マイ・フェア・レディの代表曲「The Rain in Spain(スペインの雨)」レコーディング風景を公開!

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」のレコーディング

リンカーンセンター内にあるビビアン ビューモント劇場で公演が行われているオードリー・ヘップバーン主演の名作映画「マイ・フェア・レディ」のミュージカル。第72回トニー賞にノミネートされたキャストらが参加したブロードウェイ限定アルバムが2018年6月8日に発売され、オーケストラによる29曲の楽曲が詰め込まれたものになっています。そのアルバムの中に収録された「The Rain in Spain(スペインの雨)」のレコーディング風景が公開されたのでご紹介いたします!

「The Rain in Spain(スペインの雨)」について

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」は、ロンドンの下町生まれの花売り娘であるイライザが街で出会ったヒギンズ教授に、上流階級に相応しい貴婦人になれるように言葉遣いや教育をし、洗練された女性へと変身を遂げていく物語となります。訛りのひどいイライザの発音を治すために歌ったのが「The Rain in Spain(スペインの雨)」で、ロンドンのイーストエンド出身の彼女にとって難しい発音である「Spain(スペイン)」と「Rain(レイン)」を練習台として、話し方の特訓をするという重要な場面で歌われます。

左からヒギンズ教授役のハリー・ハーデン・ペイトンとエライザ役のローレン・アンブローズ イライザはコックニー訛りと言う独特な話し方をするのですが、特徴としては「ei」と「ai」の区別をつけることができず、「ザ レイン イン スペイン ステイズ メインリィ イン ザ プレイン」と通常発音するところ、イライザは「ザ ライン イン スパイン スタイズ マインリィ イン ザ プライン」と発音してしまうのです。つまり、曲中登場する「The rain in Spain stays mainly in the plain」はヒギンズ教授がイライザに与えた練習句であり、猛特訓の末、ようやく文を完璧に発音できるようになる、という印象的なシーンでもあります。

「The Rain in Spain(スペインの雨)」レコーディング風景

それでは、熱の込もったキャストたちによるレコーディング風景を動画でご覧下さい。動画の開始10秒後あたりから、キャラクターが憑依したかのような表情で歌い上げる姿は、さすがブロードウェイ・ミュージカル俳優と思わせる所です。

こちらの楽曲の収録にはエライザ役のローレン・アンブローズ(Lauren Ambrose)、ヒギンズ教授役のハリー・ハーデン・ペイトン(Harry Hadden-Paton)とピカリング大佐役のアラン・コーデュナー(Allan Corduner)が参加しています。 第72回トニー賞受賞は惜しくも逃しましたが、Lauren Ambroseは主演女優賞にHarry Hadden-Patonは主演男優賞にノミネートされていて、実力も抜群に備わっています。

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