカルの異なる点は、主演となるトップスターがおらず、皆同様のポジションというところです。また、舞台では全員が同じ動きやタイミングでパフォーマンスを行うため、体型・骨格はほぼ同じ、顔さえはっきり見えない衣装もあり、その年によって毎シーズンどんなタイプのダンサーが選ばられるかは分かりません。

クリスマススペクタキュラーの会場ラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)

会場となるラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)
クリスマススペクタキュラーの会場であるラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)は、収容人数6,015人と全米最大級の劇場で、音楽の祭典グラミー賞やミュージカルアワードのトニー賞授賞式会場としても有名な祭典ホールです。
マンハッタンの中心、ロックフェラーセンター内にありますので、 クリスマスの時期はこのショー観た後に、世界最大のクリスマスツリーやスケートリンクを見物したり、 サックスフィフス、カルティエ、ティファニーなどが軒を連ねる5番街でのウインドーショッピングを楽しんだりと、ニューヨークならではのクリスマスを満喫することができます。

ラジオシティ・ミュージックホール鑑賞ツアー(Radio City Stage Door Tour)

ラジオシティ・ミュージックホールについてもっと知りたい方には、毎シーズン約23,000人もの参加者が募るラジオシティ・ミュージックホール鑑賞ツアーがお勧めです。ラジオシティ・ミュージックホールの歴史や建築について学べるだけでなく、ステージの裏側やザ・ロケッツメンバーと対面することもできます。名誉あるロケッツメンバーに間近で会うことのできる貴重な体験ツアーです。

営業時間 毎日9:30AM~5PMまで
※30分ごとにツアー催行
所要時間 約75分
料金 大人 $26.95/名
小人(12歳以下) $19.95/名
シニア (62歳以上) $19.95/名
学生 $19.95/名
※学生は学生書が必須。

ご参加希望の方は、チケットはRadio City公式サイトチケットは公式サイトよりご購入いただけますが、あっとブロードウェイへお問い合わせいただければ、代行予約手配も承ります。
※以下お申込みフォーム内の「ご希望ミュージカル」から「ラジオシティ・ミュージックホール鑑賞ツアー」をご選択ください。

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)|動画紹介

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)|座席表

Radio City Music Hall の座席表

ラジオシティ・ミュージックホールの座席表

クリスマススペクタキュラーのキャストと制作スタッフ

キャスト

パフォーマー The Radio City Rockettes

制作スタッフ

監督・振付 Julie Branam
舞台デザイン Patrick Fahey
衣装デザイン Gregg Barnes
Frank Krenz
Martin Pakledinaz
照明デザイン David Agress

クリスマススペクタキュラー(Christmas Spectacular)の感想|口コミ情報

  1. お勧めのミュージカル
    |

    やっぱりこの時期といえばですね。昨年は直前すぎて割引チケットが売り切れてたので、
    今年は前もって購入しました。お陰様で良いお座席に座ることができ、
    安心して今年も観劇できました。ありがとうございました

    5
  2. ラブ★NYC
    |

    今年も待ってました~クリスマスのショーといったらこれですね♫
    毎年冬になったらニューヨークのこのショーだけは欠かせない!
    今回は初めて利用させていただきました。バウチャーチケットの印刷も十分です♫

    5
  3. みにゃこ
    |

    大好きなクリスマスソングと、綺麗なお姉さんが魅せる演技は最高です!
    すごいなああああ

    4
  4. けーちゃん 様
    |

    ずーっと楽しみにしていたクリスマススペクタキュラーショー!
    長年見たくて見たくてやっとのことで夢が叶いました。
    会場入りすると目の前に大きなクリスマスツリーが!可愛かった★
    グッズも可愛くて沢山かってしまいました。
    そしてなんといっても会場の広さには驚きました。3Dメガネでの映像も楽しくて、
    ロケッツの名物、ラインダンスも拝見することができました。
    どの舞台も本当に素敵で見て良かったと改めて感じました。
    また来年も見たい~★★

    5
  5. happylife
    |

    ミュージカル作品というよりも子供も楽しめるエンターテイメントの一つだと思います。踊りも豪快でとりあえず派手!さすがアメリカ!でしたね。冬にニューヨークへ旅行する方は是非お勧めのミュージカルです。

    4

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