死後も世界中のファンから愛されて止まない「キング オブ ポップス:マイケル・ジャクソン」の半生を描いたミュージカル「MJ The Musical」。コロナウイルスの影響により開幕の日時が延期となりましたが、ステイホーム中にキャストが新しい動画を公開し、注目が集まっています。今回はその動画と本作品について、またミュージカルの発表に際し、日本ではあまり知られていない「マイケル・ジャクソン」という人物についても少し語らせて頂きます!
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃(Percy Jackson the Olympians, The Lightning Thief)作品概要
ミュージカル版は、2017年にオフ・ブロードウェイでの公演が決定し、同年のドラマディスク賞(オフ・ブロードウェイ作品におけるトニー賞のようなもの)を受賞しました。その後、シカゴでの公演を経て、2019年9月から16週間限定の特別公演として、堂々のブロードウェイデビューとなりました。
映画の予告編 >>
ミュージカル紹介動画 >>
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々のあらすじ
主人公のパーシー・ジャクソンは、ごく普通の高校生ですが、学校生活に慣れず、家に帰れば酒浸りの母の恋人が入り浸っており罵られ、うんざりした生活を送っていました。
そんなある日、学校の課外授業で、引率の先生が突然モンスターに変わり、「ゼウスの稲妻を返せ」とパーシーを襲ってきます。その事件をきっかけにパーシーは、自分が「海の神:ポセイドン」と「人間」の間に生まれた「神と人間のハーフ:デミゴッド」であることを知り、さらにゼウスの稲妻を盗んだ疑いで、神々から狙われていることを知ります。
襲い来る謎のモンスター達から逃れるために、デミゴッド専用の戦士訓練所に向かうこととなったパーシーですが、途中で冥界の神・ハデスの襲撃によって、最愛の母を亡くす事になってしまいます。訓練所で知り合ったルークスから、ハデスがゼウスの稲妻を盗んだ犯人であることを聞き、ハデスから稲妻を取り返し身の潔白を証明することが出来れば、母を生き返らせることが出来ることを教えてもらいます。
方法は一つ、ハデスの住んでいる冥界には死者の魂があり、クエスト(試練)を攻略することで、ゼウスの稲妻を取り返すというものでした。果たして、パーシーはハデスから稲妻を取り返す事ができるのか。最愛の母と再会する事ができるのか。パーシーのクエストへの大きな挑戦がここから始まります…。
本作品のあらすじ、注目ポイントなど詳しくは、以下の詳細ページをご覧下さい。
パーシージャクソンはロングエーカー劇場で公演中
ロングエーカー劇場(Longacre Theatre)
住所:220 W 48th St, New York, NY 10036
20世紀に名を馳せた建築家、ヘンリー・ハーツが手掛けた豪勢な内装を持つロングエーカー劇場の基本情報、創立者の生い立ち、劇場の建築については、詳細ページをご覧ください。
ロングエーカー劇場の特徴
今回の座席はココでした
チケット券面 MEZZO F 9 の見方:
MEZZO = 2階メザニン席 奇数列(ステージ向かって右側)F列(前から9列目)のシート番号F(通路から5席目)
「MEZZO」(Odd=奇数)という意味になります。係員にチケットを見せると席に誘導してくれるので、観劇前から心配する必要はありません。また、案内をしてもらう時に、劇場冊子PLAYBILLもGETしましょう。
英語で書いてあって読んでも…と思わる方も、冊子の真ん中のページに写真付きのキャスト紹介がありますので、観劇前に是非チェックしてみてください。
パーシー・ジャクソン公式グッズ(限定販売)
劇場限定のグッズ(一部公式サイトで購入できますが、日本へは配送できません)も是非お求めください。
定番のTシャツ($30)よりも、個人的にはワッペン3つセットがおすすめです。日本で安くて質のよいTシャツやトートバックをご購入いただき、アイロンでワッペンをつけることで、自分だけのオリジナルのグッズとしても楽しめます。また3つで1セットですので、ご同行者様とお揃いで(割り勘すればよりお得に)観劇の思い出の品としてお持ち帰り頂くことも出来ます。
観劇後の楽しみ方!キャストの出待ちを体験
今回の出待ちで印象的だったのは、主役を含む登場人物全員が出てきたこと、そして他の作品に比べてキャスト全員がかなり若かったことです。まだまだこれから活躍する役者さんなのかな?と思いながらも、迫力のステージを観た後だったので、全員のサイン入りが書かれたPlaybillは、ミュージカルの貴重な思い出の品となりました。
※クリックして画像を拡大
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々観劇後の感想まとめ
冒頭で述べましたが、今回は映画を観たあとでの観劇で、「どんなステージになるのか」という期待と共に、不安の要素もありました。というのも、実は観劇前に監督のインタビュー記事を読んだのですが、その中で「低予算でどこまでクオリティ高く作れるか模索した」という言葉を発見したからです。
今まで多くのミュージカルを観てきましたが、低予算を意識して作られた作品というのは初めてで、安っぽい着ぐるみばかりを観るのは嫌だな、、、と正直思っていました。
低予算ミュージカルの象徴?トイレットペーパーを多様
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々は、1人7役で演じられる
出演者全員が劇の終了時に挨拶をする「エンドロール」で気づいたですが、役者はなんとたったの7人でした。
それぞれの演者は、歌い方・衣装も全く変えて複数のキャラクターを演じていたので、エンドロールまで全く気が付きませんでした。そして後日調べて分かったのですが、実は7人で47人以上のキャラクターを演じていたんです。
1人で何役も演じることができ、声色も変わって、その場で気づかないほど、役にハマっているなんて、、、。何度見ても本場ブロードウェイのミュージカルはかっこいいなと身震いしました。
若者の葛藤を描いた青春物語
これは映画版のネタバレとなりますが、ゼウスの稲妻を盗んだ犯人は主人公の友達、デミゴットで、神々が支配している今の世界は間違っていると、稲妻を盗み混乱を招くことで、世界を壊そうとします。
ミュージカル版は少しストーリーは変わっていますが、最後は社会に不満が有るのならば自分から立ち上がってぶつからないといけないという強いメッセージで締めくくられます。主人公を含めた若者たちは神と人間の子供(デミゴット)であり、言い換えればどちらの世界にも入れない半端者です。時として間違った方向に進むこともありますが、自分の居場所を社会の中に作ろうとする彼らの姿に、コメディ要素はどこへやら、最後にはなぜか考えさせられている自分がいました。
「低予算」と聞くとマイナスに考えてしましますが、工夫に富んだ演出で逆に笑いに変えていますし、7役も演じている各役者の演技はまさに必見です。
ブロードウェイミュージカル 割引チケット 絶賛発売中!
ブロードウェイミュージカルのチケットを、日本にいながら日本語で、どこよりも安く速く安心してご購入頂けます
- 割引チケットを即購入・即確約
- ご購入後でもキャンセルが可能
- ご予約からご入場まで安心の日本語サポート