こちらの演目は2020年1月5日に終演となりました。
Stage 42(地図)
上演時間:3時間(途中休憩1回あり)
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|基本情報
劇場:Stage 42 | 422 W 42nd St, New York, NY 10036(地図) |
初公演日 | 2019年2月11日:プレビュー 2019年2月21日:オープニング |
公演終了日 | 2020年1月5日 |
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|みどころ
3年振りにイディッシュ語版オフ・ブロードウェイとしてカムバック!
イディッシュとは ▶︎
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屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|ストーリーあらすじ
舞台は、19世紀末帝政ロシアが支配をしていたウクライナにあるユダヤ人コミュニティー「シュテットル」。
この村に住むユダヤ人は、過半数がしきたりを重んじる敬虔なユダヤ教徒で聖書とラビの教えに従って戒律を守り、ロシア人ともうまく付き合っていました。その中の一人、牛乳屋を営むユダヤ人のテヴィエは、貧しいながらも5人の娘と妻と家族団欒の幸せな日々を過ごしていました。テヴィエは自分の娘たちの幸せを願い裕福な結婚相手を見つけるため、娘たちの知らないところで、仲人女イェンテを雇い結婚相手を探していました。
そんなある日、仲人女イェンテが、テヴィエの長女ツァイテルに肉屋を経営しているお金持ちのラザールとの縁談を持ってきます。父テヴィエは、将来が安定している職業に就くラザールをツァイテルに勧めますが、実はツァイテルには、幼馴染で仕立て屋の恋人モーテルという存在がいました。彼らのしきたりでは、結婚の決定権は本人ではなく父親にありますが、モーテルは貧乏で気が弱く、なかなか父テヴィエに結婚を申し出る勇気がありませんでした。しかし、ツァイテルとラザールのお見合い話を聞きつけたモーテルは、ついに、父テヴィエに結婚を申し出ました。2人の仲睦まじい姿を見せつけられた父テヴィエは、仕方なく2人の結婚に同意することにしました。
日に日にユダヤ人に対する弾圧が強まっていた頃、次女ホーデルは、村の大学を出たばかりの急進派の青年パーチックと出会い、2人は恋に落ちます。しかし、間もなくして革命軍に入っていたパーチックは政府軍に捕まり、シベリアに流刑されることが決定しました。ホーデルはパーチックともにシベリアで生きることを決意し、故郷と自分の家族との別れを選びました。
次女と決別し、落ち込んでいた父テヴィエのところに、次は三女ハーバの話が舞い込んでいます。三女ハーバは、ロシア人の青年に絡まれているところをロシア人青年フョートカに助けられ、異教徒であるロシア人との恋愛はご法度と分かっていながらも、2人は恋に落ちてしまいます。勿論、これを耳にした父テヴィエは猛反対しますが、ハーバとフョートカは密会を続け、ついにハーバは家を捨てロシア正教会でフョートカと結婚をしてしまいます。たとえ愛する娘であっても信仰を譲れない父テヴィエは、家族に「ハーバは死んだものだと思え」と告げます。
その後、ユダヤ人コミュニティー「シュテットル」は、ロシア政府による退去命令が出され、残されたテヴィエ率いる家族は、離ればなれとなった娘たちとの思い出が詰まったこの地を去ることに…。
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|動画紹介
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|座席表
Stage 42 の座席表
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|豆知識
1965年のトニー賞で、ミュージカル作品賞を含む8部門を受賞
全リバイバル作品でもトニー賞ノミネート・受賞を獲得
西田敏行の主演でも知られる日本語版「屋根の上のヴァイオリン弾き」
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)|制作スタッフ
音楽 | Joseph Stein |
歌詞 | Sheldon Harnick |
台本 | Jerry Bock |
翻訳 | Shraga Friedman |
監督 | Joel Grey |
振付 | Staś Kmieć |
舞台デザイン | Beowulf Boritt |
衣装デザイン | Ann Hould-Ward |
照明デザイン | Peter Kaczorowski |
音響デザイン | Dan Moses Schreier |
屋根の上のバイオリン弾き 過去の公演情報
屋根の上のバイオリン弾きは、ブロードウェイにて、これまでに5度リバイバル公演が行われています。
ブロードウェイ初公演
1964年に初公演となった屋根の上のバイオリン弾きは、1970年の終演まで、3つの劇場を渡り歩きました。
劇場:Imperial Theatre | 249 W 45th St, New York, NY 10036(地図) |
初公演日 | 1964年9月22日:オープニング |
劇場:Majestic Theatre | 245 W 44th st, New York,NY 10036(地図) |
初公演日 | 1967年12月12日:オープニング |
劇場:The Broadway Theatre |
1681 Broadway,New York,NY 10019(地図) |
初公演日 | 1970年12月22日:オープニング |
第1回 リバイバル公演
劇場:Winter Garden Theatre | 1634 Broadway,New York,NY 10019(地図) |
初公演日 | 1976年12月28日:オープニング |
第2回 リバイバル公演
劇場:New York State Theater ※Lincoln Center |
20 Lincoln Center Plaza, New York, NY 10023(地図) |
初公演日 | 1981年7月9日:プレビュー 2016年12月20日:オープニング |
公演終了日 | 2016年12月31日 |
第3回 リバイバル公演
劇場:Gershwin Theatre | 222 W 51st St, New York, NY 10019(地図) |
初公演日 | 1990年11月18日:オープニング |
第4回 リバイバル公演
劇場:Minskoff Theatre | 200 W 45th St, New York, NY 10036(地図) |
初公演日 | 2004年2月26日:オープニング |
第5回 リバイバル公演
劇場:Broadway Theatre | 1681 Broadway, New York, NY 10019(地図) |
初公演日 | 2015年11月20日:プレビュー 2016年12月20日:オープニング |
公演終了日 | 2016年12月31日 |
屋根の上のバイオリン弾き(Fiddler on the Roof)の感想|口コミ情報
ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」に関する皆様からのご感想を紹介しております。
ご帰国された後にでもご一筆を賜れますと幸いです。口コミのコメントはリアルタイムに反映されます。皆様からの評価、コメントをお待ちしております。
ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の総合評価
このミュージカルの口コミ
日本で市村正親さんがテヴィエ役を務めたときに観劇した作品のファンです。
今回たまたま見つけて英語もわからないんだから、イディッシュ語?でもいいやと思って、挑戦しました。
話の流れがわからない方には厳しいかもしれませんが、
日本で舞台を観ていたので、ある程度ついていけ、本場のレベルの高さを感じることが出来ました。
また日本公演もあるといいな~
ミュージカル好きなら一度は見ておきたい作品です。
日本では何度も舞台を観劇したことがありますが、
今回初の海外&イディッシュ語ということで胸が高鳴っています。
すごく楽しみです(*´ω`*)
日本で舞台を拝見したことがあります。
内容を知っていたことも有り、今回思い切って王道ミュージカルではなくこちらの作品を観劇しました。
こちらのページでもご紹介がありましたが、
イディッシュ語で劇がすすんでいくので完全に異空間の世界観に引き込まれました。
字幕での説明もあるのですが英語なので、
見に行かれる方は必ず予習をしていかれた方がいいと思います!(英語が堪能の方には不必要かと思いますが..)
一番の見どころをダンスです。日本人には表現のできない演出が非常に新鮮で良かったです。
ヤマトナデシコ
日本で市村正親さんがテヴィエ役を務めたときに観劇した作品のファンです。
今回たまたま見つけて英語もわからないんだから、イディッシュ語?でもいいやと思って、挑戦しました。
話の流れがわからない方には厳しいかもしれませんが、
日本で舞台を観ていたので、ある程度ついていけ、本場のレベルの高さを感じることが出来ました。
また日本公演もあるといいな~
東京在住
ミュージカル好きなら一度は見ておきたい作品です。
日本では何度も舞台を観劇したことがありますが、
今回初の海外&イディッシュ語ということで胸が高鳴っています。
すごく楽しみです(*´ω`*)
KANEMURA.K
日本で舞台を拝見したことがあります。
内容を知っていたことも有り、今回思い切って王道ミュージカルではなくこちらの作品を観劇しました。
こちらのページでもご紹介がありましたが、
イディッシュ語で劇がすすんでいくので完全に異空間の世界観に引き込まれました。
字幕での説明もあるのですが英語なので、
見に行かれる方は必ず予習をしていかれた方がいいと思います!(英語が堪能の方には不必要かと思いますが..)
一番の見どころをダンスです。日本人には表現のできない演出が非常に新鮮で良かったです。