ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」のチケット購入

舞台は治安の悪い貧民街、マンハッタンの北端エリア「ワシントン・ハイツ（通称ハイツ）」。

食料雑貨店を営む主人公のウスナビは、隣に住む自分が子供の頃から世話になってきた、老女クラウディアの面倒を見ながら暮らす青年。いつの日か両親の母国であるドミニカ共和国で自由な暮らしがしたいと夢を見ている。しかし貧乏暮らしのウスナビのそんな夢は叶うはずもなく・・・。

そんなある日、ウスナビの幼馴染のニナが、アメリカのトップ大学であるスタンフォード大学の1年生の学期を終え、地元へ帰ってきた。ニナはハイツのような貧民街から名門校に進んだ、皆のスターのような存在。彼女の両親は必死で学費を工面し、全てを捧げてニナをスタンフォードに送り出しているのだった。

所変わって、ウスナビが恋するヴァネッサが働くヘアーサロンでは、経営を巡って一悶着。また、ニナの両親の経営する店で働くベニーには大きな夢がある。

ニナは学校を続けられず、皆の期待に応えられなかったことに思い悩む。

みんなの思い出の場所は永遠にある訳ではなく、ハイツの中でも人間模様は変わっていき、馴染みの店のシャッターがどんどん降り始め辺りが寂しくなる中、自分も居場所を変えようと、ウスナヴィはある決断をする。