ミュージカル キングコング(King Kong)チケットと観劇レポート 第一弾

ミュージカル「キングコング」感想

こんにちは!スタッフの水木です。
今回はボスのMr.Dと一緒に、最新ミュージカル「キング・コング」にご招待いただきまして、スキップしながら劇場まで走ってまいりました。最新技術の詰まった巨大パペットのキング・コングが目の前で観れるという事で、ユニバーサル・スタジオに行くような気分で観劇してきました!本作品の見どころや舞台演出、感想など詳しくご紹介したいと思います。

キング・コング(King Kong the musical)について

ミュージカル「キングコング」はアトラクション + 歌 + ダンスという感じで、ユニバーサルスタジオかディズニーのアトラクションに乗っているような、新感覚のミュージカルです。

なんといってもキングコングの表情がスゴイんです。瞬き、鼻で息を吸う感じ、吠えるときの口の動き、全体的な表情が驚くほどによく作られています。

とにかく音がでかいので要注意!小さいお子さんはびっくりしてお漏らししてしまうくらいの強烈な爆音が、スピーカーと重低音を効かせたウーハーを通じて、あちこちから飛び出てきます。

キング・コングのあらすじや舞台演出などについて、詳しくは劇場詳細ページをご覧下さい。

A LIVE ON BROADWAY
キング・コング全開のブロードウェイ劇場は、遠くから見ても何のミュージカルが公演されているかひと目で分かります。この劇場はあっとニューヨークのオフィスから徒歩2分のところにあり、「ミス・サイゴン」の期間限定公演が終わってからすぐに工事が始まり、次は何のミュージカルが入るのだろうと通るたびにわくわくしていました。

ある日ゴリラのシルエットがボン!と看板に出た時はとてもびっくり!どうやってキング・コングを舞台上で表現するのか、想像がつきませんでした。

ブロードウェイ劇場の見どころ

とにかくこの劇場は天井が高い!「ハリーポッターと呪いの子」が上演されているリリック劇場と同等、またはそれ以上に高いような気がします。

そしてその高い天井を見上げると、豪華な装飾がビッシリと敷き詰められていて、高そうなシャンデリアがあちこちに吊るされています。まるでホテルのボールルームのような雰囲気で、ゴールドを基調とした内装に、そこら中に吊るされたシャンデリアがさらに眩しく照らされています。

ブロードウェイ劇場(Broadway Theatre)

ホール、廊下、劇場、地下、色んなところに飾られている綺羅びやかなシャンデリア
ボードビル興行主のベンジャミン・モス(Benjamin S. Moss)によって1924年に建設された、ブロードウェイ沿いにある「ブロードウェイ劇場」(その名の通り)。

元々は映画館として営業していたこの劇場は1924年に創業し、5年も経たない内に世界大恐慌の煽りをもろに受けた、老舗劇場です。個人的には、ここで「屋根の上のバイオリン弾き」と「ミス・サイゴン」を観た事から、思い出深い劇場となっています。

住所:1681 Broadway, New York, NY 10019

ミッキーマウスの映画が世界で初めて上映された劇場という事でも有名なブロードウェイ劇場の歴史、建築スタイルなど詳しくは、劇場詳細ページに記載されていますので、是非読んで下さい。

大人の雰囲気が漂うバーカウンター

劇場というよりは高級ホテルのような雰囲気のバー
名の通り、ギラギラとしたブロードウェイの雰囲気がある劇場かと思いきや、全く逆で、落ち着いた雰囲気が特徴のブロードウェイ劇場。バーカウンターも大人っぽい雰囲気が漂っていました。

階段で1階と2階、それぞれのバーカウンターに立ち寄って、お決まりのビールを1杯いただく事にしました。お値段は$14。一般的なブロードウェイ劇場価格なので安くはないのですが、せっかくなので1杯いただく事にしました。

最新の照明・音響設備を体験できる

幕に照らし出されたキングコングのシルエット
2階席からステージ正面を向いたらこんな感じ。高い天井が売りのこのブロードウェイ劇場では、「キング・コング」公演のために天井から吊るしている照明と音響設備を、全て一新しています。

これがキングコング舞台化にあたってユニバーサルスタジオのアトラクションのような演出を実現するため一番お金をかけた部分となります。

キング・コング公式グッズ紹介

1階と2階にそれぞれ物販コーナーがあり、キングコングのTシャツを着たスタッフが販売していました。

キングコングの公式グッズ売り場
キングコングが正面で吠えているイラストが、ノートブック、ポストカード、ステッカーなどに印刷されています。個人的には、ポストカードがばらまき用のお土産にちょうど良いと思いました。

舞台中では、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングで暴れまわるという事で、エンパイアのキーホルダーなんかも売っています。個人的にはTシャツでなくて、フーディとかがあれば良いのにな、と思いました。商品のお支払いは、クレジットカード、現金払い、両方可能です。今回は自分へのお土産として、ノートブック($20)を購入しました!

今回の座席はココでした

チケット券面の見方:FMEZC D 110の場合

2階メザニン席Dの列の110番(中央席)
Front Mezzanine Center = 2階メザニン席 中央
D列(前から4列目)のシート番号110


正直言って、キングコングを見るための席!と言っても過言じゃないほど良い席でした。巨大キングコングは近すぎると見えにくいのですが、2階メザニン席からだと舞台全体が見渡せるので、キングコングを動かしている裏方の人たちの作業まで見えてとても面白かったです。

2階席から豪華シャンデリアを見上げる

この劇場で一番大きなシャンデリア
ブロードウェイでシャンデリアというと、皆さん「オペラ座の怪人」の物語に出てくるシャンデリアを想像されますが、ブロードウェイ劇場のシャンデリアの方が大きさ、豪華さ、デザイン、明るさ、全てにおいて格上です。

「オペラ座の怪人」のシャンデリアはあくまで小道具なので、近くで見るとそこまで大きくないのですが、こちらのシャンデリアは劇場の目玉として高い天井から客席を照らしています。

ミュージカル キング・コングを観た感想

遊園地アトラクションのような仕掛け

今回仕上がったこのミュージカルでは、これまでにない3Dの遠近感のある映像やレーザービームを使った新しい演出が数多く取り入れられています。

これはディズニーやユニバーサルスタジオに行ったことがある方でしたらお分かりの、「アトラクションに乗っている途中、2Dの画面に吸い込まれていくようなあの感覚」がダイナミックに目の前で体験できます。髑髏島(スカルアイランド)に船で向かうシーンでは、舞台が浮き上がり、背景の映像と動く舞台セットがとてもうまく組み合わせられて、2階席にいる自分も船に乗っているかのような錯覚に陥りました。

あらすじは映画の通りで非常にシンプルですし、英語が分からなくても、キングコングのあらすじを知らなくても簡単に理解できると思います。なので、初めてブロードウェイ・ミュージカルを観る、という人にも断然おすすめの演目です。

大改造した劇場で繰り広げられる大胆な演出

舞台上でコングを操作する黒子が10名、舞台裏で操作するスタッフも入れると約20名ほど
見どころは、キングコングがどうやってマンハッタンの街を走り回るか、そしてエンパイアーステートビルの100階まで駆け上がっていくのか、という舞台演出。舞台と背後のスクリーンに是非注目してみて下さい!

シルク・ド・ソレイユと同じ演出を使って、ジャングルの中のカエルのような化け物が息を殺すように天井から降りてきたり、動き回るテクニックなど新しい取り組みも見どころです。

また、左の写真で分かるように、舞台上で巨大コングを操作する黒子(およそ10名)にも注目です。

ミュージカル キング・コングの動画

ブロードウェイ・ミュージカル「キング・コング」の制作の様子の動画です。

綺麗、可愛い、歌が上手い、アン役のクリスティアーニ

ミュージカル劇場の座席番号
エンディングで、アン役を演じたクリスティアーニ・ピッツ(Christiani Pitts)が舞台に現れると、ド歓声中のド歓声。

それもそのはず。羨ましいとしか言いようがない黒人のパワーを備えたクリスティアーニの伸びのある歌声は、完全に観客を魅了していました。

あまりにも美しい彼女は、写真で撮ったら眩しすぎてうまく撮れませんでした…。もっと彼女について知りたい方は、クリスティアーニの公式サイトで彼女の写真や最新動画などが見れますので要チェックです。

古き良きニューヨークを上手く表現している

エンパイア・ステート・ビルディングが完成して間もない頃のニューヨークの町並みをうまく舞台セットにしており、さらに、当時の服装を再現してキャストが衣装としてそのまま着用していて、現代のニューヨークにいながら1930年代にタイムスリップしたような感覚になってワクワクしました。

また、全体で踊るシーンでは、ウエストサイドストーリーのような感じがしました。振付もシーンごとにアレンジされていて、似たような曲調や、繰り返しの部分なども含めて、見ていて全く飽きませんでした。

クライマックスは本当に見逃せない

ブロードウェイの劇場にいる事を忘れさせるようなユニバーサルスタジオ、ディズニー顔負けの迫力のクライマックス
終始、主演女優の美貌と歌声に釘付けになってしまうのですが、中でもクライマックスのシーンがオリジナル映画を超えるワンシーンとなっており、その迫力と勢いで目が離せませんでした!

動物を大切にする心、人を見た目だけで判断してはいけない、富や名声ばかりを追い求めるのではなく、何が正しいのか自分で考え、答えを出してそれを行動に移す、その大切さを再確認させてくれる舞台でした。

英語が分からなくてもとにかく楽しめるミュージカルといえば「キングコング」、是非みなさんもこのアトラクション体験型ミュージカルを試してみてください!

こちらは2018年11月の体験レポートですが、2019年3月にも別のスタッフがキングコングを観劇しています。違う視点と内容でキングコングを面白楽しくレポートしておりますので、是非そちらもお読みください!

あっとブロードウェイのミュージカルチケット ブロードウェイミュージカル 割引チケット 絶賛発売中!

ブロードウェイミュージカルのチケットを、日本にいながら日本語で、どこよりも安く速く安心してご購入頂けます

あっとブロードウェイでミュージカルチケットを買う
  1. 割引チケットを即購入・即確約
  2. ご購入後でもキャンセルが可能
  3. ご予約からご入場まで安心の日本語サポート