ミュージカル 米倉涼子主演 シカゴ(Chicago)チケットと観劇レポート

ミュージカル米倉涼子主演「シカゴ」感想

こんにちは、スタッフの水木です。今回、なんと日本の大女優:米倉涼子さんが2年ぶりに主演を務められる、ブロードェイ・ミュージカル「シカゴ」を観て参りました!
2019年7月1日から7月14日までの、2週間限定で米倉涼子さんが、主役「ロキシー」として舞台に立たれるという事で、テンションMAXで見に行ってきましたので、公開初日の様子を早速レポートしたいと思います。

ミュージカル「シカゴ(chicago-yonekura)について

名曲「All that Jazz」の様子
言わずと知れたロングラン作品である「シカゴ」は、初めてミュージカルを観る方に必ずおすすめしている作品です。他のミュージカルに比べて、シンプルな演出ではあるのですが、この作品の魅力は決して色褪せないと思います。

ミュージカル界の登竜門と言われる「シカゴ」は、主演を演じるキャストの入れ替わりが頻繁に行われることでも有名で、今までも数多くの女優が、この舞台を経て大女優へと育っていきました。米倉涼子さんが3回にもわたって本作品の主役にこだわるのは、そういった事情もあるのかもしれません。

本作品を観劇する前に、あらすじ、見どころなどを抑えておくと、更にミュージカルを楽しめます。詳しくは、詳細ページをご覧下さい。

米倉涼子主演「シカゴ」はアンバサダー劇場で公演中

アンバサダー劇場(Ambassador Theatre)

ブロードウェイ側から見た開演前の劇場前の様子
アンバサダー劇場は、7番街と8番街の間の、ウェスト49丁目沿いにあります。 ちなみに、本サイトを運営している「あっとニューヨーク」の店舗から、徒歩で10分ほどの距離にあるため、お客様を劇場まで案内する事もしばしば。観劇をした7月は、ちょうど外壁の工事が行われいて、目印であるセクシーな看板が見えずらいですが、劇場の壁一面には歴代の演者の写真がずらりと並んでいます。

住所:219 W 49th St, New York, NY 10019

アンバサダー劇場の歴史、内観、座席の並び方などについて詳しくは、劇場詳細ページをご覧下さい。
開演45分前の劇場の様子
公開初日という事もあって、開演の1時間ほど前から、TBSなど日本のテレビ取材班がカメラを回している姿を見かけました。想像していた通り、米倉さんを目当てに来られた日本人客を多く見かけて、また、彼女に渡すための花束を持っている人も多く見えました。

そして、これはチケットを販売した側だからこそ分かる事ですが、日本から観に来られる日本人と同じくらいアメリカに在住している日本人の方からも、多くの問い合わせを受けました。
同じ日本人として、海外に挑戦する日本人の姿というのは、やはり嬉しいものです。

今回の座席は1階オーケストラ席中央の最前列!

チケット券面 ORCHC BB 112 の見方:

1階オーケストラ 中央席のBB列(最前列)の112番
OrchestraCenter = 1階オーケストラ席 中央
BB列(最前列)のシート番号112

ミュージカルの座席の最前列は、終始首を上げての鑑賞となるためあまり勧めていないのですが、本作品に限っては例外です!

というのも、ほとんどの劇場は、オーケストラがステージの下で演奏をしている為に、ステージが高くなりがちなのですが、本公演「シカゴ」では、オーケストラがステージの上にいるために、ステージも低く作られており、最前列でも全く問題ありません。
まさに目と鼻の先で、劇を楽しむことが出来ます。

米倉涼子さんが目の前に!キャスト出待ち体験

もちろん、今回も出待ちをして参りました!米倉涼子さんをひと目みたいというお客さんがたくさんいる事は分かっていたので、公演終了後すぐに外に飛び出したのですが…。

米倉涼子さんが劇場から出てきた瞬間
すぐに外に出たはいいものの、こちらの写真を見ても分かるように、完全に人で埋まっていて、もはや写真を取るのも難しいほどの人だかりでした。

30分ほど待って、ようやく目の前に米倉さんが来た!と思ったら、大勢の人が押し寄せてきて、大女優を目の前にするも手が届かない状態に…。
サインが欲しい方は、カーテンコールの間に劇場を出て、外にある柵の前で陣取る事を強くオススメ致します。
スタッフ水木が撮った写真の中でのベストショット
かろうじて取れた左の写真だけでは、もはや米倉涼子さんかも怪しいレベルなので、このままではボスに怒られる、と完全に冷や汗が出ていたところに、神様(お客様)からの助けが!

なんと、最前列のチケットを弊社よりご購入いただいたお客様から、「良い写真が撮れたので、是非使ってください」と画像を提供していただきました!こちらの3枚の至近距離ショットが、お客様から頂戴した貴重な写真となります。この画像が無かったら今回のレポートは、果たしてどうなっていたことやら…(笑)公の場をお借りして、画像提供をしてくださった皆様に、大変感謝申し上げます!

※クリックして画像を拡大

米倉涼子さん主演「シカゴ」観劇後の感想まとめ

チケットをご案内させて頂く中で「米倉涼子さんは、全て英語でやられるんですか?」という質問を受けました。もちろん全て英語で行いますし、日本の活動ではあまりイメージが沸かないかもしれませんが、バレエで鍛えられた身体能力を生かして、歌も踊りも完璧にこなされています。

そして、シカゴの衣装は肌の露出が多く、割と際どいモノが多いのですが、米倉さんも背中が大きくあいたセクシーな黒のドレスを着て、演じられていました。

米倉涼子さんはヴェルマ役はなく「ロキシー」役

本作品を語る上で絶対に外せない2人の女性、「ヴェルマ」と「ロキシー」。愛人を殺してしまった「ロキシー」は、どちらかというと、頼りなく、可憐で小悪魔のような女性。それに対して、ヴェルマは元スターということもあって、自己主張が強く、たくましい印象を受けます。

ちなみに、映画版「シカゴ」では、ヴェルマ役をキャサリンゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)が、ロキシー役を、映画「ブリジットジョーンズ」出演で有名な、レネー・ゼルウィガー(Renee Kathleen Zellweger)が務めています。

日本での米倉涼子さんの、力強く、たくましく、凜とした女性の印象を考えると、どちらかといえば「ヴェルマ」の方が合っている、と思う方も多いかも知れません。しかし、いざ観てみるとコミカルなダンスや、豊かな顔の表情などで「ロキシー」役を完璧にこなされていたように思いました。また、差別的な意味ではなく、欧米のキャストに比べると、米倉さんが、小柄で華奢であることが「ロキシー」の魅力をより一層強めていたように思いました。幅広く役をこなせる女優さんである事を、改めて認識した瞬間でした。

米倉涼子さんの英語は努力の賜物

こうして記事を書いている私も、日本育ちで英語を勉強した身なので、やはり発音に関してはいつも苦労しています。米倉涼子さんの発音も、やはり欧米の演者と比べるとどうしても日本語英語に聞こえてしまう部分が正直なところ少しありました。
しかし、英語での「ジョークの間」などは完璧で、会場からもジョークを言うたびに笑いが起きていました。また、「ロキシー」役の設定上、地方の方言訛りのセリフがあったりするのですが、そのあたりをバッチリと演出されていて、今回の公演にあたって並大抵ではない努力とレッスンをされたのではないかと感じました。

米倉涼子主演の「シカゴ」は特別な演出がされている

もうひとりのメインキャラクター敏腕弁護士役:ビリー・フリンの「All I care About」
基本的には、全てを歴代の「ロキシー」どおりに演じていたのですが、所々で米倉さんが主役をするにあったっての変更が加えられていました。

ネタバレになりますが、殺人の様子を説明するセリフの途中で「きものを着て玄関まで見に行った」というセリフがあったり、膝をついて深々と”お辞儀”をする演出があったり。外国人から見たわかりやすい”日本”を表現する場面が所々ありました。

この演出が米倉さんの発案なのか、はたまた演出家の遊び心なのかはわかりませんが、「シカゴ」の長い歴史の中で確かに日本人が主役を務めた事を証明する、粋な演出だと思いました。

通常版シカゴ観劇レポも併せて読もう!

今回は米倉涼子さん主演のミュージカルシカゴについてレポートしましたが、別スタッフが通常版シカゴについて、作品の見どころ、劇場の楽しみ方、お得な割引情報など、さらに詳しくレポートしております。併せて是非ご拝読下さい。

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